[過去ログ] 這いよれ!ニャル子さん でエロパロ4 [転載禁止]©bbspink.com (796レス)
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356: 2016/06/25(土)11:06 ID:M160Rpo5(1) AAS
保守
Fから一年経ったが、ニャル子さんを忘れてはならない
357: 2016/06/26(日)00:08 ID:ilO5ZO4Q(1) AAS
続きを未だ待ち続ける…
待ち続ける!
358: 2016/06/26(日)20:29 ID:SXsb/QHw(1/7) AAS
>>352ネタで
ひとまず導入をば
359(1): 2016/06/26(日)20:30 ID:SXsb/QHw(2/7) AAS
「こ、今度……その、ど、どっか……行かないか……?」
苦労して紡いだ言葉は、練習していたものと大分違っていた。
「……今何と?」
ニャルラトホテプは真顔で聞き返した。
真尋は敗北感と恥ずかしさで、ニャルラトホテプを直視出来ない。
「だから、その……出掛けないかって」
省10
360: 2016/06/26(日)20:32 ID:SXsb/QHw(3/7) AAS
「デート?」
「……デート……」
「でぇと?!」
「みーみ!」
「そんなに驚くことでもないだろ……」
省20
361: 2016/06/26(日)20:34 ID:SXsb/QHw(4/7) AAS
――――
「ささ、真尋さん!張り切って私を連れ回して下さい!」
玄関を飛び出したニャルラトホテプは、くるりとターンを決めて両手を広げる。
大輪の向日葵の様なその笑顔に迎え入れられる様に真尋は八坂家の敷地を後にした。
すかさず右腕がニャルラトホテプの腕に絡み取られる。
「デュフフ」
ニャルラトホテプの暖かさと甘やかな体臭に真尋は心拍数が上昇するのを抑えられない。
省12
362: 2016/06/26(日)20:36 ID:SXsb/QHw(5/7) AAS
「デュフフフフ」
「なんだよ」
「いーえ、べっつにぃー」
真尋の顔を覗き込んでいたかと思うと、ニャルラトホテプは腕を解いて、踊る様に一歩前に出た。
芝居がかった仕種だ。
「ふん……」
省9
363(1): 2016/06/26(日)20:45 ID:SXsb/QHw(6/7) AAS
かくして、二人のデートは始まった。
364: 2016/06/26(日)20:46 ID:SXsb/QHw(7/7) AAS
>>363はコピペミスですorz
今日は以上です
365: 2016/06/26(日)21:29 ID:ziBtUl1S(1) AAS
乙
続き期待
366: 2016/06/26(日)21:29 ID:vmWULRRd(1) AAS
乙ですョ
やっぱこの二人可愛いわwww
367: 2016/06/26(日)23:24 ID:oHgiPNnQ(1) AAS
大事なことなので二回言った!
368: 2016/06/28(火)02:29 ID:yowUzqs4(1) AAS
期待
保守
369: 2016/07/04(月)00:18 ID:90OoGzjR(1/8) AAS
「ふんふんっふんふんっ、ふんふっふんふっふ〜〜ん♪」
「あ〜〜、あのさ……」
鼻歌も軽やかに店内を見て回るニャルラトホテプに、真尋は怖ず怖ずとついて行く。
周囲の視線を気にしようにも、ニャルラトホテプの後ろ姿から目を離すと
店の『商品』が嫌でも目に入り、どうしても彼女ばかりを見るしかない。
「真尋さん。これなんかどうです?」
「おわっ!」
省21
370: 2016/07/04(月)00:19 ID:90OoGzjR(2/8) AAS
ニャルラトホテプがわざとらしくニーソックスを直すと、
吸い寄せられる様に魅惑の領域に目が行ってしまうのは男の性だろう。
……普段であればそれでも絶対に見るまいとする真尋だったが、
今回ばかりはそうはいかなかった。
「真尋さん、もうちょい右!右です!」
「こ、こうか?」
ニャルラトホテプを肩車した真尋は、彼女からの指示に応えて右に一歩。
省17
371: 2016/07/04(月)00:21 ID:90OoGzjR(3/8) AAS
「いやぁ、良いことをしたあとの一杯は格別ですなぁ〜!」
ニャルラトホテプはストローを口から離して、行儀悪くぷはあと息を吐いた。
地下街にある某ファーストフード店で向かい合い、真尋はマヨネーズと
牛脂の味しかしない、新商品のバーガーを食べていた。
「一日一膳とは良く言ったものですね!ご飯が美味しいです!」
そう言うとバーガーにかじりつくニャルラトホテプ。
「『善』だ『善』……大体毎日悪さばかりしてたら意味ないだろ」
省20
372: 2016/07/04(月)00:21 ID:90OoGzjR(4/8) AAS
「ほうほう……ふむ……へぇ……お?おお……」
刻一刻と変わる千の無貌を眺めつつ、真尋はこの後の事に思いを馳せた。
浮いた分の軍資金をどうするか……ゲームセンター、カラオケ、映画……。
皆で行く機会は有ったが、いざ二人きりでと思うと、途端に新鮮なものに感じるから不思議だ。
以前のデートは件の暮井珠緒の立てたコースに沿ったプランだったが、今日はそうではない。
全てが真尋と、ニャルラトホテプで決めていくものだ……二人きりで……。
顔が熱くなるのが分かった。
……しかし、その甘やかな思考も直ぐに終わりを告げた。
「真尋さん真尋さん!」
目をキラキラと輝かせたニャルラトホテプが真尋にスマホの画面を見せてくる。
省10
373: 2016/07/04(月)00:23 ID:90OoGzjR(5/8) AAS
昼食を済ませた真尋達は地下を出て公園を歩いていた。
街を南北に区切るシンボル的な公園である。
「善哉。善哉。いやぁ、情けは人の為ならずとは良く言ったものですな〜」
珍しく諺を正しく使うニャルラトホテプだったが、対照的に真尋の心は暗澹たるものだった。
見られていた。撮られていた。晒されていた……それはまだ良い、
問題はその事を知らせてきたのが、よりにもよって『歩くスピーカー』からだと言うことである。
「……真尋さん?」
あれこれとよくない事ばかりを考えてしまう真尋だったが、
心配そうに見つめてくるニャルラトホテプに気付いた。
省9
374: 2016/07/04(月)00:24 ID:90OoGzjR(6/8) AAS
―――
「面白い映画でしたね!」
映画館を出るとニャルラトホテプはくるりとターンし笑顔を向けた。
デートで観るには些かムードに欠ける内容だったが、当人が喜んでいるのだ、良しとしよう。
レディースディに学生割引もついてお財布にも優しいスポットだった。
これならば、小まめに来ても良いかもしれない……映画の内容にもよるが……
「俺は不死身の杉本だ〜〜!」
肩膝をついて銃を構える真似。
先程見終わった映画の印象的な場面だ。
劇中では男臭い俳優による鬼気迫る迫力の演技も女の子がすると途端に可愛らしいお遊戯だ。
省7
375: 2016/07/04(月)00:27 ID:90OoGzjR(7/8) AAS
「そろそろ今日はお開きですかね……」
……そうニャルラトホテプが切り出したのは、日の傾きかけ頃だ。
二人は繁華街を抜けて人影の疎らになりつつある川岸を歩いていた。
芝生と歩道で整備されマラソンコースにもなる憩いの場だ。
「……そうだな」
「………」
省11
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