[過去ログ] 這いよれ!ニャル子さん でエロパロ4 [転載禁止]©bbspink.com (796レス)
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406: 2016/07/16(土)07:29 ID:NOd/0OfW(3/6) AAS
真尋はリモコンを戻すと、室内に時計が無いことに気が付いた。そして、ベッドの枕元に並ぶ様々なボタンにも。
「BGM?」
真尋が何の気も無しにボタンを押すと、小川のせせらぎと小鳥のさえずりが室内に響いた。
もう一度ボタンを押すと、今度はジャズ。真尋は少し思案してもう一度。
おどろおどろしいBGMに謎のピコピコ音。
まるでエンブレムの前で戦闘員が敬礼していそうな……誰の趣味だ……次。
ゆったりと静かなピアノの旋律……二人っきりでムードに浸るには丁度良いBGMだ。
……例えば、シャワーで火照った二人が寄り添いあい、甘い言葉で愛を囁くには……。
「……ちょ、ちょっと、部屋が明るいかな」
どきまぎし始める心を抑えて、ランプのマークを押す真尋。
その瞬間、世界が暗転した。
「おわっ!」
「真尋さん?」
バスルームからニャルラトホテプが呼びかける。
どうやら部屋の明かりを全て消灯してしまったらしく、室内で光っているのはベッドの操作盤と冷蔵庫の足元灯くらいだ。
「ご、ごめ……今点けるから……」
「慌てなくても大丈夫ですよ!」
足音と共に声が近くなる。
「うっ……」
微かに見える柔らかな輪郭、暗闇の中でもその魅惑的な肢体が分かる。
真尋と同じくガウン姿のニャルラトホテプは真尋の側に腰掛けると、乾きたての髪を左右に流した。
えも言われぬ甘やかな香りが広がる。
「んふふ……」
真尋はごくりと唾を飲み込んだ。
「ニャ、ニャル子……」
「真尋さん……」
目が慣れてきたのだろう、薄明かりにぼんやりと潤んだ碧眼にしばし見とれる。
手探りで重ね合い、もつれる手と手。
何か気のきいた言葉を囁こうとしてしたが、頭の中は真っ白だ。
「キス……してもいいです……か?」
「い、いちいち聞くなよ……そんなこ……ん……」
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