[過去ログ] 海未「ホノカ探し・・・?」 [無断転載禁止]©2ch.net (789レス)
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550: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)17:26 ID:2N4SwVUx(1/24) AAS
今日夜【ホノカ探し】は完結させます
551: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)19:45 ID:2N4SwVUx(2/24) AAS
4度目の同じ朝が来た

見慣れた光景、窓から見ても同じ動き

いつ終わるんだろうか・・・今まではそう思っていたかもしれない

けど、今日だけは違った
552: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:05 ID:2N4SwVUx(3/24) AAS
希「ウチね、別棟に逃げ込んだんよ」

希は突然話し始めた

希「別棟に逃げ込んだら何か使えるものがあるかも、そう信じて入ったんよ」

 「武器とか何か使えるものはパッと見た感じ見当たらなかった」

希は辛そうに右腕のアザを擦る
省7
553: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:06 ID:2N4SwVUx(4/24) AAS
希「ウチね、別棟に逃げ込んだんよ」

希は突然話し始めた

希「別棟に逃げ込んだら何か使えるものがあるかも、そう信じて入ったんよ」

 「武器とか何か使えるものはパッと見た感じ見当たらなかった」

希は辛そうに右腕のアザを擦る
省7
554: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:10 ID:2N4SwVUx(5/24) AAS
希「けど、朱色の子はウチを殺そうとした右手を降ろしていた」

 「朱色の子から殺気は感じられなかった。その一瞬だけでも、ただの少女だったように見えた」

 「多分、あの時朱色の子はこう呟いたんよ」

『ごめんね。私。助けたいあなた達』って
555: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:18 ID:2N4SwVUx(6/24) AAS
希「それから朱色の子は何かから逃げるようにその場を飛び出した」

 「それでウチは理解した」

 「絵里ちの言ってたヒントの【記憶】はアレだったんだって」

凛「あ...アレって・・・?」

希「私がつまずいて寄り掛かったんは、学校の石碑」
省2
556: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:33 ID:2N4SwVUx(7/24) AAS
希「多分朱色の子には何らかの【過去】が関係してると思うんよ」

 「それが、呪いを解く鍵になるかも・・・?って思っただけ。ごめんこんなこと」
557: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:36 ID:2N4SwVUx(8/24) AAS
海未「朱色の子が過去と関係してる・・・?」

昨日のことを思い出した

理事長室のタンスの中から過去の世界へと飛ばされた

けど、あの世界には何もなく朱色の子の罠だと思っていた

あの過去の世界はどうでもいい関係のない物なのか。さっきまでそう思っていた
省3
558: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:41 ID:2N4SwVUx(9/24) AAS
海未「希、実は私達こういうことがあったんです」

昨日の出来事を全て説明した

希「なら、筋が通るね・・・」

海未「え?」

希「実はね、その後結局ウチ殺されたんよ」
省3
559: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:50 ID:2N4SwVUx(10/24) AAS
花陽「じゃあ、これで分かったってことだよね....」

真姫「タンスの世界は罠だと思ってたけど」

ことり「そんなことはなくて、あの【過去】の世界が呪いを解くヒントになる.....ってこと」

私達のしていたことは無駄ではなく答えに近づくことをしていたんだ

そう感じることが出来ただけで身体に元気が蘇ってきた
560: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)20:55 ID:2N4SwVUx(11/24) AAS
今日の身体サガシのやる気はいつもと違っていた

探す場所を割り当て、ホノカが呼びに来るのを待っていた

どこか自分の中で穂乃果と絵里が帰ってくる・・・そんな気がしていた
561: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)21:01 ID:2N4SwVUx(12/24) AAS
ホノカ『私のカラダ...................探して.....?』ニヤアッ...

ホノカが頼みに来ても、もう誰ひとりとして動じるものは居なかった

全員が今日で終わらせよう。その覚悟を持っていたから

【0:00】

4日目の呪いが始まった
562: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)21:29 ID:2N4SwVUx(13/24) AAS
〜正面玄関〜

希「じゃあ、みんな?今日考えた通りにね」

私たちはそれぞれ自分に関係のある場所を探すことにした

その方が場所をよく知っていて効率が良かった

私が弓道場
省16
563: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)21:59 ID:2N4SwVUx(14/24) AAS
〜弓道場〜

穂乃果(海未ちゃんすごいね!!)

   (速いんだね〜!!)

   (穂乃果には出来ないな...)

射場の後ろを見つめ、穂乃果との会話を思い出していた
省16
564: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)22:19 ID:2N4SwVUx(15/24) AAS
〜アイドル研究部・部室〜

希「にこっち、いつも整理してないから探すの大変なんよ」

にこ「分かってるわよ....」

にこは背中越しに返事をした

希が部室Bを探し、私が部室Aを探していた
省23
565: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)22:43 ID:2N4SwVUx(16/24) AAS
にこ(言葉なんて無くても伝わる・・・か)

何故か、希の言葉がどっと重く感じた

希「だからさ、にこっち・・・?」

にこ「どうしたの....?」

振り返ると窓から差す月の光に照らされた希の顔があった
省16
566: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)23:07 ID:2N4SwVUx(17/24) AAS
〜放送室〜

凛「ことりちゃん......入るよ?」

ことり「う、うん・・・!!」

毎回朱色の子が現れる時、誰が放送をかけているのか・・・ずっと考えていた

ギィーッ....
省3
567: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)23:15 ID:2N4SwVUx(18/24) AAS
目の前に映っていた光景に私たちは度肝を抜かれた

マイクの前には机が置いてあり、その上に穂乃果の頭が置いてあるだけだった

目の前の殺風景な光景に私たちは吐き気を催した

どうやったらこんなことが出来るのか?狂気の沙汰だった

今、思い返せば私達の名前を予め知っていたし、放送の声も少しだけ似ている
省12
568: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)23:26 ID:2N4SwVUx(19/24) AAS
2人は放送が終わったのを機に、急いで穂乃果の頭に駆け寄った

ことり「穂乃果ちゃん!!」

穂乃果の頭をしっかりと抱えた

凛「穂乃果ちゃん……生きてるみたい………って生きてるんだよね」

近くで見ると穂乃果の顔はとても綺麗で肌は透き通っていた
省5
569: (もみじ饅頭)@無断転載は禁止 2017/08/03(木)23:38 ID:2N4SwVUx(20/24) AAS
希「さて・・・」

バタンッ

〜アイドル研究部・部室B〜

エリ『あら、戻ってきたの?』

不敵な笑みを浮かべていた
省19
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