[過去ログ] 悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ (472レス)
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334: 2020/01/11(土)21:22 ID:wLqr3H4/(1/9) AAS
すいません遅くなりました
>>329の続きが書けましたので投下します

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「あ…あなた、誰!?何者なの?」

結界を破り駆け付けたクラウンが相手の意表を突く容姿に戸惑う様子を見せる。

「貴方達がマジカ・クラウンとマジカ・ハーモニーね。
はじめまして…私はルナリス、上級淫魔よ。」
省18
335: 2020/01/11(土)21:24 ID:wLqr3H4/(2/9) AAS
(あぁ…もう、嫌な質問しないでよ!)

その質問に内心毒吐くドミナント。
出来ればして欲しくなかった質問である。

「彼女に何をしたかですって?
私は淫魔よ、吸淫したに決まってるじゃない。」

ルナリスが無情にも年下のチームメイトには知られたくなかった事実を口にする。
ドミナント自身まだ受け入れ切れない屈辱的な現実であり、
他人の言葉でそれを突き付けられた事により再び目に涙が浮かんで来た。

(顔を伏せていて良かった…伏せて無かったら絶対泣き顔晒すハメになってたわ。)
省13
336: 2020/01/11(土)21:26 ID:wLqr3H4/(3/9) AAS
堪らないのはドミナントである。
出来れば隠しておきたかった秘密がまた一つ、アッサリと露呈してしまったのだ。

(やだぁっ!?何してくれるのよ!早くスカート戻してよ、バカ!)

失神している手前、自分でスカートを戻す訳にも行かず
下半身が外気に晒される感覚に苛まれながら心の中で悪態を吐く。

「…ドミナントに何したのよ!?」

(だからわざわざ改めてそんな分かり切った質問しないでよ!)
省15
337: 2020/01/11(土)21:28 ID:wLqr3H4/(4/9) AAS
「フフ、特にクラウン…貴方は淫魔王様からも注目されているの。
貴方のエナジーを献上すればきっと喜んで下さるでしょうね。」

またしてもクラウンを特別視する発言が飛び出す。
先程前菜扱いされた事を思い出し、歯噛みするドミナント。
自分が味わった恥辱が敵からは本命扱いでも無い
『前菜』として雑に消費されてしまった事が悔しくて堪らない。

「くっ…あ、あたしはこうは行かないんだからね!
必ずこの戦いにも勝って、ドミナントを連れて帰るんだから!」

自分を助ける宣言以上に『こうは行かない』というセリフの方が
『こう』なってしまった今のドミナントには刺さってしまう。
省13
338: 2020/01/11(土)21:30 ID:wLqr3H4/(5/9) AAS
「ハーモニー!ドミナントの事、お願い!」

「わ、分かったわ!クラウンも気を付けてね!」

クラウンとルナリスが示し合わせ少し離れた場所に移動した。

「ドミナント!」

倒れたまま取り残されたドミナントにハーモニーが駆け寄る。
省15
339: 2020/01/11(土)21:32 ID:wLqr3H4/(6/9) AAS
上半身を起こすと速攻で尚且つさりげなく捲れ上がったスカートを整え座り直し
出来る限り落ち着いた態度を装う。

「ドミナント…良かった!」

「ハーモニー…随分遅かったわね。」

開口一番、ついつい辛辣な言葉が口を突いて出てしまう。
実際には功を焦っての独断専行からこのていたらくだ。
そもそも偉そうな事を言えた立場では無いと内心自嘲する。

「すみません、この場所が結界でカモフラージュされていて
見付けるのに時間が掛かってしまったんです!」
省13
340: 2020/01/11(土)21:34 ID:wLqr3H4/(7/9) AAS
「じゃあそろそろ始めましょうか?まずは小手調べ…とっ。」

まずルナリスが仕掛けた。
左手を翳し橙色の光熱弾サーミック・バルカンを連続で放つ。
先程のドミナントとの戦いでは手加減していたらしく、
その時よりも光弾が一回り大きく弾速も速い。

「イグナイト・ナックル!はっ!やぁっ!」

対するクラウンも負けてはおらず光弾の半分を回避し、
もう半分を炎の拳イグナイト・ナックルで叩き落とした。

「どうだ!こんなもの、全然効かないんだから!」
省14
341: 2020/01/11(土)21:36 ID:wLqr3H4/(8/9) AAS
「ふぅん…少しはやるみたいね。
予想通り、さっきのドミナントよりは楽しまそうね。」

幼いながらも淫魔らしい妖艶な笑みを浮かべるルナリス。
一方、さりげなく自分を格下扱いするセリフを聞いたドミナントは密かに唇を噛み締める。

(ああん!もう…余計な事言わないでよぉ…
私が弱いってイメージが強くなっちゃうじゃない!)

自分のイメージが失墜しかねないセリフに対してつい敏感に反応してしまう。
…とは言え、ドミナントの願望通りルナリスにもまだ余裕はある様子だ。

「これならどうかしら?」
省12
342
(1): 2020/01/11(土)21:38 ID:wLqr3H4/(9/9) AAS
「ああぁ…クラウン、しっかり!」

ハラハラしながら見守るハーモニーとは対象的に
自分同様翻弄されるチームメイトの姿にホッとした表情のドミナント。
最低でも苦戦、このまま敗北も有り得そうな情勢だ。

(問題は敗北した後に速やかに脱出出来るかどうかね…
結界は内側から破れるかしら!?今の内にハーモニーに指示を出しておくべきかも…)

速くもクラウンが敗北した後の撤退を考え始めるドミナント。
自分の指示で速やかに撤退したという事に出来れば敗北したとは言え、
多少の面目は保てるだろうという狡い算段だ。

「うあぁっ!?」
省14
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