[過去ログ] 【深窓の】お嬢様、と呼ばれる人と肉体関係【変態】 [無断転載禁止]©bbspink.com (60レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
16: 2019/01/25(金)02:32 ID:3oYBan/B(1/6) AAS
その手紙には先日の楽しい会話への礼が、涼しげな便箋に流れるような達筆で美しく綴られていた
飲み会で会って話しただけで、丁寧な礼状を差し出すような知人の居ない俺はやや驚いた
短いながらも女性らしさの溢れる礼の後に追伸があり、映画を観に行き躍動的で力強い俳優の演技を見ながら貴方の事を思い出しました、とある
その意味がよくわからず、しばし狐につままれたように便箋を持ったまま、俺を見つめる彼女の黒目がちの目や、ややソプラノの声を思い出しながら考えていると急に、もしや、と思い彼女に電話をかけた

彼女のお姉さんと思われる、とても品の良く丁寧な女性にとりついでもらうと、彼女が嬉しそうな声で電話口に出た
先日の飲み会の話の後に、手紙の礼を言うと、彼女が大いに照れている様子が声からにじみ出ていた
もし良ければ今度一緒に出掛けませんか?と誘うと、彼女はすぐに快諾してくれた
17: 2019/01/25(金)18:27 ID:3oYBan/B(2/6) AAS
夜は女性を美しく見せる
白昼に同じ女性に会い、実は自分が勝手に美化をしていた事に気がつかされた事が何度か過去にあった
しかし、この社長令嬢は初めて会った夜のその美しさを全く損なう事なく、待ち合わせ場所に百合の花のように背筋を伸ばして現れた
日差しの強くなった初夏にふさわしい、白地に控えめな花柄のワンピースを上品に着こなす彼女は、俺に気がつくとはにかみがちに微笑みこちらへ歩み寄った
歩く度に揺れる悩ましい腰つきや胸元、育ちの良さを物語る白い肌、そして笑みをたたえた優しい眼差しに俺は柄にもなく笑みがこぼれてしまった

その時俺には2年ほど交際をしている恋人がおり、令嬢から手紙をもらった時はそ言うつもりがなかった
しかしこうして彼女を目の前にすると、そう言った後ろめたさや戸惑いがいっぺんに吹き飛んでしまうほどの感情が湧き上がってくるのを感じていた
18: 2019/01/25(金)19:20 ID:3oYBan/B(3/6) AAS
礼儀正しくしかしにこやかに挨拶を交わし、二人で歩き始め、二人の共通の趣味の展示会を見るために展示会場へ向かった

控えめでいながら、いつも笑顔を絶やさない素晴らしい令嬢との1日はあっという間にすぎてしまった
展示会の後、俺の提案で海までドライブに出かけ、夜には花火大会を楽しみ、彼女をお送りした

彼女の実家は豪邸と呼ぶにふさわしく、高い塀が張り巡らされ、やや奥まったところに母屋の二階が見える
俺は正面入り口から少し離れたところに車を停めた
別れの挨拶を言おうと、助手席の彼女の方を向くと、俺の目をじっと優しい眼差しで見つめ
「今日はとても楽しく過ごさせていただき、本当にありがとうございました」
と礼儀正しく、しかし心のこもった声で言った
「こちらこそ、貴女にお会いできてとても嬉しかったです」と言うと、彼女はとても嬉しそうにはにかんで微笑んだ
今までの人生の中で最高の女性に出会った気がし、俺は彼女をじっと見つめながら顔を近づけると唇に軽くキスをした
19: 2019/01/25(金)19:53 ID:3oYBan/B(4/6) AAS
短いキスを終えて離れると、お互いに見つめ合いまた軽くキス
彼女とのキスは俺を有頂天にさせ、心の昂りに任せてささやき合いながらこれを幾度となく繰り返すと、彼女は色っぽい溜息を漏らしながら嬉しそうにそれに応じる
たまらなくなり彼女の腰から太ももを優しく撫でると、キスの合間に俺を見つめ「あぁ・・、悪い人」と甘えるように言いながらキスを繰り返した
二人の燃え上がる感情に歯止めが利かなくなりそうになった時、彼女は俺の胸に優しく手を当て
「ごめんなさい、もっとご一緒したいのですが、帰らないと両親が心配しますので、今日はこれで失礼します」
と申し訳なさそうに言った
「そうですね、分かりました。またお会いできますか?」
と聞くと、彼女は嬉しそうに
「はい、またお会いしたいです。お休みなさい」
と答え、車から降りて行った
20: 2019/01/25(金)21:41 ID:3oYBan/B(5/6) AAS
数日して彼女から手紙が届き、先日のデートへの丁重な礼が述べられ、またお会いするのを楽しみにしています、と結ばれていた
デートの別れ際の蕩けるようなキスを思い出し、すぐに電話をかけると、両親が数日旅行に出かけ一人では淋しいので、「良ろしければ遊びにいらっしゃいませんか?」と訊かれた
仕事の都合があるので金曜の夜でも構いませんか?と言うと、「ではご夕食をお作りしてお待ちしています」と彼女はしおらしく言った
大邸宅で可憐な令嬢と二人きりで夕食を共にできることに、俺は期待を膨らませた
21: 2019/01/25(金)22:01 ID:3oYBan/B(6/6) AAS
金曜日は残業がないように気を配り、早朝出勤をして早目に仕事を切り上げ、令嬢に会いに行った
先日とは打って変わり、落ち着いた紺色のワンピースを着た令嬢に礼儀正しく玄関口で迎えられると、20畳はあろうかと言う大きなリビングに通され、「お飲み物は何がよろしいですか?」と訊かれた
レストランならともかく、プライベートで妙年の女性からこう言う丁重なもてなしを受けたことのない俺はやや驚きながらも嬉しくなり「ビールをお願いします」と応えた
お酌してもらった冷えたビールを飲みながら、笑顔を絶やさない令嬢と少し会話を楽しむと、彼女は「もしよろしければ、お客様用のお部屋がありますから、お泊りになっていらしてください」と言う
夕食後は、それほど遠くない友人宅へ厄介になるつもりでいた俺だったが、こちらの気持ちを見透かしたような申し出を断る理由もなく、ありがたく厄介になることにした
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.166s*