[過去ログ] 毎日新聞は医師の敵11 (911レス)
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(1): 2009/06/29(月)13:01 ID:dHuPn2n+0(2/6) AAS
がんを生きる:/37 記者の目・根本毅 「患者には時間ない」 /大阪
◇通算104回 地域格差、治療費、課題なお多く
外部リンク[html]:s01.megalodon.jp

 28年前、父方の祖母ががんで死んだ。中学1年の夏休みだった。すぐに父の実家に車で向かったと思う。
鮮明に覚えているのは、無言でハンドルを握る父の険しい横顔と、いつもよりスピードが出ていて感じた怖さと不安。
私にとって初めての身近な死、そしてがんだった。
 月1回以上は、家族でおばあちゃんちに遊びに行っていた。だが入院してからは、私と妹は1度見舞っただけで会わせてもらえなかった。
闘病中の姿は見せない方がいいと、両親が判断したのだろう。まだ緩和ケアやホスピスなんて知られていない時代だった。
 当時を思い出したのは、がんを患った男性(当時57歳)をホスピスで取材した時のことだ。すい臓がんが再発し、他にも転移していた。
苦しい抗がん剤治療をやめ、ホスピスで過ごすと決めた理由を聞いていると、話は男性の父親の死に及んだ。
 「父は肺がんで、95年3月に亡くなった。入院中、月に11回ぐらいは見舞いに行ったが、人間とは思えない姿だった。
おむつをして、声を出してずっと体を揺すっている。見舞い中の1、2時間でも、見るに堪えなかった」
 男性自身もがんで終末期を迎え、「延命治療にどういう意味があるのか」と自問自答した。「父を思い出す時、
どうしても苦しんでいた姿が浮かぶ。残される者にとっても、ああいう姿はつらい。苦しむ姿は家族に見せたくない」。
そう考え、ホスピスに行こうと決めたという。
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