[過去ログ] 魔法少女まどか☆マギカでエロパロ5 (360レス)
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164: 2013/12/14(土)20:42 ID:yN3QcRwV(1/16) AAS
>>136
おめでとう。君の願いはエントロピーを凌駕した

一週間くらいでどうにかなると思ったら
想像以上に時間かかった
規制くらうかも
165: まどかのエロゲがやりたい。 2013/12/14(土)20:43 ID:yN3QcRwV(2/16) AAS
 ランドセル背負ってた時代から見れば、中学生は大人の一員に見えた。
小学校を卒業し、いよいよ自分もそれに加わるんだと期待して、入学式の前日は眠れなかった。
制服を注文しに行く日、親と一緒に訪れた洋裁店では希望で胸がいっぱいだった。

 あれから一年くらいたった。

 そんなことはなかったんだなーと思う。

『まどかのエロゲがやりたい。』

「よく続きますねー」
「好きでやってるからね」
 俺があくびをかく隣で、智久さんはせっせと土いじりに勤しんでる。
よくもまあ飽きもせず毎朝何年も続くものだ。
省39
166: 2013/12/14(土)20:44 ID:yN3QcRwV(3/16) AAS
 しばらく経って、まどかの後を追うように俺も通学路を歩く。
ああ、めんどくさい。変に急な坂が多くて辛いんだよな。

 ……いいこともあるんだけどね。

 今いる場所より上の方でヒラヒラするスカートに目を細める。
もうちょっと……あとひと押し、そよ風でも見えそうだ……。

「!?」

 突然寒気がして、俺は自分の体を抱く。
なんだこの突き刺すような視線は。殺気?
省40
167: 2013/12/14(土)20:45 ID:yN3QcRwV(4/16) AAS
[昼休み]
 さて、おまちかねのランチタイムだけどどこへ行こうか。
 
 『屋上』
 『教室』
ニア『校舎外れの空き教室』
 『トイレ』

 うん、そうだな、あそこに行こう。
少子化の影響か、この学校には使ってない教室がちらほらある。
倉庫や行事でたまに使われるくらいで、そこに生徒が出入りすることは基本的にない。
省36
168: 2013/12/14(土)20:45 ID:yN3QcRwV(5/16) AAS
 [放課後]
さて、どうするかね。まどかに暁美さんのことでも聞きに行くか、
それともマミさんに会いに行くか、帰りに中沢とゲーセン寄るのもいいよな。

 『まどかのところへ』
ニア『マミさんのところへ』
 『中沢とゲーセン』  
 『一人で帰る』
 
「なあ、帰りゲーセン寄らね?」
「悪い、行くところあるから」
省33
169: 2013/12/14(土)20:46 ID:yN3QcRwV(6/16) AAS
「マミさーん」
 俺が教室の出入口から声を掛ける。すると帰り支度をしていた彼女は顔を上げ、ぱっと笑みを浮かべる。
「…………」
 が、俺の隣にいる暁美さんを認めると、その明るさに影が差した。
そういえばこの人まだ帰ってなかったね。あれ、これマズくね?
「その人が暁美さん?」
「ええ、まぁ」
 カバン抱えてやってきたマミさんの顔はどことなく険しい。
というか、この人は暁美さんのこと知らないの?
うーん、謎だ。
省46
170: 2013/12/14(土)20:48 ID:yN3QcRwV(7/16) AAS
「何今の?」するとほむらはわずかに眉を上げた。
「やっぱり偶然や奇跡じゃないのね。こいつが見えるのは……見えるようになったのわ」
「はい?」
「こっちの話よ。気にしないで」どういうことなのか聞こうとしたら、ばっさり切られてしまった。
「ここに来た目的はこいつよ。近くで魔力の波動を出していれば、
最初だけは調査のために向こうからやってくる」
「今のマスコットじゃないの? 魔法少女ものには付き物な」
「そういうミスリードを狙ったすべての元凶よ」
「ふーん。ずいぶんあっさりやられたね、黒幕」 

「ひどいなぁ」
省48
171: 2013/12/14(土)20:49 ID:yN3QcRwV(8/16) AAS
 ちらっとマミさんが俺を見る。
「彼を連れ出したのは人質にするため? ずいぶん卑怯な真似をするのね」
「あなたのようなキュウべえの奴隷にさせないためよ」
「洗脳にしろ拉致にしろ、人のことを悪く言える立場じゃないわ。
彼を解放しなさい。嫌だというなら、力づくでも」
「…………」
 ほむらはじっと俺を見る。
「あなたの好きにして」
「わかった」

ニア『マミさんのところへ』
省36
173: 2013/12/14(土)20:55 ID:yN3QcRwV(9/16) AAS
 ぐらり。景色が、空間が突然揺れる。
まるで絵画の中にでも入ってしまったような。
「魔女の結界よ」
 俺から体を離したマミさんは言う。ああ、柔らかい感触が……。せっかく堪能していたのに。
「魔法少女じゃなくて?」
「人に仇なす魔女と戦う者、それが魔法少女よ」
「ああ、そういう」
 人の悩みを解決するとかじゃなくて、退魔的なね……大変だなぁ。

 マミさんに導かれるように結界の中を進むと、まどかとさやかがいた。
なんかヒゲ生えた綿みたいのに囲まれてる。不運な奴ら。
省46
174: 2013/12/14(土)20:57 ID:yN3QcRwV(10/16) AAS
「…………」
 ほむらは背を向け、どこかへ飛び降りた。
一瞬見えた表情は、何かに苦しんでいるようだった。
追って慰めることはできるだろうか。

 『ほむらを追う』
ニア『ほむらを追わない』

 いや、やめておこう。これが今生の別れというわけではない。
また明日学校で話せば済むことだ。このままマミさん達と別れるのは危険だし、
あの俊足に追いつける保証はない。

『僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ』
省42
175: 2013/12/14(土)20:58 ID:yN3QcRwV(11/16) AAS
「……お前は何が知りたいんだ?」
 いやに、珍しくしつこいまどか。
回りくどいというか、尋問されてるみたいであんまりよく思えない。
「そ、それは……」
 言葉が出てこないようで、まどかは俯く。
「別に隠してたわけじゃない。いちいち話すことでもないって思っただけだ」
「だって、そんな素振りなかったし、いつも通りで……」
「ただ綺麗な先輩と飯食って散歩してただけだ。
残念ながら、それ以上のことはなくってな」
「そ、そうなんだ」
省47
176: 2013/12/14(土)20:58 ID:yN3QcRwV(12/16) AAS
「お前には失望したよ」
「いきなりなんだよ」
 席に座ったら、負のオーラを背負った中沢に絡まれた。
「俺の誘い断って暁美さんとどっか行っただろ」
「どっか行ったな」
 教室と廊下の境だったし、廊下は例によって丸見えだ。
知られない方がおかしい。
「転校早々不安だって相談されたんだよ。ほら、俺席となりだし」
「俺も隣なんだけどな」
 二人してほむらの席を見る。俺たちに挟まれた席の人はまだ登校していない。
省42
177: 2013/12/14(土)20:59 ID:yN3QcRwV(13/16) AAS
[放課後]

 さて、どうするか。まどか、さやか、マミさんは魔法少女体験コースとやらで誘えない。
俺がついていくって手もあるが、魔法少女になれない奴に体験コースなんて必要ないだろ。
三人と会うのは夕方になってからだな。

 
ニア『ほむらと話す』
 『中沢とゲーセン』  
 『一人で帰る』

「ほむら」
「何かしら」
省31
178: 2013/12/14(土)20:59 ID:yN3QcRwV(14/16) AAS
 結界の中まで三人を追ったが、さすがはマミさん、危なげなく戦っており、
魔女(イメージするのとはかなり違った)もあっさり倒した。
「願いはないけど、ああいう姿に憧れて契約するのってのもありそうじゃない?」
「あるわね」
「ほむらもその口?」
「…………」
 視線がまどか達から俺に移った。綺麗な瞳だな―と眺める。
「知りたい?」
「知りたい」
「教えてあげない」
省37
179: 2013/12/14(土)21:00 ID:yN3QcRwV(15/16) AAS
 巴家の前で待つこと十分とちょっと、マミさんが走って帰ってきた。
「ごめんなさい、遅くなっちゃって」
「今来たところですから」なんて、
一度言ってみたかった陳腐なセリフを言った俺を自宅へ招いたマミさんは、
「ちょっと待っててね。今お茶の用意をするから」
「昨日の今日でまだストックがあるんですか」
「買いだめしておいたの。人を呼ぶのなんて久しぶりだから、張り切っちゃって」
「そうですか」
 あっさり納得できるのはいいのか悪いのか。
昨日とはまた違う洋菓子を俺は味わう。
省47
180: 2013/12/14(土)21:03 ID:yN3QcRwV(16/16) AAS
 俺はマミさんの手を握り、笑った。
「はい、マミさん」
「……………」
 すすすっと座りながらこっちに来たマミさんは、
さっきの弱々しさはどうしたってくらい強く抱きついてきた。
「よかった」
 ぎゅううう。
「本当によかった」 
「ははは……」
 く、苦しい。柔らかいのはいいが、骨が悲鳴を上げてる。
省47
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