[過去ログ] らんま1/2の小説希望 (651レス)
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239: 2014/02/12(水)08:37 ID:9A3lha+m(3/9) AAS
「ちょっ、ちょっと乱馬…」
自動ドアをくぐると、中には一面にパネルが有り、空いている部屋には照明が灯っている。
早速、乱馬は熱心に部屋の説明を見始める。
「なぁ、あかね…どこにする?」
「どっ、どこでもいいわよ…乱馬選んで…」
二人で話していると、再び自動ドアの開く音がして、制服のカップルが互いの肩を抱くように入って来て、乱馬たちの後ろにつく。
「今日はいっぱいしようね」
「やだぁ、タカシのえっちぃ〜」
きゃっきゃっと、二人は互いをベタベタと触りながら、二人だけの世界に行ってしまっている。
慌てた乱馬たちは、一番手近な部屋のボタンを押した。
「はぁー、びっくりしたぁー。高校生も結構居るのね」
鍵を開け、二人が選んだ部屋に入ると、あかねは、はぁっと息をついた。
「さて、と…」
部屋に入るなり、乱馬は後ろからあかねをぎゅっと抱きしめる。
「ら、乱馬〜」
「は〜、一ヶ月ぶりのあかねだ……」
あかねの肩に顔を乗せ、感触を確かめるように、ぎゅっぎゅっと腕を巻き付ける。
「柔らけぇ…映画観ている時から、ずっとこうしたかったんだ…」
「あっ、ちょっと…」
あかねは、乱馬の腕の中から抜け出そうと、身を捩った。
「私、汗くさいかも…」
「構わねーよ、汗なんていつも稽古でかいてるだろ」
あかねの身体を半回転させて、乱馬は正面からあかねを抱きしめて、耳元で囁いた。
「しよーぜ、あかね」
「ひゃっ…」
乱馬の息が耳に吹きかけられ、あかねの背筋にゾクリと冷たいものが走ったようになる。
「家じゃみんな居るし、この間以来、えっちなんてできねーし、昨日の稽古なんて、お前、俺に寝技を仕掛けるし…」
フウッと乱馬がため息をつく。
「危うく、道場で押し倒すところだったぜ」
「押し倒すって……! えっ、あれは寝技ってわけじゃ…」
あかねは、慌て乱馬の身体を押し戻そうとする。
「俺が理性保つのに、どれだけ苦労してると思ってるんだよ? 人の気も知らないで…」
フッフッフッと乱馬が意地悪気な笑いを浮かべる。
「ら、乱馬〜?」
「俺ばーっかり、毎日毎日我慢させられて、あかねは涼しい顔なんだからな。今日は、おもいっきり…やらせてもらうぜ」
言うが早いか、あかねを抱き上げると、ベッドに下ろした。
「や、やだっ、乱馬の顔が意地悪そう! 私だって……」
あかねがきまりが悪そうに下を向く。
「私、シャワー浴びたいし、ねぇ待って…」
起き上がろうとするあかねを押さえつけて、乱馬は手早く上着を脱ぐ。
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