[過去ﾛｸﾞ] ガールズ＆パンツァーで百合萌え 2輌目 (1001ﾚｽ)
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979(1): 2013/04/09(火)00:08 ID:4FwXdThQ(1/3) AAS
全国大会制覇で戦車道もしばらくお休み。
戦車道では友達ができたものの、やはりクラスではかなりぼっち気味の秋山は
日曜日の一緒のお散歩を西住殿におねだりするも「ごめん、こんどの休みは
実家に帰るから」と一言で断られてしまう。
「ひさしぶりにまほ姉ちゃんに会えるんだ」と嬉しそうなみほの瞳に不吉なものを
感じるも、何もできずに尻尾を巻いてすごすご帰る秋山。
日曜。久々に陸にあがったこともあり、戦車ショップに一人でいく秋山。
戦車グッズに手を伸ばしたところ、もう一人の客も同時に手を伸ばしてきて
触れてしまう。
「す、すみません」お互いが言う。顔をみるとそれはなんと黒森峰の副長エリカ
省11
980(2): 2013/04/09(火)00:14 ID:4FwXdThQ(2/3) AAS
「私もちょっとムキになりすぎたかもしれません」
秋山もあらためて考えてみると、エリカのあの態度は西住まほを思ってのことだったのだな、
と思い当たる。
もちろん自分に取ってのご主人様はみほであり、みほのためならFlaK38の水平撃ちの弾丸で
さえこの身で止めてみせる、と思っている秋山であったが、もちろんまほのことも尊敬して
いるし、あこがれの人であった。
エリカがまほのために尽くす気持ちも痛いほど分かる。
「ちょっと一緒にお茶でもどうかしら」少し表情の緩んだエリカが言った。
「も、もちろんいいでありますよ」秋山もいう。
こうして戦車がなければ交わることのなかった孤独な二人のデートが始まったのであった。
981(1): 2013/04/09(火)00:15 ID:4FwXdThQ(3/3) AAS
つづく
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