臨時出張の悪魔のリドル (977レス)
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抽出解除 必死チェッカー(簡易版) レス栞 あぼーん

412: 2015/06/21(日)22:37 ID:ccaPlsTv0(1/3) AAS
はるしえSS書いたけどVIPに書き込めないから誰か転載してくれッス
413: 2015/06/21(日)22:41 ID:ccaPlsTv0(2/3) AAS
お風呂上がり、僕たちはベッドに腰掛けていた。一ノ瀬の左手は僕の右手にそっと重ねられている。
華奢なのにあたたかくて、優しい。まだ小さいころ、お母さんに手を握られていたときのような感覚に似ていた。
そういえば一ノ瀬のお母さんは亡くなってるんだっけ。そして家族も。
いったいどうしてこんなに清く強く優しくいられるんだろう。羨望と同時に僕は切なさを感じた。
ふと一ノ瀬の見やると、一ノ瀬もこちらを向いていた。つい僕は「晴」と口走ってしまっていた。
すると晴はにっこり笑って「しえなちゃん」と言って瞳を閉じた。
あ、キス、するのか。そうか……あれ?晴ってこんなに色っぽかったっけ。
唇、綺麗だな。僕は自然に伸びた左手親指で晴の唇をまさぐっていた。

「んんっ」

晴は、艶かしい声を上げて抗議してきた。
省4
414: 2015/06/21(日)22:42 ID:ccaPlsTv0(3/3) AAS
「んっ、はっ……あむ」

なんと晴は僕の腕を押さえて、指に吸い付き始めたのだ。ただでさえこそばゆいのに、不規則に動かれたら大変だ。
全身がゾクゾクして胸や股が切ない。それでも晴は容赦してくれなかった。
淫靡な水音と両者の荒い息だけが部屋に響く。もう限界だ。僕は軽く絶頂してしまった。

「はぁ……はぁ……もう……しえなちゃんが悪いんだから」

腰が抜けてしまった僕の上に覆い被さる晴。
紅潮した顔が眼前に迫る。僕は瞳を強く閉じた。
すこし間をおいて、口内にぬるぬるした触感が侵入してきた。
そうして僕たちは夜が開けるまで、何度も絶頂してしまうくらい激しいキスをした。
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