[過去ログ] 【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の六【忍者】 (184レス)
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170: ※ヤンデレそうこ  ◆UWSkcmv6MM 2014/05/26(月)20:20 ID:P9PjuFMn(1) AAS
「…ねぇ、先輩…こっちを見て…」
もう一度、優しく彼の頬に手を添える。そこは、さっき私が打ったせいで微かに赤く腫れている部分だ。うっとりしてしまう。
「お願い…」
「……」
ゆっくりねっとりと甘い声で、彼の耳元へと呟いた。それなのに彼はうつ向いたままだ。
「…どうして、どうして…見てくれないんですか!!」
今度は、強く彼の腹を脚で蹴る。
「ぅっ…」
小さな呻き声と共に先輩はやっと顔を上げた。私を見つめるその目は反抗的だ。
彼の額から、汗が流れている。恐怖からの冷や汗だろう。先輩が私を怖がっている。そう考えるだけで、癖になりそうな快感を覚える。
否、もう既に私は毒されているのだ。
「好きです、先輩…大好きなんです…」
「……」
「…どうして何も喋ってくれないんですか」
「…喋る必要など、ないからだ」
「…そうですか。なら…」
グイッと彼の肩を掴み、引き寄せた。私と先輩の唇が重なり合う。
「っ…」
冷たい空間が広がった。ピチャピチャと口内を犯す音だけが聞こえる。
何度も何度も角度を変えては、甘ったるいキスを繰り返す。段々と唇の端が熱くなって来て、喉もおかしい。

どうして、先輩は。

彼の肩を掴む手に力が入らなくなる。
「っ、どうして…どうして抵抗しないんですか…」
面白くない。彼の瞳は、確かに恐怖の色が混じっている筈なのに。これじゃ、意味が無い。
もっと、もっと激しく嫌がるその姿を、私は見たいのに。濡れた彼の唇から、言葉が漏れた。

「…俺達は、付き合ってるから。俺は、お前が好きだから」

その目は、どこまでも冷酷だった。
私はそっと耳を塞ぐ。
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