「……んろ」
「おあっ!」
 甘ったるい指いじりに惚けていると、いきなり来た。薄く目をつむったミク
さんの顔が亀頭に触れんばかりに迫り、舌が伸びて、ぺろり。ぬるっとしたピ
ンク色の軟体に撫でられて、腰が爆発すると思うほどの衝撃が駆け抜けた。
「敏感ですね」
 ミクさんはくすっと笑うと、舌で唇を舐めまわしてから本格的に舐めてくる。
舌端でちろちろとくすぐり、舌腹でねっとりと唾液をこすりつけてきて、強烈
なパルスが連続して湧き起こる。奉仕される僕の、声だけでなく息が詰まりか
ける。
 手コキだけでなくフェラまで。僕が望んだわけじゃないのにミクさんがして
くれる。大感激で、涙が出そう。
 甲斐甲斐しいフェラに僕は溺れる。舐めるたびに顔が動き、ポニーテールが
可愛らしく揺れる。イヤらしい行為をしているのに、綺麗だ。心が奪われる。
「はむう」
「!」
 舌に代わって唇でぱくり。ちゅちゅっ、じゅるるっと、吸われしゃぶられて
腰がくだけかけた。かろうじて踏ん張る。しゃがんだら終わってしまいそうだ
ったから。ミクさんに情けなく思われたくなかったから。
 極限まで膨張した一物が可憐な唇に吸いこまれ、粘膜でもてなされる。根元
まで吸われると先っぽが喉元まで行く。苦しいはずなのにミクさんは顔を歪め
ることなく楽しそうに、舐めころがしてくれる。
「……ああっ!」
 吸われ舐められる気持ちよさに耽溺していたら、ミクさんが制服の前を開い
ていた。レースに飾られたブラジャーに見入る間もなく、カップがずらされて
魅惑の爆乳がぷるんとまろびでる。生のおっぱいに僕の目が血走る。巨大な白
い丘に、ピンク色の乳輪がまぶしい。さくらんぼみたいな乳首がツンと勃って
いるのがおいしそう。生唾をごくりと呑んだ。
 ミクさんはもちろん、露わにしただけでなく、ふくらみの谷間で挟みこんで、
揺らして、う、うわっ。唾液まみれのペニスをすりすりこすって、ふわふわの
肉丘で圧力をかけてきて、頭が真っ白になってくる。なにも考えられなくなる。