[過去ログ] 若返る女・成長する少女10 [転載禁止]©bbspink.com [無断転載禁止]©bbspink.com (186レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
49: yumu 2019/07/25(木)16:52 ID:WW1NuMXn(8/10) AAS
「あら、代わりの下着ってこれしかないんですか?」
「ハイ、調度今はこれしかなくて……洗濯しちゃったばっかりで」
保育園内にある医務室のようなところに瑠璃子は連れて来られていた。
大人が使用する部屋に入り、今の自分の小ささに思わずたじろぐ。
椅子も机も全てが大きく、自分一人ではとうてい座れそうにない、ドアの取っ手だって今の自分では背伸びをしてやっとだ。
「瑠璃子ちゃん、着ていたのは保育園でお洗濯するから、代わりにこの服を着てもらっていい?」
ゆかり先生が取り出したのは、黒のハーフパンツだった。それ自体は問題では無かったが、下着を見て瑠璃子は固まる。
「いやぁっ!」
自分の感情通りの声が出る、ゆかり先生が持っていたのは女児用の紙おむつだった。
ピンク色のモコモコの吸収剤が備わった独特のシルエット。おむつの正面にはクマのキャラクターが笑っていた。
そんな、赤ちゃんじゃあるまいし!そう言おうとした。
「るりこ、あかちゃんじゃないもん!」
ほぼ同じニュアンスで台詞が出た事に再度驚く。この調子ならば、おむつを履くのを逃れられるかもしれない。
「あら、これはおねしょパンツって言っておむつじゃないのよ?」
「えぇーっ!」
「これは寝る時だけのパンツで、瑠璃子ちゃんよりもお姉さんだって履いているのよ?」
いかにも小さい子に言う台詞に瑠璃子は苛立つ。
「うっしょだー!」
「ほらここにパンツって書いてあるでしょ?」
ゆかり先生はパッケージを見せてくるが、そこには夜専用おむつとしっかり明記されていた。
やっぱりおむつじゃない!そんなの大人の私が履くわけないじゃない!と叫んだ。筈だった。
「ほんとぉー?」
幼稚化魔法の影響で文字が読めないといった台詞を口にして、焦る。
違う、違う、そんなの履きたくない!しかしいくら叫んでも瑠璃子の口からは一言も発せられない。
「そうよ、それにパンツに描かれているクマさんだって、瑠璃子ちゃんに履いてほしいと思うなぁ?」
ゆかり先生はいかにも子供だましといったふうにおむつを左右に振って興味を持たせてくる。
「しょれはいたら、るりこも、おねえたんになれる?」
「そうよー今日は練習で履いてみましょうか、帰る頃には瑠璃子ちゃんのパンツも乾くと思うから」
嫌だ!嫌だ!何で私がそんなもの!
「じゃあーはくー!」
はくーじゃない!3歳児になったからって紙おむつなんて嫌!しかし身体は両手を上げ喜びながら、紙おむつに足を通していく。
カサカサとした感触は明らかに、布で出来たパンツとは違い、分厚い吸収剤が歩くたびに意識させられる。
履いているだけで、私は一人でトイレに行く事が出来ませんという証を示しているようなものだ、そんなものを瑠璃子が許すはずがなかった。
しかし、幼稚化魔法はお姉さんが履くパンツだと勘違いしたという認識で行動しており、
どれだけ瑠璃子が脱ごうとしても、紙おむつに手を掛けるのがやっとで幼稚な動き次第では大きめのハーフパンツが少しでもずり落ちれば紙おむつがしっかりと見えてしまいそうだった。
おねしょで汚したズボンとパンツが手洗いで外に干されるのを見ながら、瑠璃子はワナワナと震えながら医務室を後にした。
1-
あと 137 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.033s