[過去ログ]
ガンダムヒロインズMARK ??I (152レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
61
:
フェニックステイル第36話
2021/06/24(木)22:43
ID:mPo0pFSG(9/20)
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
61: フェニックステイル第36話 [sage] 2021/06/24(木) 22:43:26.86 ID:mPo0pFSG 「戦後すぐから北米大陸の穀倉地帯がごっそり焼けた星屑特需後しばらくの間は専らコメとか穀物主体だったんだけど、その後は地球圏の農業生産の立ち直りに合わせて多角化が進んできたんだよね。今じゃ水産から畜産に酒造まで手広くやってるよ」 「えっ、プラントで畜産もできるんですか!?」 「まあ、ちょっとずつだけどね――ああ、そうか。アイネはテキサス生まれだっけ。さすがにあんな大規模じゃないし、コロニーと違ってプラントだとうまく行かないことも多いみたいだけど、なんだかんだと畜産技術の復活も進んでるみたいよ。 今お前らの皿の上に載ってるのも、ルウム農協ブランドのリアル牛肉だぜい」 おおっ、とどよめきが漏れた。合成肉ではなかったのだ。口に入れてみれば、確かに美味しい。 「すごい……畜産業まで復活しているなんて……」 感動するアイネの膝上では、ミコトもアイネの乳房を背もたれにしながら黙々と、アイネの皿から料理を口に運んでいた。 アイネは食事を口まで運ぶたびに、黒髪の光沢に天使の輪を宿したミコトの頭を汚さないように気を遣いはしていたが、逆に言えばその程度で済んでしまっている。 それになんだかんだ言っても、膝の上で機嫌良さそうに食べるミコトの後ろ姿は、可愛いのだ。 「まあ、これもマコトたちがトラキアに残って、P−04から外に繋がる航路を守ってくれてるおかげなんだよね。こっちに残ってる私らだけじゃあ、この食卓は用意できないんだ。――感謝してるよ、本当」 「……いや、……私は……別に」 サブリナがマコトに話を振っても、ミコトはアイネの膝上で黙々と食事を続けるだけだ。代わってジローが目を輝かせながら身を乗り出してきた。 「マコトさん、航海のお話聞かせてよ! ジオンのモビルスーツ、今度は何機撃墜したの?」 「ジロくん、戦争のお話はダメだよ! グンジキミツがあるし、マコトさんも疲れてるんだからねっ」 「えーっ。いいじゃんシー姉」 あまり似ていないミケリヤ姉弟がわちゃわちゃ騒ぐのを見ながら、アイネは食器を置き、軽くミコトの頭を胸に抱きしめた。 「ミコトちゃん。ミコトちゃんのママはね、ほんとに凄いんだよ」 「…………」 無言のまま動きを止めたミコトに、アイネは耳元から小声で優しく囁いていく。 「あなたのママが、私の命を助けてくれたの。ママがいなかったら私もここにいないし、そしたらミコトちゃんをここに乗っけてあげることも出来なかった。 ミコトちゃんのママは本当に強くて、優しくて……いちばん素敵なひとなんだよ」 「…………」 ミコトは黙り込み、手元のナプキンで口元を拭うとそのまま、またアイネの乳房に頭を埋めてしまった。もう食事にも満足したのか、そのまま動く気配を見せない。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1606753960/61
戦後すぐから北米大陸の穀倉地帯がごっそり焼けた星屑特需後しばらくの間は専らコメとか穀物主体だったんだけどその後は地球圏の農業生産の立ち直りに合わせて多角化が進んできたんだよね今じゃ水産から畜産に酒造まで手広くやってるよ えっプラントで畜産もできるんですか!? まあちょっとずつだけどねああそうかアイネはテキサス生まれだっけさすがにあんな大規模じゃないしコロニーと違ってプラントだとうまく行かないことも多いみたいだけどなんだかんだと畜産技術の復活も進んでるみたいよ 今お前らの皿の上に載ってるのもルウム農協ブランドのリアル牛肉だぜい おおっとどよめきが漏れた合成肉ではなかったのだ口に入れてみれば確かに美味しい すごい畜産業まで復活しているなんて 感動するアイネの膝上ではミコトもアイネの乳房を背もたれにしながら黙とアイネの皿から料理を口に運んでいた アイネは食事を口まで運ぶたびに黒髪の光沢に天使の輪を宿したミコトの頭を汚さないように気を遣いはしていたが逆に言えばその程度で済んでしまっている それになんだかんだ言っても膝の上で機嫌良さそうに食べるミコトの後ろ姿は可愛いのだ まあこれもマコトたちがトラキアに残って04から外に繋がる航路を守ってくれてるおかげなんだよねこっちに残ってる私らだけじゃあこの食卓は用意できないんだ感謝してるよ本当 いや私は別に サブリナがマコトに話を振ってもミコトはアイネの膝上で黙と食事を続けるだけだ代わってジローが目を輝かせながら身を乗り出してきた マコトさん航海のお話聞かせてよ! ジオンのモビルスーツ今度は何機撃墜したの? ジロくん戦争のお話はダメだよ! グンジキミツがあるしマコトさんも疲れてるんだからねっ えーっいいじゃんシー姉 あまり似ていないミケリヤ姉弟がわちゃわちゃ騒ぐのを見ながらアイネは食器を置き軽くミコトの頭を胸に抱きしめた ミコトちゃんミコトちゃんのママはねほんとに凄いんだよ 無言のまま動きを止めたミコトにアイネは耳元から小声で優しくいていく あなたのママが私の命を助けてくれたのママがいなかったら私もここにいないしそしたらミコトちゃんをここに乗っけてあげることも出来なかった ミコトちゃんのママは本当に強くて優しくていちばん素敵なひとなんだよ ミコトは黙り込み手元のナプキンで口元を拭うとそのまままたアイネの乳房に頭を埋めてしまったもう食事にも満足したのかそのまま動く気配を見せない
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 91 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.069s