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【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の六【忍者】 (184レス)
【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の六【忍者】 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1303747360/
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166: ◆cuaRmSv8yapu [age] 2014/05/22(木) 14:08:42.90 ID:2eGb9VB4 ※文そう 【弱き花】 弱虫。臆病者。ろくでなし。意気地無し。 この、『最低女』。 ー… いっその事殺してしまおう、と決心が付いた頃には、案外私の鼓動は落ち着いていた。 等々、気が狂ったか、なんて事は思わなかった。 ー… くないを持つ手が震える。汗ばんで気持ち悪い。 さっきまであんなに平気だったのに、いざ、現状を目の前にすると途端にこのザマか。悔しくなって唇を噛み締めた。 今日でこの襖を開けるのも、この襖の向こうにいる男と会うのも、最後だ。 震える手を押さえて、くないを懐へ隠した。 「…そうこか」 襖をそっと開けると、気配で気付いたのか、男は布団から少し顔を出して、こちらを見つめ、私だと確認すると安心したように微笑んだ。 昔の彼は、こんな風に笑わない。 「……調子は、どうですか」 私のこの質問に彼は決まってこう返す。 「……あぁ、悪くない」 今日も変わらない返事だった。 相変わらず、色素の無い顔だ。そのせいか、寝不足気味だった彼の特徴である隈がほんの少し薄くなっている気がする。 今は寝不足所か、寝てばかりだ。 彼は起き上がろうと、体勢を起こす。しかし、その時大きく咳き込んだ。 血が見える。彼の鮮やかな、見たくない紅色が。 慌てて、ハンカチを取り出し、彼に差し出す。 「大丈夫ですか」 しかし、彼はそれを受け取らなかった。 「無理に起き上がっちゃ駄目ですよ…」 ポタポタと雫のように彼の口から、吹き出して来るそれは、私の手のひらを薄く濡らした。 白い布団の上に点々と血が滲む。 「…あぁ、すまない」 申し訳無さそうな顔で謝ると、また布団に潜り込んだ。 殺さなきゃ。私が、一刻も早く楽にしてあげなければ。 例え、この手が汚れても。 先輩のためなら、私は。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1303747360/166
168: ◆UWSkcmv6MM [age] 2014/05/22(木) 15:02:34.59 ID:2eGb9VB4 以上です とても短いですが、文そうが好きで思い付いたネタをこのスレで投下させて貰いました 冒頭に病気ネタと書くのを忘れてしまい、申し訳ありません 後、私のミスで>>166のトリップに間違いがあったので、>>167からトリップを変えました エロ無しで、申し訳ないです http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1303747360/168
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