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イタリア語を教えてください 16 (1001レス)
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983
: 2011/06/19(日)22:41
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983: [] 2011/06/19(日) 22:41:59.24 前置詞のあとにくる格が対格に統一されるような傾向などラテン語にはない。 複数対格形はあくまで西ロマンス諸語にしか残っておらず、イタリア語には全く その痕跡を残さない。 西ロマンス語でその複数対格形が残った理由は、中世フランス語の二格体系を見れば分かる。 つまり単数制格 murs - 単数被制格 mur; 複数制格 mur - 複数被制格 murs 要するに語末に -s があるかだけの区別に大幅に格語尾が縮約されている。 いくら二格体系を残しているといっても、やはりいろいろな格語尾が存在すること自体は 面倒に感じられたのは疑いないが、かと言って上のような体系では冠詞がないと 数・格の特定が困難になってくる。 だから単数では結局被制格が勝利し、複数形が語尾 -s を最終的に勝ち取った。 一方でイタリア語やルーマニア語など東ロマンス諸語ではそんな問題など一切生じていない。 そもそも対格の象徴たる語尾 -m が口語では紀元前後にはほとんど失われつつあった状況で、 明確な対格という概念が(主格や奪格と同形になってしまう状況下で)維持されていたと考える には辻褄の合わない現象が多すぎる。 名詞の対格由来説は明らかな間違い。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gogaku/1284266789/983
前置詞のあとにくる格が対格に統一されるような傾向などラテン語にはない 複数対格形はあくまで西ロマンス諸語にしか残っておらずイタリア語には全く その痕跡を残さない 西ロマンス語でその複数対格形が残った理由は中世フランス語の二格体系を見れば分かる つまり単数制格 単数被制格 複数制格 複数被制格 要するに語末に があるかだけの区別に大幅に格語尾が縮約されている いくら二格体系を残しているといってもやはりいろいろな格語尾が存在すること自体は 面倒に感じられたのは疑いないがかと言って上のような体系では冠詞がないと 数格の特定が困難になってくる だから単数では結局被制格が勝利し複数形が語尾 を最終的に勝ち取った 一方でイタリア語やルーマニア語など東ロマンス諸語ではそんな問題など一切生じていない そもそも対格の象徴たる語尾 が口語では紀元前後にはほとんど失われつつあった状況で 明確な対格という概念が主格や奪格と同形になってしまう状況下で維持されていたと考える には辻の合わない現象が多すぎる 名詞の対格由来説は明らかな間違い
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