[過去ログ] 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ15【総合】 (866レス)
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471: ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/04(金)21:56 ID:smmldWHq(1) AAS
もうちょっと頑張ってみるわ
472: ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/14(月)23:07 ID:vZTaO/ue(1/7) AAS
これから投下します。まあ宣言する必要もないけどお約束ということでw
473: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/14(月)23:10 ID:vZTaO/ue(2/7) AAS
 ニンジャ。今やこの言葉を知らない冒険者はいないだろう。
戦士の戦闘力と盗賊の技を合わせもち、クリティカルヒットで敵を屠る必殺の暗殺者。
しかしこの職業は初めから冒険者に伝えられていたわけではなかった。
そして最初の“ニンジャ”はどのように生まれたのか、その由来を知るものはいない。
これから語られる話がそうなのか、それは各々の信ずるところに任せたい。

 その日、彼らは初めてその階に足を踏み入れた。

「あの噂ホントかな」
言い出したのは前衛の戦士だった。

「何がだよ」
「ほら、最近ダンジョンに現れるとかいうアレだよアレ」
省26
474: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/14(月)23:14 ID:vZTaO/ue(3/7) AAS
なぜか。それは男が声を出せない身体だったからだ。

 男の名はケイン。パーティーの盗賊を務めている。
彼は腕の良い盗賊であったが、数ヶ月前にトラップ解除に失敗し猛毒のガスを大量に吸い込んでしまった。
命こそ助かったが、ガスから受けたダメージは完全には癒えず、ケインは声を失ってしまった。
それ以来、ケインは身ぶり手ぶりか魔法の使えないスクロール紙でしか意志疎通ができなくなってしまった。
もっとも、ケインは毒舌で皮肉屋だったから喋れなくなったところで誰が困るわけでなく、必要最低限の
対話さえできれはよかったので、ケインを気の毒に思う物好きはいなかった。
ただ、声を失ったケインだけが悪態を飛ばすこともできず、苛立ちを抱え込むばかりだった。

(何が裸の女だよ、バカバカしい!そんなヨタ話にホントもクソもあるか!)
ケインにとってはダンジョンを徘徊する裸の女など謎でもなんでもなかった。
省17
475: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/14(月)23:23 ID:vZTaO/ue(4/7) AAS
(カリーナかよ…ったくキンキンうるせえな、クソが…)
叫び声を聞きながらそんなことを思ったケインだったが、女メイジが尋常ならざる状況なのは察していた。

気づかれないよう、うっすら開けた目に映ったのは異様な装いの男たちと、彼らに囲まれた中で
男たちの一人に組み伏せられている女メイジの姿だった。

床に落ちた松明に照らされた女メイジはほぼ裸で、引き裂かれた着衣らしき布切れが散らばっていた。
その女メイジの両脚の間に入り、腰を使っている男がいる。
顔を布でマスクのように覆い、ローブとも違う奇妙な着衣を纏った男たちの姿を見た、ケインの脳裏に
意識を失う前の記憶が甦ってきた。

 それは突然の出来事だった。ダンジョンの闇の中から“奴ら”はいきなり襲いかかってきた。
前衛の戦士3人はなんとか凌ごうとしたが、奴らの繰り出す奇妙なナイフに急所を突かれ、次々と絶命していった。
省18
476: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/14(月)23:27 ID:vZTaO/ue(5/7) AAS
女メイジを犯していた男が下がると“奴ら”の中から二人の男が出てきた。

「あぐっ!」
男の一人が女メイジを蹴飛ばして腹這いの姿勢にさせる。そしてビンビンに勃ち上がった自身の一物を取り出すと
女メイジの白い尻をつかみ、秘所へ一気に突き入れた。

「ぎひィイイイイ━━!!」

女メイジの悲鳴に混じって、ズンズンパンパンと肉のぶつかる音が鳴る。
もう一人の男も一物を出すと女メイジの頭のそばに膝を着き、彼女の髪をつかんで顔を上げさせた。
そして戸惑う女メイジの口元に勃った一物の先を突きつけると、くわえるよう仕草で促した。
当然のごとく女メイジが嫌悪と拒絶の反応を示すと、首筋に奇妙なナイフの刃を当ててきた。

「ひぃ…!」
省19
477
(1): 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/14(月)23:33 ID:vZTaO/ue(6/7) AAS
「ッッ…! くぅ…!」
挿入も3度目となると悲鳴は上がらなくなった。
男が腰を使い奥を突き上げても、女メイジは固く目をつむり唇を結んで堪えていた。
快感は覚えてなくとも男を受け入れることに順応していったのだろう。助かりたいがために必死になっているのは
女メイジも同じなのだ。
だが、そんな彼女の苦悩など“奴ら”には楽しみを味わうスパイス程度でしかない。

突然、背後の男が女メイジの身体を前の男に預けた。女メイジは思わず前の男にしがみつき、その両脚が
前の男の手に抱えられたその直後、女メイジの尻を男の手が押し広げた。

「??!!」
驚く女メイジの肛門に熱くみなぎった男の性器が突きつけられる。
省19
478: ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/14(月)23:37 ID:vZTaO/ue(7/7) AAS
とりあえず今日はここまで。次で第一話終わります。
483: ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/15(火)22:34 ID:RXfmvyJu(1/6) AAS
過疎ってると思ったら意外と見られてるのな。
というわけで>>477の続きだよん。
484: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/15(火)22:38 ID:RXfmvyJu(2/6) AAS
だが、生首といっても殺害されたパーティーの仲間でもなければケインの知ってる顔でもない。
となれば、これは“奴ら”の中の一人である。ケインの中に戦慄が走る。
(“奴ら”よりヤバいヤツが来ている!)

仲間が殺されたのにまだ気づかないのか、“奴ら”は女メイジの周りに群がっていた。
中にはズボンを下げ、股間を締め上げる奇妙な下着から一物を出して扱いているヤツもいる。
精を放った男の唸り声が上がり、入れ代わりに別の男が女メイジを犯している。
誰もケインに気づかない状況はアイテムを使う絶好のタイミングであったが、ケインは動かなかった。
いや、動けなかったのだ。

視界の向こうではおぞましい陵辱の宴が続いていた。
“奴ら”の群がる中から上がる、女メイジの呻きとも喘ぎともつかない声。
省25
485: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/15(火)22:44 ID:RXfmvyJu(3/6) AAS
 
開けた視界に見えてきたのは、無惨な骸となって転がる“奴ら”の姿だった。
首の無い死体とそうでない死体が入り混じり、床に転がっていた。
そして遂に現れた殺戮者の姿にケインは驚愕した。

(マジかよ!!??───)

それは衣装はおろか糸すらまとっていなかった。
絹のような柔肌には傷一つなく、魅惑的な曲線に象られたその肢体は鍛えられた肉体と女性としての艶めかしさを
合わせ持ち、表情を殺した美貌の後ろでは長い黒髪を根元と先端の二カ所で束ねて留めていた。

それはまぎれもなく噂で語られる“裸の女”だった。
ケインが聞いた足音は裸足の彼女が立てた音だったのだ。
省22
486: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/15(火)22:50 ID:RXfmvyJu(4/6) AAS
その答えは間もなく明らかとなった。

「…す…けて……」
微かに掠れた声がした。

「たす…けて……たすけて……」
それは女メイジの救いを求める声だった。
床を這い、裸の女にとりすがろうとする女メイジの背中に首の無い死体が乗っかっている。

「たすけて…たすけて…」
女メイジのそれなりに美貌だった顔は恥辱と苦痛に歪み、こびりついた精液と涙と鼻汁に汚れて、実に痛ましいものだった。
普通なら裸の女を警戒なり怪しむなりするはずだが、今の女メイジには“奴ら”の陵辱から解放してくれた
救世主か女神に見えたのだろう。
省28
487: 始まりのニンジャ〜第一話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/15(火)22:58 ID:RXfmvyJu(5/6) AAS
「おい!アンタ大丈夫か!?」
誰かが呼びかけている。ケインは返事の代わりに弱々しく手を振った。
人の気配が次第に集まり、ケインを見て何やらささやいている。今のケインの身なりを見れば当然の反応だろう。

「アイツなんで裸なんだよ」
「ダンジョンで身ぐるみ剥がされたんじゃね?」
「いきなり空中から出てきたってよ」
「ロクトフェイトを使ったのか…」
「とんだ物好きもいるんだなぁ」

ルビーのスリッパに込められた魔法、ロクトフェイトは使った者を地上に帰すのと引き換えに
装備やアイテムや所持金を失うというデメリットがあった。
省21
488: ◆pT3tKNJdzbPc 2016/03/15(火)23:01 ID:RXfmvyJu(6/6) AAS
レス制限がなければいっぺんに投下できたのだが。
では第二話で会いましょう〜〜
553: ◆pT3tKNJdzbPc 2017/03/27(月)22:48 ID:zMxOWanb(2/8) AAS
というわけで一年ぶりのクソくらえだ
554: 始まりのニンジャ〜第二話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2017/03/27(月)22:54 ID:zMxOWanb(3/8) AAS
 
   ***   ***

 ケインが姿を消して半年が経った。

彼が去ってからもダンジョンに出入りする冒険者は絶たず、今日誰かが生き延びれば
誰かがダンジョンの骸と成り果てる、毎日がその繰り返しであった。

ケインの残したメモを手がかりに他のパーティーが彼の元仲間を救出に向かったが、一人を除き
全員がロストしていたという。
蘇生できた、ただ一人の生き残りはダンジョンに潜む謎の集団の脅威を伝えると憎しみを込めて言った。

ケインを絶対許さない。必ず見つけ出してやる、と。
やがて彼もケイン同様に町から姿を消した。
省21
555: 始まりのニンジャ〜第二話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2017/03/27(月)22:57 ID:zMxOWanb(4/8) AAS
 
(チョロいもんだな、あのチョウとかハンとか当てるやつは…)
ケインは賭博場にて賞金を受け取ると、澄ました顔でその場を後にした。

(あークソみてえに晴れてやがる、今夜もまた暑いのかよ…)
青く澄み切った空を仰ぎながら、心の中で愚痴るケイン。
その足が向かうのは、いきつけの酒場であった。

 半年前、ダンジョン近くの町から逃げ出したケインはあちこちをさまよった末にこの街にたどり着いた。
東の果てのこの街に来たのは、見捨てていった仲間たちの知人やら縁のある連中に捕まりたくなかったからだ。
あのままあの町に留まっていても、彼が他のパーティーにスカウトされるはずもなく、
それどころかダンジョンから仲間たちを助けだせと急かされるだけである。
省19
556: 始まりのニンジャ〜第二話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2017/03/27(月)22:59 ID:zMxOWanb(5/8) AAS
ケインに背中を向けたまま、その声の主は言った。

(チッ、バレてたか)

ケインはため息をつくと背中の主の前に回り、同じテーブルに着いた。
それから幾ばくかの金を包んだ小袋を差し出した。

「ほう、博打は勝ったんだな、そいつはよかった」
背中の主は屈託のない笑顔を浮かべながら小袋を取った。
彼の名はダイジロウといい、ヒノモトから来た冒険者であった。

 ケインがダイジロウと出会ったのはこの街に着く前のことだった。
街の外でモンスターに追われていたケインをダイジロウが助けたのだ。
以来、ケインとダイジロウは顔見知りの仲となった。
省21
557: 始まりのニンジャ〜第二話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2017/03/27(月)23:05 ID:zMxOWanb(6/8) AAS
 
(何だ!?この絵は“奴ら”じゃないか!?)

奇妙な布の服を纏い、奇妙なナイフを逆手に構えたその絵の人物は、かつてケインのいたパーティーを壊滅させた
あの“奴ら”の姿そのものだった。

「ケイン…?」
ケインのただならぬ様子にダイジロウが怪訝な思いで尋ねる。
「お前、これを知っているのか…?」

ケインは頷かなかった。だが、ダイジロウはケインの抱く恐怖を敏感に察した。
「この絵は俺が持ってきたものだ。この絵が何か知りたいか?」
(知っているのか!)
省25
558
(1): 始まりのニンジャ〜第二話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2017/03/27(月)23:07 ID:zMxOWanb(7/8) AAS
(!!……)
そのときケインは見た。殺意と憎悪を剥き出しにしたダイジロウの顔を。
それはケインが初めて見た表情だった。
そしてケインは思った。ダイジロウもまたニンジャに誰かを殺されたのだろうと。

「……まあこれは覚悟であって、別に死にたいわけじゃない。
忍者を始末するのは任務だからで、無事に済ませてとっとと故郷に帰りたいところだ」
ダイジロウは忍者の描かれた紙をしまうと、もとの屈託のない人のよい顔に戻った。

「今日は俺のおごりだ。飲んで景気づけしようじゃないか」
笑顔で酒を勧めるダイジロウであったが、ケインの表情は浮かないままだった。

(くっそ、もうこんな時間かよ…)
省5
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