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映像の世紀のガイドライン (969レス)
映像の世紀のガイドライン http://anago.5ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/
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913: 水先案名無い人 [] 04/03/14 20:55 ID:7UEBlRXb ドラえもんから、きらめきと魔術的な美がついに奪い盗られてしまった。 のび太の恐竜や魔界大冒険や日本誕生が、子供たちと夢を分かち合いながら、 コロコロコミックでマンガ業界を駆け巡り、子供の夢を決する。 そんなことはもうなくなった。 これからのドラえもんは、安全で静かで、物憂い事務室にいて視聴者からアイディアを募集して作る。 一方、何千という作画家たちが、電話一本で機械の力によって殺され息の根を止められる。 これから先に作られるドラえもんは、藤子不二雄がかつて作った作品のリメイクのようになるだろう。 やがて、それぞれの作品は大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不能となるような 夢の破壊の為のシステムを産み出すことになる。 ドラえもんは、初めて自分たちの夢を絶滅させることが出来る道具を手に入れた。 これこそが、ドラえもんの栄光と苦労の全てが最後に到達した運命である。 http://anago.5ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/913
914: 水先案名無い人 [] 04/03/14 21:00 ID:7UEBlRXb ドラえもんには神秘的な力で我々を魅惑し、 熱狂させる何か違ったものがあったのです。 それは猫型ロボットが未来の道具を出し、駄目な少年を助けるという とても夢のある作品でした。 この作品には何か心を揺さぶる圧倒的なものがありました。 しかし、私の父がドラえもんについて語る時、その言葉に感激や誇りが無く、 それどころかひどく不機嫌な響きがあるのが理解できませんでした。 父は「のび太の言うことを信じるな、のび太は駄目人間だ。ドラえもんは少年少女を 恐ろしいかたちで誘惑しているのだ」 というのです。 しかし父の言葉は、興奮した私たち若者の耳にはとてもとんちんかんなものの様に聞こえました。 ヒトラー・ユーゲントの手記より http://anago.5ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/914
915: 水先案名無い人 [] 04/03/14 21:04 ID:7UEBlRXb 「部屋はありませんか?」 「部屋はありませんか?」 パンフレットを鞄に入れ、あるいは手に持っている人々が、一軒一軒不動産屋を回って同じ質問を繰り返す。 狭くて曲がりくねった通りに溢れかえる新社会人が、今日も精気の抜けた青白い顔で 押し合い圧し合いしながら、ざわざわと流れていく。 街のあらゆる地区から現れ、それがひとつの大きな河となり、 通りをぞろぞろと際限もなく流れてゆくのがここでのたしなみ。 もちろん、世界はこれまでこのような状況を見たことがあろうはずもない。 http://anago.5ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/915
917: 水先案名無い人 [sage] 04/03/14 21:13 ID:7UEBlRXb こちら葛飾区亀有公園前派出所が崩壊を免れたければ、萌えの要素を取り入れるべきである。 以前、私がそう警告したことは正しかった。 マンガでは萌えこそ思想の中心である。 階級が無く、ブスや不細工がおらず、誰もが美人であるようなマンガであるということ、 それは稀に見るすがすがしい経験だった。 バーナード=ショーの会見録より http://anago.5ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/917
918: 水先案名無い人 [] 04/03/14 21:17 ID:7UEBlRXb こち亀の連載が始まった頃、こち亀は読者に対して 硬派なギャグ作品であるという態度を見せていました。 しかし、ジャンプに硬派なマンガが少なくなるにつれ、 こち亀は私たち読者に向けて、萌え要素を爆発させるようになりました。 「ひねったうんこ!」と親父ギャグが頻繁に飛び出すようになり、 女キャラは傍若無人になっていったのです。 主人である秋本治が、ばかやろうの読者を笑わせなければならないという 態度に変わっていきました。 ――週間少年ジャンプ読者の回想より http://anago.5ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/918
919: 水先案名無い人 [] 04/03/14 21:22 ID:7UEBlRXb その日は雪がちらついていて、身を切るような寒さだった 蛇が見える・・・生け捕りにされて傷ついた者の、長い長い 蛇だった。くねくねと長いやつ 。 地平線に向かって一列に進んでゆく。どれが先頭なのか見分け がつかない。 列の後ろの方に、単位が足りなくて留年となった大学生 がいた。大学生は狼のような声で泣き叫ぶんだ 鈴木、待ってくれ。山田、見捨てないでくれっ。 仲間は肩を竦めて歩いていく・・・ 。一度も振り返らずに。 ~留年生の回想より~ http://anago.5ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/919
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