[過去ログ] 【ドラマ】美男ですねでエロパロ7 (368レス)
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28: 2012/09/27(木)19:39 ID:ftxdpA+j(1/23) AAS
前回更新からまたも1ヶ月以上空いてしまって申し訳ありません。
廉×美子長編『君に贈るセレナーデ』の続きを今から投下します。

今回エロありです。これまでのシリアス展開はどうした?と
自己ツッコミしてしまうほど廉さん暴走ww
閲覧時は背後に充分ご注意下さい。

まとめサイトの管理人様、お手数ですが今回のみ“エロあり”に修正お願いします。

前回までの更新分

前々スレ
458-472
前スレ
省3
29: 君に贈るセレナーデ 56 2012/09/27(木)19:45 ID:ftxdpA+j(2/23) AAS
―――

「え〜、では皆様。我らが廉さんの復帰を祝しまして…乾杯!!」
「「カンパーイ!!!」」

廉が退院してからの一週間は、目まぐるしい速さで過ぎた。

彼に付きっきりで看病していた美子は青空学園での勤務に戻り、子供たちの世話に追われ。
一方、A.N.JELLは記者会見や関係各所への挨拶回り、スケジュール変更を余儀無くされた
新作アルバムのレコーディングなどで慌ただしく駆け回り。
ようやく全員が揃った今夜、合宿所のリビングで内々だけの復帰パーティーが和やかに始まった。

「…乾杯がコレじゃあな…」
省25
30: 君に贈るセレナーデ 57 2012/09/27(木)19:48 ID:ftxdpA+j(3/23) AAS
半ば脅しにしか聞こえない一言で勇気の責任を請け負った廉は、ソファの定位置で
ふんぞり返ってお茶を飲む。
その不遜な態度が引っ掛かったのか、柊の隣で機嫌良く飲んでいたNANAが割り込んだ。

「そうよ、人騒がせなのは廉なんだから。勇気さんが気にする必要無いわ」
「はぁ?何でお前にそんな事言われなきゃ…」
「あ〜ら、誰のお陰で助かったと思ってるの?私と柊が居なかったら、
あなた死んでたかも知れないのよ」
「……チッ…何回目だよ、その話…」

適度にアルコールが入ったNANAは早くも頬を桜色に染め、酔っているのは明白。
廉に対する風当たりが一層冷たくなり、美子はあたふたと手を動かし仲裁に入る隙を窺う。
省27
31: 君に贈るセレナーデ 58 2012/09/27(木)19:51 ID:ftxdpA+j(4/23) AAS
NANAはマスコミの目を避け入院した日以降は見舞いに来なかったが、病室に籠り切りで
青い顔をしていた美子を、電話やメールで元気付けようとしてくれた。
彼女の優しい一面を語り廉の顔色を見遣れば、吊り上がった凛々しい眉が少しだけ和らぐ。

「変わったのか、嘘つき妖精も…」
「…昔は色々あったけど……ここに居る皆さんは、私にとって大切な仲間です。
廉さんも、私も…皆さんに支えられて生きてるんですよね…」

兄の身代わりとしてA.N.JELLに加入しなければ、決して出会うはずの無かった彼ら。
皆の暖かさに助けられ、今回も大変な事態を収集する事が出来た。

「…幸せって、こういうモンなんだろうな」
省21
32: 君に贈るセレナーデ 59 2012/09/27(木)19:54 ID:ftxdpA+j(5/23) AAS
「廉さん…超〜感動だよ!!俺、一生廉さんに付いてくから!」
「勇気…」
「…あぁ、俺も。廉の作った曲しか弾けないし、弾く気にもなれない」
「…柊…」

感激屋の勇気はとうとう涙を流し、廉の右腕に抱き着いて。
柊はうっすら赤らんだ双眸を隠す事なく、彼へと向ける。

「…言われなくても、俺らはとっくにお前を信じてるっつうの。お前が居たから、
バラバラな俺たちもここまでやって来れたんだ。…A.N.JELLのリーダーは、桂木廉にしか務まらねぇ」

相変わらず自信たっぷりに言ってのけた美男が、爪先へ力を込めて懸命に背伸びをし、
省31
33: 君に贈るセレナーデ 60 2012/09/27(木)19:59 ID:ftxdpA+j(6/23) AAS
突然声を上げた己を、A.N.JELLの4人が一斉に振り返る。
膝枕で気持ち良さそうに微睡むNANAに気付いた柊が、いち早く美子の前まで歩み寄った。

「柊さ…」
「ごめんな、美子。NANAはあんまり酒に強くなくて…」

至極優しい眼差しでNANAを見つめる柊は、軽々とその身体を抱え上げて皆に会釈する。

「…じゃ、俺はお姫様を寝かし付けて来るよ」

恥ずかしげも無く王子様めいた一言を残し、彼はNANAと共に自室へ消えて行った。
省17
34: 君に贈るセレナーデ 61 2012/09/27(木)19:59 ID:ftxdpA+j(7/23) AAS
「仕方ないですよ!皆さん酔ってましたし…
私がやりますから、廉さんはお風呂でも…」

ビール缶やシャンパンの空き瓶をまとめていると、キッチンから
ゴミ袋を持って現れた廉の手が美子の手首を掴み、制止する。

「いいよ。たまにはお前が先に休め」
「けど…廉さんの復帰パーティーなのに」
「…俺が好きでやってんだ。文句あるか?」
「い、いえ…」

有無を言わせぬ態度の彼へ口答えするのは不可能だと判断し、
省12
35: 君に贈るセレナーデ 62 2012/09/27(木)20:01 ID:ftxdpA+j(8/23) AAS
「…あんなこと言うなんて…」

浴室に駆け込んだ直後、頭から熱めのシャワーを被った美子は、両手で顔を覆い独り言を漏らした。
この一週間でグッと大人びた表情を見せるようになった廉に、胸の高鳴りを抑え切れなくなる。

「私…またドキドキしてる……」

交際を始めてすぐ遠距離恋愛に突入し、逢えない時間の方が長かった所為か、日本に帰国してからは
彼の仕草や言葉に一喜一憂し、日ごと愛情は増すばかり。
省19
36: 君に贈るセレナーデ 63 2012/09/27(木)20:04 ID:ftxdpA+j(9/23) AAS
―――

口から心臓が出てしまうのではないかと錯覚するほど、異様な緊張感。

入れ替わりで浴室へ行った廉を待つ間、どんどん早くなる鼓動は静寂を保つ
薄暗い部屋の隅にまで届きそうだ。

「…これ、ホントに大丈夫なのかな…?」

以前NANAとRINAから聞かされた、男性をその気にさせるテクニックを反芻する。
二人が太鼓判を押すコスチュームとして、男物の白いYシャツをクローゼットから拝借し、
袖を通してみたものの。
本当に、こんなブカブカの服一枚で色気など増すのだろうか。
省26
37: 君に贈るセレナーデ 64 2012/09/27(木)20:07 ID:ftxdpA+j(10/23) AAS
「…美子の髪は柔らかいなー…」
「そうですか?」
「あぁ、ずっと触ってても飽きない」

男装の為に短くした髪も肩まで伸びて、すっかり女性らしさを取り戻し。
本人以上にそれが嬉しいのか、廉はこうしてよく美子の髪に触れるようになった。

「廉さんの真っ直ぐな黒髪の方が、素敵だと思いますよ」
「…ふーん、お前は黒髪が好みか」
「んー…けど、金髪にしても似合いそうですよね。どんな髪型にしても私は大好きです」

意思の強そうな黒髪に男らしい眉がトレードマークな廉の外見を、脳内で勇気と同じく
省22
38: 君に贈るセレナーデ 65 2012/09/27(木)20:11 ID:ftxdpA+j(11/23) AAS
「嬉しいです!!廉さん、覚えててくれたんですね!」
「当然だろ。…あの時はゴタゴタして中止になっちまったからな。
コイツも満を持しての登場だ」

促され、床へ膝を突いた美子は開放した窓の外で輝く満天の星空にレンズを合わせ、望遠鏡を覗いた。
肉眼では決して見れない星たちの詳細な姿が視界に広がり、わっと声を上げる。

「スゴい!!こんな形だったのね……」

修道院に居た頃から、高価な天体望遠鏡は正に憧れの存在。
学校で習う天体の授業や、図鑑に掲載された星の写真に思いを馳せるのが精一杯だった己にとって、
遥か彼方で煌めく星を間近に見られる喜びはひとしおで、次第にのめり込んでいく。
省23
39: 君に贈るセレナーデ 66 2012/09/27(木)20:15 ID:ftxdpA+j(12/23) AAS
じっと己を見つめる瞳に吸い込まれ、息をするのも忘れるほど胸が熱くときめく。

…想い焦がれ続けた彼が、自分を人生の伴侶として選んでくれるなんて。

エンゲージリングを貰った辺りから滲み始めていた涙がとうとう零れ、
下唇を噛み締めながら力一杯頷いた。

「…はい……よろしく、お願いしま…っ…!」

返事を聞くや否や、廉は勢い良く美子の細い肩と腰を抱き寄せ、安堵の表れなのか大きく息を吐いた。
省29
40: 君に贈るセレナーデ 67 2012/09/27(木)20:18 ID:ftxdpA+j(13/23) AAS
―――

暗闇では無力な己の瞳を理由に点した室内照明の下、恥じらう美子を目の当たりにしただけで、
飢えた獣のように獰猛な衝動が湧き起こる。
アフリカから帰国したその日に初めて結ばれて以来、幾度抱いても尚、彼女への欲望は尽きる事は無かった。

「…んっ、ふ…ぁ…」

可憐な唇を塞ぎ、戸惑う舌先を捕らえて絡ませながら指先に全神経を集中させ、
シャツの裾から覗く華奢な脚を踝からツウッと撫で上げると、きめ細かな肌が粟立つ。
これは美子の性的興奮を表すサインだと、行為を重ねていく内に知った。

「…なぁ、何で俺の服を着たんだ?」
省24
41: 君に贈るセレナーデ 68 2012/09/27(木)20:21 ID:ftxdpA+j(14/23) AAS
「…濡れてる…」
「……っ…言わない、で…下さい…」

満足げに呟きシャツの裾を捲ると、誰に勧められたのか清楚な美子には似つかわしくない、
妖艶なパープルの下着が全貌を現した。
所々に黒いレースが使われ、勝負下着です!と主張しているようだ。
廉は面食らい、一瞬ベッドからずり落ちそうになるのを堪え、咳払いを零す。

「いつ買ったんだよ、これ…」
「……NANAさんとRINAさんが、プレゼントしてくれて…」
「……やっぱりそうか」
省20
42: 君に贈るセレナーデ 69 2012/09/27(木)20:24 ID:ftxdpA+j(15/23) AAS
「…は…ぁん、廉さ…」
「何だ」
「……お願い、します…」
「それじゃ何が言いたいのか分からねぇよ」

簡単に他人へ素肌を見せられなくする為、下半身に無数の所有印を刻んでいた所で、
ようやく観念したらしく腰を微かにくねらせながら、小さな声を発した美子。

「…パンツ、脱がせて下さい…」
「それだけ?」
「………さっきの、もう一回……して…」
省24
43: 君に贈るセレナーデ 70 2012/09/27(木)20:27 ID:ftxdpA+j(16/23) AAS
「はぁ、…はぁ…」
「……すげぇな、初めて見た…」

膣内から指を引き抜き、己の頬や額に付着した蜜を掬い取る。
ぼんやり余韻に浸る美子の前で、さも美味そうにそれを啜って妖しく笑んでやった。

「…甘い」

本当は味など無いに等しいが、彼女の身体から出たものだと思うと自然と
甘く感じるから不思議だ。

「……廉さん…わたし…」
「ん?…っ、お前…!」
省25
44: 君に贈るセレナーデ 71 2012/09/27(木)20:30 ID:ftxdpA+j(17/23) AAS
抑え切れず、デレッとだらしなく頬を緩ませ彼女の顔中に口付ける。
その間にも、頭上のクッションを一つ取って細い腰下へ敷き、尻の位置を高くした。

「…?」
「……いい子だ、ブタウサギ。めちゃくちゃ気持ち良くしてやる」

未だ試した事のない性感帯の開発。
今夜なら出来るかも知れない。

急に動きを止められ首を傾げている美子の両足を、己の肩へ掛けて思い切り開脚させる。
クッションが支えとなり下肢が浮いた状態のまま、より深く挿入可能になったのを確認し、
最奥を目指しつつ円を描くように腰を揺らめかせた。
省20
45: 君に贈るセレナーデ 72 2012/09/27(木)20:32 ID:ftxdpA+j(18/23) AAS
「…はぁ、はぁ……」

額に滲んだ汗が、真下で紅潮する二つの膨らみへと垂れる。
全力で坂道を駆け抜けたような倦怠感が訪れ、肩で息をしながら彼女の上に崩れ落ちた。

「……美子、大丈夫か…?」

呼吸が落ち着き始めた所で美子の様子を気遣い、再度身体を起こして
体勢を整えながら顔を上げると。
強過ぎた快感の所為だろう、彼女は意識を失い目を閉じた状態で沈黙を守っていた。

「…気絶してる………」
省9
46: 君に贈るセレナーデ 73 2012/09/27(木)20:34 ID:ftxdpA+j(19/23) AAS
―――

熟睡する彼女が居ては、散々たる様子のベッド上をそっくり片付ける訳にもいかず。
廉は仕方なくシーツの交換を諦めて出来る限りの後始末と、美子の身体を清拭する作業に励み、
自身も二度目のシャワーを簡単に済ませた。

水を飲みに、濡れた髪を拭きながらキッチンへ向かうと、そこには先客が。

「美男…?」
「ちょっと眠れなくてな。…ほらよ」
「あぁ、サンキュ」

冷蔵庫の前でミネラルウォーターを飲んでいた寝間着姿の美男から、
省17
47: 君に贈るセレナーデ 74 2012/09/27(木)20:37 ID:ftxdpA+j(20/23) AAS
不意に核心を突く単語が飛び出し盛大に噎せた廉は暫し咳き込み、
飲み掛けのペットボトルをシンク付近に置いた。
息苦しさから若干潤んだ目を彼へ移すと、勝ち誇ったようにニヤリと
不敵な笑みが返る。

「へぇ、図星かよ」
「お、おお、お前、何で……」
「俺らは双子だぜ?お互いの思いまで分かる時もあるんだ。
…やっぱり、眠れない原因は廉にあったっつう訳か…」
「え?」
省22
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