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【朝ドラ】梅ちゃん先生でエロパロ2 (513レス)
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外 2
2012/10/16(火)19:11
ID:zo5+d6uL(12/16)
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495: 外 2 [sage] 2012/10/16(火) 19:11:28.00 ID:zo5+d6uL 引っかかるものなど何も無く、時間がサラサラと無為に流れ落ちていく。下の階から、時計の音が空しく鳴った。 つまらない。梅子はテーブルの上に置かれた菓子器から煎餅を一枚とってバリッとかじった。 信郎は相変わらず雑誌の記事に目を落としている。 しかし、雑誌をギリギリまで自分に引き寄せていて、梅子の方からは中身が全く見えない。 「何を読んでいるの?」そう問いかけようとした時、信郎が読んでいた雑誌をバサッと閉じて口を開いた。 「ちょっと出かけるか」 「え……?」 それが自分へ向けられた言葉だと理解できるまで数秒間キョトンとした後、梅子は嬉しそうに顔をほころばせて頷いた。 「えらくご機嫌じゃねぇか」 「ふふふ、そう?」 ちょっとそこまでと信郎が言ったのでとっておきの余所行きではないが、お気に入りの赤いカーデガンに今年初めて袖を通し、 ハンドバッグを持って口には珍しく紅をさしている梅子の足取りは、明らかに軽やかだった。 「こんな風に出かけるの、本当に久しぶり」 梅子はニコニコしながら信郎の横へピタリとくっつき、信郎もまんざらではない表情で、二人は初々しささえ漂わせて歩いた。 気が付くと駅までたどり着き、ちょっとそこまでと言っていたはずの信郎が何故か電車の切符を購入している。 「どこまで行くの?」 梅子が尋ねると、信郎は「まぁまぁ、いいじゃねぇか」と言葉を濁す。 何かおかしいなとは思いつつ、せっかくの遠出だからとあまり深くは考えずに、梅子は信郎と一緒に電車へ乗り込んだ。 信郎に促されて降り立ったのは、川崎駅だった。 信郎がたまにお肉を買いに行く場所とか、安岡製作所の取引先がある場所として知ってはいるが、梅子にとっては初めての場所だった。 駅前が賑やかなのは蒲田と同じだけれど、何だか匂いが違う。梅子には、そんな気がした。 道行く男性たちは皆、梅子の全身をジロジロと眺め、隣にいる信郎と目を合わせると、フイと視線を外す。 梅子は信郎の傍を離れてはいけない気がして、スタスタと先を進む信郎の上着の袖を掴み、なるべく地面を見つめながら歩いた。 「ねえ、ノブ……」 いよいよ不安になった梅子が見上げると、信郎はキョロキョロと何かを探しているようで、梅子の問いかけにも気づかない様子だった。 「ねえったら……」 そう言って信郎の腕をつかんだ途端、信郎の歩く速度が上がり、そのまま引っ張られるようにして、ある建物の敷地内へと入っていく。 ブロック塀には何か看板が掛けられていたようだが、とても店には見えない。そこは、うらぶれた旅館のような佇まいだった。 大きな型板ガラスがはめ込まれた引き戸を信郎が慎重に開くと、広めのたたきの奥に薄暗い廊下が続き、その薄暗闇の中からひっそりと 仲居のような恰好をした初老の女性が現れた。 女性が小さな声で「ご休憩ですか」と尋ね、信郎が緊張した声で「はい」と答える。 梅子は訳が分からないまま、信郎とともに建物の中へと通された。 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1350381793/495
引っかかるものなど何も無く時間がサラサラと無為に流れ落ちていく下の階から時計の音が空しく鳴った つまらない梅子はテーブルの上に置かれた菓子器から煎餅を一枚とってバリッとかじった 信郎は相変わらず雑誌の記事に目を落としている しかし雑誌をギリギリまで自分に引き寄せていて梅子の方からは中身が全く見えない 何を読んでいるの?そう問いかけようとした時信郎が読んでいた雑誌をバサッと閉じて口を開いた ちょっと出かけるか え? それが自分へ向けられた言葉だと理解できるまで数秒間キョトンとした後梅子は嬉しそうに顔をほころばせていた えらくご機嫌じゃねぇか ふふふそう? ちょっとそこまでと信郎が言ったのでとっておきの余所行きではないがお気に入りの赤いカーデガンに今年初めて袖を通し ハンドバッグを持って口には珍しく紅をさしている梅子の足取りは明らかに軽やかだった こんな風に出かけるの本当に久しぶり 梅子はニコニコしながら信郎の横へピタリとくっつき信郎もまんざらではない表情で二人は初しささえ漂わせて歩いた 気が付くと駅までたどり着きちょっとそこまでと言っていたはずの信郎が何故か電車の切符を購入している どこまで行くの? 梅子が尋ねると信郎はまぁまぁいいじゃねぇかと言葉を濁す 何かおかしいなとは思いつつせっかくの遠出だからとあまり深くは考えずに梅子は信郎と一緒に電車へ乗り込んだ 信郎に促されて降り立ったのは川崎駅だった 信郎がたまにお肉を買いに行く場所とか安岡製作所の取引先がある場所として知ってはいるが梅子にとっては初めての場所だった 駅前が賑やかなのは蒲田と同じだけれど何だか匂いが違う梅子にはそんな気がした 道行く男性たちは皆梅子の全身をジロジロと眺め隣にいる信郎と目を合わせるとフイと視線を外す 梅子は信郎の傍を離れてはいけない気がしてスタスタと先を進む信郎の上着の袖を掴みなるべく地面を見つめながら歩いた ねえノブ いよいよ不安になった梅子が見上げると信郎はキョロキョロと何かを探しているようで梅子の問いかけにも気づかない様子だった ねえったら そう言って信郎の腕をつかんだ途端信郎の歩く速度が上がりそのまま引っ張られるようにしてある建物の敷地内へと入っていく ブロック塀には何か看板が掛けられていたようだがとても店には見えないそこはうらぶれた旅館のようなまいだった 大きな型板ガラスがはめ込まれた引き戸を信郎が慎重に開くと広めのたたきの奥に薄暗い廊下が続きその薄暗闇の中からひっそりと 仲居のような恰好をした初老の女性が現れた 女性が小さな声でご休憩ですかと尋ね信郎が緊張した声ではいと答える 梅子は訳が分からないまま信郎とともに建物の中へと通された
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