[過去ログ] 咲-Saki-でエロパロ 6局目 (546レス)
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526: 書けてたし524の続き 2019/10/16(水)07:34 ID:2soPX2NM(1) AAS
『須賀君、今日の放課後も…いいですか?』
『ん、あぁ、構わないぜ』
『和ちゃんが京ちゃんに頼み事って珍しいね?』
『カピーに会いに来たとき、親の持ってた本を読みたがってさ。貸してもいいって言われたんだけど、値段が値段のだから』

嘘だ。カピーも本も、嘘だ。
三日も犯されずに放置された身体が、もう限界に来ているだけだ。
それじゃあ、と部室を出る京太郎を追って、親友たちに背を向けた瞬間。
原村和の瞳には、牝としての艶が宿って。

───────

「きしゅはぁ……らめれしゅかられ…」

正常位で犯されながら、キスのおねだり。
唇を指先でなぞられ、互いの吐息が触れ合うほどに顔が近付き、幾度も奪われた唇をまた穢されるのかと歓喜しながら。

「きしゅしゃれながら……こじゅくり……なんてぇ……♪」
「じゃあ、いつもより酷いこと、しようか」

ビー玉一つほどの距離もない程に近付いたのに、唇は触れ合うことなく離れる。
横たわる和にのしかかっていた京太郎が数秒離れ、黒い布切れを手に戻ってくる。
その僅か数秒さえ恋しさを抱かずにはいられないのが業といえば業なのか。
ペッティングだけで何度もイカされた和は、京太郎に抗うことも出来ずに黒い布切れで視界を塞がれ、うつ伏せに転がされて。
いつものように、四つん這いになって。
掲げた尻を打たれる度に、甲高い嬌声が短く部屋に響き。

「目隠しを取ったら、今日はそこまでだからな?」

そんな、酷い───不安と期待で、愛らしさが先に来るような顔立ちが歪み。
原村和は、陵辱が始まって数分で、赦しを乞い願った。

──────
ほんの僅かの間とはいえ、閉ざされていた視界が開けて、原村和は安堵に涙を流した。
大人びた性格の少女が、グズグズと鼻を鳴らしながら、同い年の少年に縋り付いて。
犯されるのは喜悦を以て受け止められたが、視界を奪われ、光も言葉もない世界で孤独を与えられるのは──無理だった。

「すがくん……すがくん……」
「悪いな、そこまで怖がるとは思わなかったんだよ」
「ぎゅっと、いたくてもいいから、ぎゅっとしてください…」

京太郎は、優しかった。
抱きしめてくれた京太郎は、暖かかった。
怖がって逃げた自分を、許してくれた。
或いは、高校生が抱えられるような痛みではないソレを、舐め合っているだけなのかもしれないけど。
それでも、原村和は知覚できた。
理解出来た。
彼女がエゴサーチしてから、今の今迄知ることを、理解を拒んでいた事実に。
即ち。

自分は、慈愛と温もりに満ち足りた性行為をこそ求めていたのだと。
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