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クリトリス責めメインのSS〜その9〜 [転載禁止]©bbspink.com (787レス)
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: 2017/11/17(金)15:15
ID:eLwt7Myb(8/16)
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465: [sage] 2017/11/17(金) 15:15:21.14 ID:eLwt7Myb エイプリルフールに付いた嘘は、いつまでも終わらない。 彼女に初めて出会ったのは、ボランティアとして施設に行った時。おやつを落として泣く年少の子に、自分のおやつを差し出す彼女を見て『なんてつまらないんだろう』と思った。 それが印象に残っていて、一年後に大学の食堂で出会った時には驚いた。 そして、幾度かの交流の末、告白された時は、殊更に驚いた。 しかし、それはやっぱりという失望に変わる。誰にでも与える彼女ですら、愛が欲しいのかと。 僕にとってその他大勢は無関心の対象だった。両親の愛情が足りなかった、なんて言えればいいが。それは甘えだ。 なるべくしてこの性格になったんだろう。 笑って人当たりを良くすれば、大体の人間は好感を持つ。いつからだろうか、この笑顔が張り付いてしまったのは。 僕にとってのポーカーフェイスはこの笑顔だ。自惚れかも知れないが、僕の顔はそこそこ整っているらしい。 女はいくらでも寄ってきた。 しかし、挿入してゴムに射精するだけの行為は虚しくて。興味を持ったのは、快感の為にしか存在しないとさえ言われるクリトリス。利己の象徴だ。あらゆる方法で散々に責めた。初めは喜ぶ者もいたが、結果的にはみんな去っていった。 記念日や贈り物にばかりうるさい彼女達は結局、色や金を愛と言い換えていただけで。心の交流をしても最後はそこに行き着いた。 酷く虚しい。欲は誰にだってある。自分にだってある。 たが、自分の器は一向に満たされない。 愛が欲しいなんて言わない。愛なんてくだらない。もっと、別の何か。 理解は出来なくても信じられる。そんな何かを求めていた。 それを見抜いたのが彼女だった。断片ではあったが、彼女は僕の虚無を見付けた。少しだけ興味が湧いた。 告白されたのが9月の中頃。僕はいくつかの条件を提示して、もしそれが満たせたら、翌年の4月1日にとある公園の噴水広場で待ち合わせをすると伝えた。 連絡は取らなかった。どうせいないだろうと思って公園に来たら、桜吹雪の中に彼女がいた。 条件は大学を辞め、家財や人間関係を全てなくし、自身の存在を抹消する事。元々が施設育ち。親や親戚もおらず、大学を辞めてしまえば誰にも捜索されない。 簡単な条件だが重かった。 それを彼女は受け入れた。『本当につまらない』と僕は思った。 彼女の持ち物は家具を除いて全てこの屋敷にある。たまたま通った道で、アパートからごみ袋を抱えて出てきた彼女を見付けた。 涙で腫らした顔。よほど大事なものだったのだろう。だから、こっそり回収してこの屋敷のある部屋にきちんと並べた。 種明かしはいつにしようか。 エイプリルフールに付いた嘘は、いつまでも終わらない。 あの日、彼女の人生は反転した。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1417090947/465
エイプリルフールに付いた嘘はいつまでも終わらない 彼女に初めて出会ったのはボランティアとして施設に行った時おやつを落として泣く年少の子に自分のおやつを差し出す彼女を見てなんてつまらないんだろうと思った それが印象に残っていて一年後に大学の食堂で出会った時には驚いた そして幾度かの交流の末告白された時は殊更に驚いた しかしそれはやっぱりという失望に変わる誰にでも与える彼女ですら愛が欲しいのかと 僕にとってその他大勢は無関心の対象だった両親の愛情が足りなかったなんて言えればいいがそれは甘えだ なるべくしてこの性格になったんだろう 笑って人当たりを良くすれば大体の人間は好感を持ついつからだろうかこの笑顔が張り付いてしまったのは 僕にとってのポーカーフェイスはこの笑顔だ自惚れかも知れないが僕の顔はそこそこ整っているらしい 女はいくらでも寄ってきた しかし挿入してゴムに射精するだけの行為は虚しくて興味を持ったのは快感の為にしか存在しないとさえ言われるクリトリス利己の象徴だあらゆる方法で散に責めた初めは喜ぶ者もいたが結果的にはみんな去っていった 記念日や贈り物にばかりうるさい彼女達は結局色や金を愛と言い換えていただけで心の交流をしても最後はそこに行き着いた 酷く虚しい欲は誰にだってある自分にだってある たが自分の器は一向に満たされない 愛が欲しいなんて言わない愛なんてくだらないもっと別の何か 理解は出来なくても信じられるそんな何かを求めていた それを見抜いたのが彼女だった断片ではあったが彼女は僕の虚無を見付けた少しだけ興味が湧いた 告白されたのが月の中頃僕はいくつかの条件を提示してもしそれが満たせたら翌年の月日にとある公園の噴水広場で待ち合わせをすると伝えた 連絡は取らなかったどうせいないだろうと思って公園に来たら桜吹雪の中に彼女がいた 条件は大学を辞め家財や人間関係を全てなくし自身の存在を抹消する事元が施設育ち親や親戚もおらず大学を辞めてしまえば誰にも捜索されない 簡単な条件だが重かった それを彼女は受け入れた本当につまらないと僕は思った 彼女の持ち物は家具を除いて全てこの屋敷にあるたまたま通った道でアパートからごみ袋を抱えて出てきた彼女を見付けた 涙で腫らした顔よほど大事なものだったのだろうだからこっそり回収してこの屋敷のある部屋にきちんと並べた 種明かしはいつにしようか エイプリルフールに付いた嘘はいつまでも終わらない あの日彼女の人生は反転した
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