[過去ログ] 【原発】原発情報4044【放射能】 (1002レス)
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556: (SB-iPhone) 2018/08/23(木)10:26 ID:j7s2tZO9(9/15) AAS
放射線防護策を策定 帰還困難区域避難解除へ
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp

福島民報
 政府は東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の避難指示解除に向け、帰還する住民らの放射線防護策を策定する。
解除が予定される地域で八月末から外部被ばく、内部被ばくなどの実態調査に着手し、年内に取りまとめる。
収集した科学的なデータを基に、帰還住民らの被ばく低減や安全対策につなげる。

 内閣府原子力被災者生活支援チームが二十二日の原子力規制委員会定例会で示した。今後、支援チームが中心となり復興庁、環境省、原子力規制庁と連携し放射線防護策を取りまとめる。
 外部被ばく状況を把握する空間放射線量率モニタリングでは、無人ヘリの高度を通常よりも三十メートル下げて五十メートルで詳細に調べる。
内部被ばくについては、舗装道路と未舗装道路で舞い上がるちり、ほこりを採取し、放射性物質が含まれていないかをチェックする。
 墓参りや花見など代表的な行動パターンで実際にどれくらい被ばくするかを専門家らが個人線量計を着けて把握する。
さらに、徒歩や自動車で移動した際、靴やタイヤに放射性物質などが付着しないかも調査する方針。

 政府は原子力規制委から放射線に関する科学的、技術的な知見の助言、評価を受けた上で防護策を福島県民に提示する。
個人線量計による被ばく線量の管理、相談窓口の設置、広報体制の強化などを軸に、県や関係町村などの意向を踏まえて具体策を取りまとめる。

 原則的に立ち入りが禁止されている帰還困難区域を巡っては、浪江、双葉、大熊、富岡、葛尾、飯舘の六町村が帰還困難区域内に再び住めるよう、
除染をした上で特定復興再生拠点区域(復興拠点)を整備し、四、五年後の二〇二二年春から二〇二三年春までの避難指示解除を目指している。

 これに先立つ二〇二〇年三月末にはJR常磐線の全線開通が予定されており、帰還困難区域にある双葉駅(双葉町)、大野駅(大熊町)、夜ノ森駅(富岡町)の駅周辺など一部地域の避難指示が先行して解除される見通しとなっている。

 政府は常磐線全線開通に伴う先行解除で、三駅周辺への立ち入りを事実上、自由にする規制緩和を実施する方針。このため、関係町村などからは帰還する住民や駅利用客らの被ばく線量の低減、安全確保を求める声が上がっていた。

 二十二日の規制委定例会で伴信彦委員は「放射線防護は生活に支障がないように被ばくのリスクをどこまで低減するかであり、数値目標を守ることが目的ではなく手段だ」と強調。
「帰還の意思を固めた人が、数値基準に振り回されないようにしてほしい」として科学的データに基づいた防護策を講じるよう注文した。

<政府が帰還困難区域で実施する調査>
(1)詳細な空間放射線量率モニタリング(外部被ばく調査)
(2)墓参りや花見などの代表的な行動パターンによる被ばく調査
(3)ちり、ほこりのダストサンプリング(内部被ばく調査)
(4)公共施設内に残された物の汚染度合い、分布状況の調査
(5)徒歩、自動車の実走による付着物調査
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