強制女性化小説ない?Part62 [無断転載禁止]©bbspink.com (163レス)
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12: 2018/04/02(月)23:30 ID:0d6cVACa(3/3) AAS
 優助には許婚がいた名を玲奈という。
 だが、普通の中流階級の少女で、優助の父親の会社との取引先の娘であった。
 優助と玲奈が許婚になったのは、いわゆる政略結婚を見越してのものだった。
 だが、許婚と決められたのは小学生低学年の頃のことだったから、互いに親同士の思惑など関係なく、互いに惹かれあった。
 玲奈は賢そうな顔をしていて、意志がとても強く、何でもハキハキとしていて社交的だった。
 一方、優助は線が細く、思量深い少年だった。
 それでも、男らしさも兼ね揃えており、中学に入り、玲奈よりも頭一つ分、背が高くなった。

 そんな優助の身体――魂が抜けた器――は廃棄された。

 培養液入りのカプセルから、出された少女はその場にへたり込んだ。
 身体がまだ上手く動かせないのだ。
 培養液で濡れた身体を、女医が拭き清めてくれた。

 今度は内診台が自動で部屋の中央に用意された。
 女医に手を借りて、少女は座った。
 また、手足を拘束された。
「……何をするんだ?」
 自分の声に驚いた。
 鈴を転がすように可憐な声だった。
『首輪をして』
 AIが促すと同時に、内診台のサイドから、金属製のごつい首輪が出てきた。女医はそれを美菜子の首に嵌めた。
「……ああ」
 天井から鏡が降りてきて、少女の顔を映した。
 少女の顔は子供から大人への過渡期だけにある特有のひどく儚い美しさを持っていた。
 美容外科に手術を依頼したら、きっとその医師はこの顔のどこを弄ったらいいかわからないと困惑するだろう。
 そんな少女の細い首に、黒い金属製の首輪が嵌められていた。
 首輪には『牝十四歳/美菜子』と二段の象嵌が施されていた。
(可愛くて……綺麗だ! それなのに……首輪だなんてあんまりだ)
 優助が不憫に思うと、鏡の中の少女も眉を顰めた。それだけで何とも言えぬほど憂いを帯びた表情になった。

 ドクンッ!

 勃起してしまう!
 優助はそう思ったが、下半身に今まであった男性器は消えていた。
 代わりに柔和な膨らみの乳房と、アズキのように小さい乳首が煌めいていた。
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