■長野式鍼灸治療法 2処置目の2■ (821レス)
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(1): にゃがの 2012/01/20(金)18:14 ID:kH7pp+8u(1/6) AAS
>>345
ご指名を受けたのでしゃしゃります!
私の経験を書きたいところですが、交感神経過緊張ではよく長野式
を使うのですが、交感神経機能低下の時は背部にお灸足す程度で、長野式
といえるほど特殊なことはしておりません。

軌跡はお持ちのようですので、ここで紹介する内容は、松本先生の著書から
抜粋したものです。長文になりますので、いったん切ります
347: にゃがの 2012/01/20(金)18:17 ID:kH7pp+8u(2/6) AAS
交感神経の機能低下の場合では、副交感神経が優位となっている。この
状態は、交感神経優位が長期に渡った後に生じることがあります。また
自律神経に影響のある投薬を長期間受けた後や、頭に怪我をしたあとに
この状態に陥るかもしれません。交感神経機能低下の臨床像は局所と
全身の両方にわたる兆候となるであろう。とはいえ、患者は、腰痛や
消化器の問題、全身的な不調などのうちいずれか1つしか訴えてこな
いこともある。

 交感神経がその機能を果たしていないと、副交感神経が優位となってきます。この状態は、毛細血管や脳の動脈の収縮を招いたり、消化器の活動が過剰になったり、副腎の疲労をもたらす。
348: にゃがの 2012/01/20(金)18:19 ID:kH7pp+8u(3/6) AAS
全身的症候〜Systemic symptoms〜

交感神経の低下状態の結果、副腎機能が低下したように見える状態とな
る。副交感神経優位の状態では交感神経優位状態の末期で、複雑な交感
神経優位による副腎の疲労状態を引き起こすかもしれない。その為、患
者は疲労感や腰痛、肩の痛み、全身的な筋肉の緊張を訴えるかもしれま
せん。その他の一般的な症状としては、汗が出にくい(手のひらを除いて)
、腰の冷え、腹が冷える、寒がりなどである。

 この状態での脈は、遅めで沈んでいる脈となる(沈遅脈)。患者は
汗がなかなかでない状態。また交感神経機能低下の患者では、脈拍が
遅くなく普通のこともある。これは、その人の本来の脈状が数脈気味
省10
349: にゃがの 2012/01/20(金)18:25 ID:kH7pp+8u(4/6) AAS
 この処置で重要になるのは、患者の交感神経機能が回復するまでは、
腹部の施術を避けると言うことである。これは腹部への施術は基本的
に交感神経機能を更に低下させてしまうからである(又は副交感神経
機能が亢進する)。もし腹部への治療が必要な場合は、治療によって
脈拍を上げたあとか、胸椎部の圧痛を取った後に腹部を治療するべき
である。

 脈拍を増やすのに1番良い経穴は小腸兪(Bl27)である。もし仙骨部
が冷えているようであれば、八?穴に灸頭鍼を加えると良い(仙骨孔
に入れるよう感じで刺鍼)。
 大抵の場合、胸椎部の兪穴と華陀穴は過敏となっていることが多く、
省16
350: にゃがの 2012/01/20(金)18:34 ID:kH7pp+8u(5/6) AAS
<心臓反応がある場合>
命門(GV4)の右華陀穴→左の天宗(Sl11)エリアの圧痛を取る
厥陰兪(Bl14)と膏盲(Bl43)へ膀胱経に沿って下向き45°の角度で刺鍼する。

<呼吸器の問題(気管の収縮を緩める)>
身柱(GV12)へ上向き45°
風門(Bl13)か肺兪(Bl13)と魄戸(Bl42)流注に従って下向き45°の角度で刺鍼する。

<頭痛と顕著な顔面・頚部症状>
陶道(GV13)と大椎(GV14)へ45°上に向けて刺鍼。
大抒(Bl11)は膀胱経の流注に沿って45°下へ向けて刺鍼

<胸骨の下部(心窩部)の緊張>
省10
351: にゃがの 2012/01/20(金)18:54 ID:kH7pp+8u(6/6) AAS
?は「お血」です
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