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葉鍵ロワイアル3作品投稿スレ8 (496レス)
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陽光
2006/12/31(日)12:13
ID:8ICLZxUz0(3/4)
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489: 陽光 [sage] 2006/12/31(日) 12:13:47 ID:8ICLZxUz0 強い少女だと思った。親友の事で鬼に呑まれてしまっていた自分とは比べ物にならないくらい、強い。 主催者さえ殺せば、もう自分は死んでも良いと思っていた。 鬼を抑え込んでいる制限と呼ばれている力が無ければ、自分はもう自我を保てないから。 再度、愚かな傀儡と化してしまうだけだから。 だけど―――今ならきっと、そうはならない気がした。それだけの強さを佐祐理が与えてくれた。 (貴之……俺は生を望んでも良いのか?) 心の中で親友に問い掛ける…………答えは無い。 だけど、決意はもう固まっていた。 自分の命はもう、自分の為だけにあるのでは無い―――生を諦める事など許されない。 「……ああ、こちらこそな」 微笑みながら、簡素な言葉を返す。 それ以上の言葉は必要無い……お互いの想いはもう十分に伝わっているから。 ふと浩之達の方へ視線をやると、浩之は春原に肩を貸していた。 「久しぶりだな、春原」 「ああ……無事だったんだね」 浩之も彼なりの葛藤があり、そしてそれに打ち勝ったのだろう。 もう彼の声は震えていなかった。 浩之は柳川の視線に気付くと、しっかりと頷いた。もう、大丈夫だと。 柳川は再び空を見上げた―――ほんの僅かの間に、陽の光は随分と輝きを増しているように見えた。 「―――!」 そんな時、何かが近付いてくる気配を感じ取り、柳川は気配のした方向へと目を向けた。 そちらからは、見知らぬ少女が一人と、少し遅れて別の少女が三人、駆けてきていた。 【時間:2日目11:30頃】 【場所:F-2】 http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1166029269/489
強い少女だと思った親友の事で鬼に呑まれてしまっていた自分とは比べ物にならないくらい強い 主催者さえ殺せばもう自分は死んでも良いと思っていた 鬼を抑え込んでいる制限と呼ばれている力が無ければ自分はもう自我を保てないから 再度愚かなと化してしまうだけだから だけど今ならきっとそうはならない気がしたそれだけの強さを佐祐理が与えてくれた 貴之俺は生を望んでも良いのか? 心の中で親友に問い掛ける答えは無い だけど決意はもう固まっていた 自分の命はもう自分の為だけにあるのでは無い生を諦める事など許されない ああこちらこそな 微笑みながら簡素な言葉を返す それ以上の言葉は必要無いお互いの想いはもう十分に伝わっているから ふと浩之達の方へ視線をやると浩之は春原に肩を貸していた 久しぶりだな春原 ああ無事だったんだね 浩之も彼なりの葛藤がありそしてそれに打ち勝ったのだろう もう彼の声は震えていなかった 浩之は柳川の視線に気付くとしっかりといたもう大丈夫だと 柳川は再び空を見上げたほんの僅かの間に陽の光は随分と輝きを増しているように見えた ! そんな時何かが近付いてくる気配を感じ取り柳川は気配のした方向へと目を向けた そちらからは見知らぬ少女が一人と少し遅れて別の少女が三人駆けてきていた 時間日目頃 場所
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