[過去ログ] はたらく魔王さま!でエロパロ Part2 (516レス)
前次1-
抽出解除 レス栞

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
302
(9): 2013/11/14(木)23:11 ID:fvm3j2UO(1) AAS
恵美とアラス・ラムスが魔王城を訪れたある日の昼下がり。
ことあるごとに魔王城への引越しを勧めている真奥なのだが、
風呂なしエアコンなしの環境に、恵美はなかなか首を縦に振らないのだった―。

「実はさ、下の空き部屋の鍵を大家から借りてあるんだ。恵美、ちょっと部屋見てみねぇか?」
「見てもいいけど、ここと間取り同じなんでしょ? 私の気は変わらないわよ」
「まぁそう言わずに、見るだけ見てみろよ、な?」
「じゃあ、ちょっとだけ…。ベル、アラス・ラムスをお願いね」

部屋に残ったのは鈴乃、芦屋、漆原と、お昼寝中のアラス・ラムス。
「魔王様は、勇者が下階に生息するという凄まじい住環境を、本当にお望みなのだろうか…」
「望んでるから、わざわざ大家に鍵を送ってもらったんだろ? 芦屋もしつこいなぁ」
省10
308: 302 2013/11/16(土)00:20 ID:yS+efOa1(1/3) AAS
つづき、参ります。甘々にしようと思ったけどなんか違う…

101号室の窓にはかつての住人の忘れ物らしい日に焼けたカーテンが、西に回った日差しを受けていた。
「やっぱり間取りは同じなのね」
「まあな」
「前にスペースがあるから、一階にしては冬の日当たりも良さそうだけど…」
言いながら部屋を見回す恵美に、真奥の腕がすっと伸びて抱き寄せる。
「きゃっ!」
目の前に迫る真剣な顔を一瞬だけまじまじと見た恵美は、直後に落ちてきた唇を受け止めてしまった。
「う、…くっ……」ようやく解放された恵美は真奥を押しのける。「ちょ、なんなの…!」
「だめかな」
省18
309: 302 2013/11/16(土)00:24 ID:yS+efOa1(2/3) AAS
「…どうしても、いま、ここでなの?」
「情緒不足については申し訳ないと思ってる」
「不足じゃなくて欠如よね」恵美は言うと、真奥の唇にそっと指を触れた。「…しかも、ファーストキスが無理矢理とか、最低」
「それはその、…すまん」
「せ、責任とりなさいよね」
「せきに…、お、おぅ。わかった」目を輝かせて真奥は頷くと、立ち上がる。
「これでも昨日掃除したんだぞ。畳の上ってのもどうかと思ったんで、用意した」
真奥が開けた押し入れには、比較的新しそうに見えるタオルケットが、ティッシュボックスと並んでいた。
「雰囲気欠如の解消については、アイデアがなかったのね」ため息をつく恵美。
「だからそれはさ、お前がここに越してきて自分の好きなように…」
省14
310
(1): 302 2013/11/16(土)00:30 ID:yS+efOa1(3/3) AAS
アラス・ラムスの寝息と、三人の大人のため息と咳払いが響く二階には、どんよりした空気が漂っていた。
「魔王様、戻りませんね…」
「いいかげん諦めろよ芦屋」
「しかし、こ、この建物、壁が薄いのだな…」鈴乃は顔を赤らめている。
階下の二人は最初のうちは言い争う声が聞こえていたが、さすがに気を遣っているらしく静かになった。
とはいえ、ときどき聞こえる深い吐息や湿っぽい感じの規則的な物音などを気にせずに過ごすのは、なかなか難しいものだ。
と、そこへ外階段を上る勇ましい足音とにぎやかな声が近づき、201号室のドアが勢いよく開けられた。
「ただいま帰っタ!」
「あ、鎌月ちゃんやっぱりこっちだったね」アラス・ラムスの妹アシエス・アーラを伴って、大黒天祢が戸口に現れた。二人とも両手にふくらんだレジ袋を提げている。「いやー、アシエスちゃんにたかられちゃったよ」
「お菓子仕入れてきたのダ。あれっ、マオウいないのカー?」アシエスは狭い部屋をきょろきょろと探す。
省12
314: 302 2013/11/17(日)23:59 ID:gvMal01X(1/3) AAS
投下したまま放置で失礼しました。実はまだ続きがありまして…。
>>311 すみませんです。
>>312 恐縮です。
>>313 実はこれ、アシエス問題どうすんだよ…と思って書いたものでして。

賑やかしに、と思ったんですけどスレ汚しっぽくなってますかね。
続き、参ります。
315: 302 2013/11/18(月)00:02 ID:gvMal01X(2/3) AAS
>>310の続き

「まな板とか…胸なしとか、スポーツブラ上等とか」
ブラのホックを外すのに手間取る間、真奥は恵美から詰られていた。
「さんざん貶したくせに、なんなの」
「悪かった、謝るよ。でもなぁ恵美、…ちーちゃんを羨む理由が正直俺にはよくわからん。
こんな綺麗なのに、どれだけ欲深いんだよ…」
形のよい乳房に顔を埋めた真奥に、捏ねたり吸い上げたり忙しくしながらそんなことを言われてしまう。
言い返そうとする恵美だが、体の奥に震える未知の感覚に言葉を失っていく。
「ん、……あっ……」
「あんまり声出すと気づかれるぞ」
省20
316: 302 2013/11/18(月)00:04 ID:gvMal01X(3/3) AAS
再び外階段を叩く軽快な足音が聞こえ、気まずい雰囲気の201号室のドアに佐々木千穂が顔を出した。
「こんにちはー。すみません、部活が長引いちゃって」
「千穂ちゃんいらっしゃい。先にやらせてもらってるよー」
「おぉ佐々木さん、よくいらっしゃいました。お座りください、ココアを淹れましょう」
「チホ、ココアうまいゾー」
「ありがとうございます! あ、真奥さんいないんですね。あれ、遊佐さんも?」
「ああ千穂殿、ちょっとその、出かけているんだ」
「買い物ですか? メールしてくれれば私行ってきたのに」
「ま、座りなよ、じき戻るさ」
「はい。漆原さんが押し入れから出てるなんて、珍しいですね」
省17
317: 302 2013/11/18(月)00:07 ID:U1hJdH+B(1) AAS
芦屋の留守にこっそりタオルケットを洗濯することを考えて少しだけ憂鬱になりながらも、真奥は再び膝を開かせ、細い腰を抱える。
「俺に任せとけ。行くぞ」
「わかったわ、信じる」
真奥はゆっくりと腰を沈めていく。堅く目を閉じたまま恵美は真奥を深々と受け入れ、大きく喘いだ。
貫かれただけで高みに達した恵美の口を、真奥は慌てて押さえる。
吐息とともに呻く恵美の下腹の痙攣に、覆いかぶさってひたすら堪える真奥。
呼吸が幾分戻りぐったりした恵美を、真奥は繋がったまま抱き起こす。
「痛くなかっただろ?」
答えがないところを見るとそうでもなかったようで、真奥は一瞬身の危険を感じるが、真奥の腰に乗せられて所在なさげな恵美は、繋がっている部分から目を背けながら言う。
「重いでしょ、私」
省25
321: 302 2013/11/19(火)05:47 ID:AJPuHSbg(1) AAS
>>320 す、すみません…。
「魔王と勇者、101号室を利用する」? はおしまいです。半端なエロで申し訳ない。
どなたか「魔王、永福町に突撃する」を書いてくれないかなあ。
331: 302 2013/12/14(土)13:09 ID:Edg8CObN(1) AAS
>>330
ストッキングは正義。
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 1.529s*