[過去ログ] 【連載小説】 俺だけすっぱだか!? (826レス)
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(7): XDS 2007/05/03(木)23:02 ID:yFQyQ3hT0(1/16) AAS
人気アイドル良平、十七歳。
一週間、他のスケジュールを空けて南の孤島で取り組む写真集の撮影。
それが実はヌード写真集の撮影だということは、その島に渡るまで彼には知らされていなかった…。

船便の欠航で、マネージャーが渡島できないまま、10数人のゲイのスタッフに委ねられる良平の若い躯。
そこで、繰り広げられるのは、羞恥の限界をはるかに超えた熾烈な体験だった。
2: XDS 2007/05/03(木)23:04 ID:yFQyQ3hT0(2/16) AAS
その写真集の撮影の話を聞いたのは、2月の中旬。
事務所のロビーで、ファンの女の子たちからのバレンタインのプレゼントに目を通している時
だった。

俺は佐藤良平、十七歳。
二年前に原宿でスカウトされてからこの事務所に所属し、ティーン向けのファッション誌のモデル
をしながら、最近では、民放の連ドラにも脇役で進出している。

丸顔で少し垂れ目な容貌から、「小池撤平二世」などと称される俺だけど、歌はからきしダメ。
彼のようなCDデビューは無理だろう。
そんな俺だけど、最近は演技の面白さにも、少し目覚めつつある。
出番は多くないけど、秋からは月9で、ヒロインの弟役にも抜擢されている。
省12
3: XDS 2007/05/03(木)23:05 ID:yFQyQ3hT0(3/16) AAS
「佐藤良平〜 Timeless Heaven」

写真集のタイトルが決定した六月半ば。
俺は撮影のチーム8人のメンバーと一緒にロケバスに乗り込んだ。

撮影は一週間の予定で、事務所所有の軽井沢の別荘を拠点に、ティールームのテラスや、
一面の花畑の中で行われるらしい。
「高原の王子様」をコンセプトに、思いっきり女の子受けする写真集にするということだ。
俺としては海外ロケにバンバン行ってゴージャスな写真集の方がいいな、と思ったけど、
新人が贅沢を言えないよな。

カメラマンの後藤さん、照明の市川さん、進行の吉田さん。
みんな、親切そうな人たちで、ほっとした。
省2
4: 2007/05/03(木)23:07 ID:yFQyQ3hT0(4/16) AAS
「高橋さんは午前中、別件の仕事があって、合流遅れるそうです。」
進行の吉田さんから、そう説明があって、俺たちは、先に軽井沢に出発することになった。

別件? 俺は少し奇妙に思ったが、最近は、他の新人のマネジメントも掛け持ちでやっている高橋さん。
地方ロケへ一週間まるまる同行するのはきっと難しいのだろう。

知らない大人たちに囲まれて、少し不安な俺だったけど、撮影隊の人たちはみんな優しくて、
行きのバスの中で、すぐに打ち解けることが出来た。

「良平は週何回、オナるの?」 「もう女知ってるの?」
やたら、下ネタが多いのには閉口するけど、こういうトークも男どうしのお近づきって奴だろう。
ドラマの撮影と重なって、修学旅行に行けなかった俺にとって、ロケバスの中は、疑似修学旅行
みたいに感じることが出来た。
省13
5: 2007/05/03(木)23:09 ID:yFQyQ3hT0(5/16) AAS
気がつくと、俺は、薄暗い部屋の中でうつぶせで寝ていた。
遠くで波の音がした。波? なぜ?  俺は…。

視線の先に丸い窓があり、そこから夕焼けの空が見える。今、何時だろう?
携帯を見ようとポケットを探ったが、右手の指にはひっかからない。 
おかしいな。
ポケットを覗き込もうと、視線を自分の腰に移した俺は驚愕した。

「な…!?」

携帯どころか、俺は何も身につけていなかったのだ。
なぜだかわからない。俺はまったくの全裸なのだ。

バスに乗り込んだ時に着ていたパーカー、白いシャツ、チノパン、そしてボクサーブリーフ。
省9
6: 2007/05/03(木)23:14 ID:/4V0u46q0(1) AAS
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省19
7: 2007/05/03(木)23:19 ID:Tw6ka815O携(1) AAS
801板でやればいいのに…
8: 2007/05/03(木)23:23 ID:zV6p7MDm0(1/2) AAS
もしかしてこのスレ「ハッテン場って見学だけできないの?」スレの
俊介と由美子の話に影響されて立てた?
9: XDS 2007/05/03(木)23:23 ID:yFQyQ3hT0(6/16) AAS
すっぱだかのまま、室内でうろつく俺が、窓ガラスに映る。
胸板に夕陽があたり、オレンジ色に浮かび上がっていた。

ああ、この場に小さなタオルの一枚でもあったならば…。
部屋から出て、ここがどこかを確認できるのに。
だが、全裸の俺には、それすらも許されない。
世間に少しは顔を知られ出している俺が、オールヌードを他人に晒すわけにはいかない。

「気づいたみたいだね」

ところが、そんな俺の戸惑いをよそに、いきなりドアが開かれた。
ドアの向こうから、入ってきたのは、カメラマンの後藤さんだった。
「よく寝ていたよ。おっと、前なんか隠さなくていい。もうたっぷりと見せてもらったからね。」
省3
10: XDS 2007/05/03(木)23:24 ID:yFQyQ3hT0(7/16) AAS
いくら相手が男だとは言え、今朝初めて会ったばかりの他人の前で、
自分だけが全裸という状態は、たとえようもなく恥ずかしかった。
相手は、ポロシャツとGパンというごく普通の格好なのだ。

もうたっぷりと見せてもらったって、どういうことだ?
たしかに、マットレスに寝かされている間、股間を隠すことさえしていなかった。
ただ、今まで見られていたからといって、今現在見られている恥ずかしさが消えるわけではない。

後藤さんの背後のドアから、ひんやりとした微風が室内に吹き込み、俺の背中を一瞬ひんやりと
撫でていった。

「ははは、心配しなくてもいい。
 君には、もう撮影用の格好になってもらっているだけだからね。」
省6
11: XDS 2007/05/03(木)23:25 ID:yFQyQ3hT0(8/16) AAS
「聞いてないですよ!!」
にじり寄る後藤を壁伝いに避けながら、俺は抗議の声をあげた。
コンクリートの壁の冷たさが、まる出しの尻に直に伝わる。

「事前に話していたら、君は拒否しただろう?」

たしかに、今までも、裸に近い格好で雑誌のグラビアの撮影をしたことはある。
夏の水着特集。温泉特集…。アイドル雑誌で、セクシーフォトと称して上半身裸の写真を撮ったこともあったっけ。
だが、こんな一糸まとわぬオールヌードで、カメラに立つなんて、話は別だ。

「弱小事務所のアイドルが、同年代の新人の中で、頭ひとつ抜けた存在になるためには、思い切った仕掛けが必要なんだ。
 普通のことを普通にやっているだけでは、君は埋もれてしまうんだよ。」

語りだす後藤の背後のドアから、何人かの話し声が聞こえてきた。
省10
12: XDS 2007/05/03(木)23:25 ID:yFQyQ3hT0(9/16) AAS
やめろ〜!! 離せ〜!!」

俺は力の限りもがいたが、両脇を固めるスタッフの力は頑強で、びくともしない。
部屋の外には板張りの長い廊下が続き、その先には、玄関らしき黒いドアが見えていた。

男たちは、そのドアに向かって、俺の体を運ぼうとしていた。

すっぱだかで、外におっぽり出される!?

迫り来る危機を感じた俺は、このあり得ない状況を打破するべく、両足をバタつかせ、男たちの足を強打した。
男たちは一瞬、ひるんだが、抵抗も束の間、別のスタッフ2人が今度は俺の両足首をそれぞれ掴んで持ち上げた。
省6
13: 2007/05/03(木)23:25 ID:PbLw7wk90(1) AAS
マンコってこんなくだらない文章(小説なんて呼べるような代物じゃないわ)で興奮してるの?
14: XDS 2007/05/03(木)23:26 ID:yFQyQ3hT0(10/16) AAS
「せ〜の!」
男たちは、少し反動をつけて、俺を玄関の外に投げ出した。
いきなり自由になった俺の体は、ふわっと浮き上がり、尻から地面の上に落下した。

ストーリーキング…!?。
昔、テレビで見たことがある。全裸で街の公道を走り回る変態男の姿。
こともあろうに、俺は自分の意に反して、その変態男と同じ姿で、屋外に投げ出されたのだ。

尻もちをついたまま、あたりを見回す。
ところが、そこは公道ではなく、一面の芝生が敷き詰められた庭園のような場所だった。庭園は見渡す限り続き、向こうには大きな木が何本か見えている。

「良平くん。アイドルの君をそんな格好のまま、道端におっ放り出す訳ないじゃん。僕たちもそこまで鬼じゃない。」
省13
15: XDS 2007/05/03(木)23:27 ID:yFQyQ3hT0(11/16) AAS
脱ぐ以上のこと…? ど、どういう…。

「今回の写真集は、ストーリー仕立てなんだ。小さな頃から森の中で獣に育てられた狼少年が、性欲を覚え、
本能に導かれて初めて自慰行為を体験する。少年の性への目覚めと、獣の人間性への目覚めを、同時に描いてみたいんだ。」

後藤は、うっとりと語り出した。

「私は長いこと、人間の中に潜む野獣性というものに興味があったんだ。とりわけ、十代の少年に顕著に表れる、
コントロールする術がない内なる凶暴性というものに、ね。」
「…?」
「佐藤良平。君を初めて雑誌のグラビアで見た時、やっと、自分の表現を体現してくれる格好の素材に出会えたと思ったよ。
浅黒いがきめ細かくなめらかな肌。細いのにひきしまった体。粒感豊富な乳首。かすかに割れた腹筋。
勝ち気な瞳をたたえたそのかわいらしい顔…。」
省7
16: XDS 2007/05/03(木)23:28 ID:yFQyQ3hT0(12/16) AAS
「だから、今さら隠したって仕方ないって、言ってるだろう。」
後藤が小馬鹿にしたように嘲り笑う。
「こんなこと、事務所が本当に了解しているんですか!?」
俺は、周囲をとり囲むスタッフのどの角度からも見えないよう、注意深く股間を両手で隠しながら、後藤を問いつめた。

「もちろん、了解したから、君がこうしてここにいる。高橋さんからも『いい作品を作って下さい』と頼まれてたよ。」
「うそだ!? 高橋さんが、俺をこんな目に合わすわけない!!」
高橋さんの朗らかな笑顔が、俺の脳裏を横切り、せつなくなる。

「往生際の悪い奴だな。もうお前は、全てを剥ぎ取られて、俺たちに従うしかないんだよ。それとも、その格好のまま、ここから逃げ出すか?」
「服を返して下さい!!」
「それはできないな。撮影が終わるまで一週間、お前は一糸たりとも、体に布をまとうことは許さない」
省14
17: 西野正史29歳 2007/05/03(木)23:28 ID:+BaAaV/f0(1) AAS
今朝、自宅の部屋で目覚めるとなぜか裸だった。
そしてお尻が異常に痛かった。
ベッドの近くに紙があったので見てみた。
「昨夜は楽しかったぜ、by諏訪」
ふと気付くと、お尻から精子が流れ出てきた・・・・・・。
18: XDS 2007/05/03(木)23:28 ID:yFQyQ3hT0(13/16) AAS
「服を返せってば!!」

今の俺にはすでに、後藤のごたくに耳を貸す余裕などなかった。
アイドルの俺が、ひとりだけ体の全ての肌を周囲に晒しているこの屈辱的な状況には耐えられない。
一刻も早く何かを体に纏いたい。
俺は、自分の服をちゃっかりと着込んでいる小林につかみかかり、パーカーを奪回しようとした。
が、他のスタッフにすぐに羽交い締めにされ、俺は両足を大きくおっぴろげた体勢で、芝生の上に投げ出された。

「だから、無駄だって言っているだろう。すっぱだかの今の君に何ができるんだ。
ほらほら、そんなに暴れるから、股間の果実だけじゃなく、尻の穴までまる見えだぞ。」
「そうですよ。良平さん、サービスよすぎ。」
「でも、早くも狼少年になり始めてるってことかもね。」
省10
19: 2007/05/03(木)23:30 ID:zV6p7MDm0(2/2) AAS
100パーセント落ちるわねwwこのスレ
20: XDS 2007/05/03(木)23:44 ID:yFQyQ3hT0(14/16) AAS
今度は、どこに連れて行かれるんだ!?
この庭園の外に出たら、本当に俺は街をストーリーキングすることになってしまう!?

あせる俺は、後藤にひきづられるように駐車場に連れこまれた。
そこには750ccのバイクが置かれており、俺はそれにまたがるよう命じられた。

「どこに行くんですか?」
「お前が羞恥心を捨てる場所に、だ。いいから早く乗れ!!」
「裸のままで、ですか?」
「当たり前だ!!」

わけがわからない。だが、もう抵抗をしても無駄なことは、明らかだった。
俺は、後藤から渡されたヘルメットをかぶると、750CCの後藤の後ろのシートにまたがった。
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