[過去ログ] 【原発】原発情報4023【放射能】 (1002レス)
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158: (北海道) 2018/03/04(日)20:55 ID:gH+VzlMw(1) AAS
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異聞風聞
原発被災者への責任
群馬県南東部の館林市にある「足尾鉱毒事件田中正造記念館」を訪れたことがある。
東武鉄道の館林駅から歩いて15分、武家屋敷など歴史的建造物が並ぶ中心部の一角にあった。
明治中期に始まった事件は日本の公害問題の原点と言われる。
増産に走る足尾銅山から鉱毒が流出し、栃木、群馬の県境を流れる渡良瀬川の下流域を汚染。
旧・谷中村は廃村となり、鉱毒を薄める遊水地を造った。
村民は立ち退きを余儀なくされた。
館内はそうした被害の状況をはじめ、政治家の田中正造が操業停止を求めて政府を糾弾した経緯を資料や写真で伝えていた。
「国策」や「経済」が優先され、そのひずみで故郷に住めなくなった人たちが多く出た。
東京電力福島第1原発事故と構図が似ている。
案内してくれたボランティアの女性が「東日本大震災以後、訪れる人が増えている。この問題は現代の公害、環境問題につながっている」と語った。
その言葉が印象的だった。
「3・11」がまた巡ってくる。
被災したり、原発事故に伴う福島県の避難者はなお5万人以上に上る。
廃炉もその道筋はみえない。
先週、原発事故の国会事故調査委員会で協力調査員を務めた科学ジャーナリストの添田孝史さんらが札幌市内で講演した。
新聞社の科学部記者出身の添田さんは津波対策がなぜ行われなかったかを中心に調査、執筆活動を続けている。
著書に岩波新書「原発と大津波 警告を葬った人々」、同「東電原発裁判」などがある。
被災者に必要なのは事実の究明と事故の責任を問うこと、十分な救済の3点だろう。
しかし添田さんは「いまだ真相は解明されたとは言えず、だれも責任を取っていない」と指摘する。
政府、国会、東電などの事故調査委員会が原因究明に当たったが、不明点が多いまま放置された。
過去の津波研究が進み、事故前に地震学者らが原発の危険性を指摘していた。
東電子会社も最大15b級の津波が到達すると試算していた。
ところがなされて当然の対策が行われなかった。
その無責任ぶりに暗たんとした気持ちになる。
当時の東電経営陣が、試算や危険性をいつ把握し、社内でどのような意思決定プロセスが働いたのかがはっきりしない。
東電や国は情報開示に後ろ向きで「地道な情報開示請求とともに、一連の裁判に真相解明の役割を求める以外に手段がないのが現状」という。
東電幹部らの刑事責任を追及する「福島原発告訴団」事務局長の地脇美和さんも講演した。
裁判の経過とともに福島県の子どもを対象とした甲状腺がん検査の問題点を指摘した。
この中でアイリーン・美緒子・スミスさんがつくった「水俣と福島に共通する10の手口」を紹介した。
夫で写真家の故ユージン・スミスさんとともに、水俣の被害を世界に伝えた人だ。
国や企業、学者らへの厳しい指摘である。
手口とは▽誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する▽被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む▽被害者同士を対立させる
▽データを取らない/証拠を残さない▽ひたすら時間稼ぎをする▽被害を過小評価するような調査をする▽被害者を疲弊させ、諦めさせる
▽認定制度をつくり、被害者数を絞り込む▽海外に情報を発信しない▽御用学者を呼び、国際会議を開くーという内容だ。
10といわずとも、森友学園への国有地売却問題など部分的に当てはまりそうな事例は数多い。
国民はとっくに見透かしている。
その自覚がほしい。
以上
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