[過去ログ] クリトリス責めメインのSS〜その9〜 [転載禁止]©bbspink.com (787レス)
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511: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)15:11 ID:nrXbNLdl(1/15) AAS
『はじめまして、えっと…白百合咲姫っていいます』
『志貴雅継です。宜しくお願いしますね』
施設では彼女が年長だった。もう来年でここを去らなければならないらしい。
年長なので彼女はよく使い走りをさせられていた。僕はボランティアなのでその使いにも同行する事が多かった。
彼女は色んな話をしてくれた。店の前を通るたびに、あれこれと好きなものの話をした。
花屋、雑貨屋、カフェ、ケーキ屋、CDショップ。
はにかむように笑う少女はまだまだ子供で。勉強はできるらしいが、その顔には『馬鹿そのもの』と書いてある。そんな印象だった。
僕を追って同じ大学を目指し、無理をして特待生になって、アルバイトと平行して半年程度。僕に告白して条件通りに大学を中退。そして今年の春、ここに誘拐された。
まるでお前のせいで人生が狂ったと言われているようで、気分が悪い。だからこそ、僕は彼女から全てを奪う事に、一切の妥協も容赦もしない。
ここでは、彼女にとって全てが借り物で、何一つ彼女の自由にはならない。枷など補助に過ぎず、命令一つでどんな事でもさせられる。
省5
512: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)15:14 ID:nrXbNLdl(2/15) AAS
彼女は僕を秋桜畑に連れて行った。一面に咲き誇る秋桜は、確かに綺麗だった。
ここはお気に入りの場所らしいが、もう二度とそこを訪れる日は来ない。
『私の名前、苗字にも下の名前にも花に関した字が入っているんですよ。だから、花は好きです』
自分を捨てた親の苗字。自分を捨てた親が付けた名前。恨む事もなく、彼女は好きと言ってのける。
形容できない嫌な感情が、ぐるぐると胸に渦巻いた。同情でも憐憫でもない。ただただ不愉快だった。
好きなものを聞かれたので、
『努力している人が好きです』
と社交辞令を言ったら、とても喜んでいた。単純だと思った。
欲を語るのに、買ってやろうかと問えばいらないという。菓子の一つくらい甘えればいいものを。
そんな彼女も愛を求めるようになった。愛してくれとは言わないが、好きだと伝えるなら当然見返りは求めるはずで。本当にくだらないと思った。唾棄したい気分だ。
省5
513: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)15:24 ID:nrXbNLdl(3/15) AAS
僕が夕食を並べている間に、彼女はキッチンの方へ行っていた。水でも飲みに行ったのかと思っていたら、戻ってきた彼女はタルトタタンが乗った皿を持っていた。皿の上には、デザート用のフォークも乗っている。
「さっき、食べてしまったようですから」
「見てたんですか」
僕の前に皿を置く。1日30個限定の期間限定スイーツ。わざわざ使用人に並ばせたものだ。
彼女が好きな林檎を使ったケーキ。それを、自分ではなく僕の前へ。
「ちらっとだけですが」
あの時、あんなにも喘いでいたのに。よくも見ていられたものだと感心する。
責めが甘かったのかもしれない。今度は吸引も追加してみようか。
好きなものを僕の前に置いて彼女は笑う。勿論、僕は返したりしない。
彼女が渡したりしなければ取り上げようとも思わないが、捧げるのならば返さないのは当然の事。
省17
514: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)15:28 ID:nrXbNLdl(4/15) AAS
食後、僕の前には二つのザッハトルテが並べられた。
彼女は特に何も言わず、にこにこと僕を眺めている。
ザッハトルテを取りに行った時、キッチンからは鼻唄が聞こえていた。亡き王女の為のパヴァーヌ。彼女は相当ご機嫌らしい。
先程から、胸元の飾りボタンが気になるのかしきりにいじっている。彼女の趣味には合わない真っ黒なエンパイアドレスは、やはり彼女には似合わない。
にこにこ、にこにこ、彼女はずっと楽しそうに笑っている。
まるで子供扱いをされているようで癪に触った。だから、一口だけ食べたザッハトルテを彼女の前に戻した。
奪われたものを戻されても、元の形ではない。所詮は奴隷か玩具程度の存在なのだから、残飯の処理もするべきだ。
腹が満たされたから残りを渡しただけ。そう装った。それなのに、彼女は殊更に喜んだ。
何度も礼を言って、鼻にクリームが付いている事にも気付かない。
僕は侮辱したというのに。彼女の尊厳を踏みにじったというのに。蹂躙されてもこれ程までに喜んでいる。
省4
515: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)15:33 ID:nrXbNLdl(5/15) AAS
くっしょん挟みます
516: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)15:39 ID:nrXbNLdl(6/15) AAS
くっしょん挟んでもおいこら食らっちゃうのでまた夜に来ます
改行多くて弾かれて、減らしたら次はおいこらで
くっしょんは書けるので、文章量だとか内容が同一だとかで引っ掛かってるんだと思います

これ以上やると書き込み規制食らいそうなのですみません
ここから畳んで締めなのですが、どうしても小刻み投稿になりそうです
518: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)21:24 ID:nrXbNLdl(7/15) AAS
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「自分は違うと言っても結局のところ、大体は同じなんですよ」
「少しだけでも試してみませんか?」

「もう、そういう言葉は信じない事にしているんです」

「一年以上前から、ただ、ただ、貴方の事が」
519: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)21:24 ID:nrXbNLdl(8/15) AAS
「そこまで言うなら、人生を捨ててくれますか?」

「捧げるのであれば喜んで」

「全ての家財を処分して、全ての関係を抹消して」

「……………やっぱり、貴方の心は空っぽなんです」
520: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)21:25 ID:nrXbNLdl(9/15) AAS
「君は何処までも馬鹿でお人好しなんですね」

「褒めないでくださいよ」

「埋めてください、君が言う僕の心の虚無を」

「貴方と同じ目線で見ればわかるんでしょうか」
521: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)21:26 ID:nrXbNLdl(10/15) AAS
「僕が君に特別な関心を持つその日まで」

「貴方の気持ち」

「その服を燃やして、最後ですね」
「本当に、何もかも…」

「以降、君は人としての生を終了する」

「今、少しでも楽しいと、そう思ってくれているのなら」
省4
522: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)21:26 ID:nrXbNLdl(11/15) AAS
「君は僕に隷属する」

「はい」

「全てを使って死ぬまでに一度でも僕を満足させられたら、君の勝ちです」

「病める時も健やかなる時も」
「ああ、そうだ」

「忘れない」
省7
523: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)21:39 ID:nrXbNLdl(12/15) AAS
私室に戻ってPCを立ち上げ、操作をする。録画した映像はここに送られていて、60インチのモニターがそれを映し出す。
画面にはカメラのスイッチを入れたばかりの彼女が映った。すぐに背中が映し出され、ぷりんとした尻を振りながら彼女が歩いていく。形のいい叩きがいのある尻だ。また鞭を振るいたい。欲求がどんどん湧いてくる。
背中を流れる髪も美しい。やはり、髪は長い方が好きだ。まだ、彼女の髪はセミロング程度だが、今後に期待しようと思う。
僕の部屋は寝室とモニタールームと書斎に分かれている。このモニタールームは屋敷の角部屋で、窓もなく、防音は完璧だった。
彼女の甘い声が流れ始めるが外には絶対に漏れない。部屋中がスピーカーから溢れる彼女の声で満たされる。
いいクリトリスだと思う。口に入れて転がせば、どんな反応を示すのか。
だが、それは出来ない。
僕と彼女の持つ役割があまりにも違いすぎる。僕が彼女をどれだけ気に入ったとしても、所詮は彼女を唆す悪魔にしかなれない。姫を救う王子にはなれやしない。
役者は舞台の上で決められた配役を演じるだけだ。
線引きはいつだって必要なもの。そこに妥協はない。
525: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)21:59 ID:nrXbNLdl(13/15) AAS
画面の中の彼女が僕を見る。ワイプにはバラけた筆にいたぶられるクリトリス。相当に辛いのだろう。時々手が止まる。
彼女の喘ぎ声は綺麗だ。高い声で鳴く。濁りはあまりない。
先程の官能小説はそこが駄目だった。濁音だらけの喘ぎ声では全く興奮しない。
『ひぎぃ!』や『ぐぎゃあ!』なんて叫び声は好きではない。
そんな言葉を彼女が口にしようものなら、無理矢理にでも矯正する。逆効果なのではないかと思う程の『拷問』でしっかりと身体に教え込む。
この小説にはなかったが、近年エロ漫画界隈で増えてきた、違和感のある喘ぎ声も馬鹿さを示しているようでうんざりする。
無理に悦びを表現しているつもりなのか。猫も杓子も同じような絵面で、見るに耐えない。
『おほぅ!』『んほぅ!』
なんて、何処のゴリラかと思う。考えた奴は真剣なのだろうが、正気を疑う。
昔がどうだったかは詳しくないが、初めて読んだエロ漫画はもっと奥ゆかしかったように思う。
省2
526: Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)22:00 ID:nrXbNLdl(14/15) AAS
声を殺した時の『んっ』『うぅ』といった漏れ出るような喘ぎ。
息をやっと吐き出せた時の『ふぅ』っと解放感のある喘ぎ。
そして一気に責め立てられ『ああっ』と咽ぶような喘ぎ。
歯を食い縛ろうとしたり嫌と言おうとして『ひぃっ』『いぃっ』と堪えきれなかった時の喘ぎ。
それらが複合された多種多様な喘ぎ声。彼女の声は聞いていて気分がいい。
時々、あまりの刺激に声が濁るが、たまにであればむしろそれがスパイスとなる。
初めから最後まで濁点だらけでは興も削がれるというもの。
しかし、責めの方は良かった。
目隠しと口枷を付けられ、上半身にはきっちりと縄が食い込む。口枷を付けられても『いぎぃ』と言っていた事は気になるが、それは一先ず置いておく。
527
(2): Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/23(木)22:15 ID:nrXbNLdl(15/15) AAS
高手後手に戒められた上半身は全く動かせず、そのまま木馬に乗せられる。彼女ならおっぱいが大きいので、見た目のいい緊縛を楽しめるだろう。
縄を整える為に乳首を引っ張る必要があるが、準備段階で少しくらい触れるのならば支障はない。あるいは、万力やクリップで引っ張るのも良さそうだ。
見る事も話す事も出来ずただ恐怖に怯えればいい。今までは表情や声を損ないたくなくてそういう事はして来なかった。彼女が一時的にだがあの言葉を言えない事も口を塞がない理由の一つだ。
だが、楽しみの為には多少の犠牲は必要だと思う。どうせ彼女は簡単にはそれを言わない。終わった後で言うのならそれもよし。
ついでに耳栓もしてみようか。何をされても彼女にはわからない。
再生用のPCから離れ、もう一台のPCを立ち上げた。繋ぐのはオンラインショッピングサイトだ。
目隠しと入力するとアイマスクの画像が並ぶ。暫くスクロールして目当ての物を見付けた。
革製の目隠しには表側に三つの細いベルトが並んでいる。迷いなくカートへ入れた。光さえも差し込まない究極の闇の中で、彼女はどんな反応をするんだろう。
口枷は横棒式の物を採用する。なるべく口の端を傷付けないような物を選んだ。横棒式の場合、噛む力がきちんと分散されて顎や歯も痛めない。これでどんな苦痛を伴う責めをしたとしても安心だ。
耳詮はいくつかを適当に選択した。効果を一つ一つ試す必要がある。勿論、声を掛けて試すのではなく、あらゆる音の出る機械を使用して反応を見る予定だ。その度に、彼女は責められる事になるが、特に問題はないだろう。
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