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魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その9 (1002レス)
魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その9 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/
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878: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:48:38.69 ID:0TG0CQT4 休日に降って来たアイディアを形にしただけの何かです。 王道ファンタジー × 女騎士 × 魔法でダッチワイフ化 という、筆者の趣味でしかない要素で仕上がっております。ご了承ください。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/878
879: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:49:05.39 ID:0TG0CQT4 ---クエスト--- 依頼主:グランロエ王 依頼内容:グランロエ城跡の奪還 子細: 現王城より約130マイル南東に遺る史跡、グランロエ王城跡地の奪還を命ずる。 かの史跡は長らく盗賊団の塒となっていたが、盗賊団内で派閥争いが生じ、半ば解体状態との報告を受けた。 今こそ盗賊団をかの地より追い出し、王城跡地を奪還してもらいたい。 ----------- 「なんて、御大層なクエストを受けたけど……あっけなさすぎて剣が錆びそうだ」 俺は流れ者の傭兵。誰のためでもなく、義理もなく、ヒマつぶしのためだけに剣を振るう、そこらのゴロツキと変わりのない一端の戦士だ。 だが、つい先日、気まぐれでドラゴンを討伐し、図らずもグランロエ国の危機を救ってからはすっかり英雄扱い。名を上げさせてもらい、今では国王から直々にクエストを貰える立場になった。 で、今回のクエストもあまり考えもせずに受注したわけだが。 なにしろ相手は長いこと国宝ともいえる史跡を占領していた盗賊団。さぞ厄介な相手だろうと剣を磨いて臨んだが、いざ戦ってみると、どいつもこいつもそこらの衛兵以下の雑魚ばかり。 グランロエ国はこんな盗賊団に手を焼いていたのか。それとも、この史跡自体べつに大した価値がなく、ようやく重い腰を上げて人員を振ったといったところなのか。 どちらにしても、俺のようなハングリーな傭兵にはあまりに物足りないクエストだった。こりゃ、貧乏くじ引いたかな。 「さて、盗賊たちもひとしきり片付けたし、宝物庫を拝みに行くか」 王城や領地奪還のようなクエストの楽しみといえば、なんといっても宝物庫の解放だ。 もちろん、そこで見つけた財宝はほとんど国財として回収されたり、盗賊被害に遭った人々に返却されたりするわけだが。 まぁ、それはそれとして、金銀財宝が山積みの部屋なんてやっぱり興奮するじゃないか。 わくわくと覗いてみると、この城跡の宝物庫も、ずいぶんと宝がため込まれているようだった。盗賊たちが国民から巻き上げた財宝がほとんどだったが、中には歴史的価値のあるものなんかも転がっているらしい。これは国王や学者も喜ぶだろう。 どうせ自分のものにはならないとはいえ、宝に囲まれるのはやはり気分がいい。俺は手間賃がわりに足元に散らばる金貨を二掴みほど財布に放り込み、後始末は明日にやってくる衛兵たちに任せることにした。 しかし、妙だな。この宝物庫、妙に人が出入りした形跡がある。宝物庫は、そんなに人が出入りするような部屋ではないはずだ。 よくよく調べると……やはり、隠し扉があった。この扉の奥に人が頻繁に出入りしているようだ。中に何かあるのか? 俺は宝物庫の隠し部屋に足を踏み入れた。やっぱり、埃が積もっていない。この部屋は、盗賊どもがよく利用している部屋のようだが、中は薄暗くてよく見えなかった。 目を凝らしてみると、部屋には祭壇が安置されているように見える。おかしな部屋だ、あんな安っぽい盗賊団どもが、宗教的な何かを崇めているのか。 ちょうど、蝋燭の立った燭台が置かれているのが目に入ったので、炎魔法でぱぱっと部屋の明かりをつけてみた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/879
880: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:50:26.40 ID:0TG0CQT4 「おわっ!? なんだこりゃぁ!?」 祭壇に安置されていたのは、一人の女だった。しかも、酷く乱暴された後のようで、服は布一枚残さずに脱がされ、全身もれなく白濁液にまみれ、死んだような目で茫然と天井を見上げている。 どうやら男どもに慰み物にされた後のようだが…… いや、そもそも、これは人間か? ただの人形か? 俺が祭壇前まで踏み込んでも、一切反応を示さない。目は開き、ぼんやりと天井を見上げているようなのに。近づいて覗き込んでも、顔の真ん前で手を振ってみても、うつろな瞳で瞬きすらしなかった。 これは、いわゆるダッチワイフというやつか? それにしてもよく出来ている。どこからどうみても人間そのものだ。 見たところ死体とも思えない、生きているにしてはピクリとも動かないが、遺体にしてはやたら血色がいいのだ。 試しに手首のあたりをそっと握ってみたら…… 「!?」 信じられない、脈がある! それに、感触も完全に人間のそれだ。 人間を極限まで真似た人形? どこか異国の技術の賜物だろうか? 俺は部屋の明かりをさらに灯し、女の身体を隅から隅まで眺めてみた。 黄金のように美しいゴールドの長髪に、アクアマリンのような透き通った青い瞳、色白な肌。口には大量に精液が溜まっているが、唇は少し薄めの上品な口元だ。 死んだような虚ろな表情をしているが、目鼻立ちはきりりと整っている。精液まみれでなければ、さぞ気品のある顔立ちだろう。 体つきのほうは、全身はスレンダーで、かつ、手足の筋肉はやけにしっかりとしている。これは、そこらの雑魚の鍛え方じゃない。さしずめ王国騎士レベルの鍛え方だ。……女騎士型のダッチワイフか? ただ、その割には腹がぷっくりと膨らんでいた。腹を撫でてみたら、液体が入ったような感触。まさか、出されに出されまくった精液が溜まってるのか。うぇ、気持ち悪い。 そしてなにより目を引くのが胸。かなり、かなりでかい。スレンダーな体型に似合わない巨大さだった。 「やっぱり人形か?」 仮に人形だとしよう。さて、この人形をどうすべきか? こんな汚れ切ったダッチワイフを置いたまま、国王にこの城を献上していいのだろうか? それはちょっと気が引ける。この人形を引き渡すとして、せめてちょっとは綺麗にしたうえで献上すべきじゃないだろうか。このへんのアフターサービスができるかどうかも傭兵の価値だ。 俺は人形の全身の精液を拭き取り、担ぎ上げて、隠し部屋から持ち出すことにした。思いきり担いだ時に口だの膣だのから大量の精液を吐き出され、危うく俺の服まで汚されるところだった、危ない危ない。 担ぎ上げた人形は、そのまま城跡の外まで持ち出し、近くの河原まで運んだ。 地面に布を敷いてそっと寝かせてやり、改めて、川の水で全身を綺麗に洗ってやる。手持ちの薬草の中に、洗顔や洗髪に使えるものが余っていたので、ちょっともったいないが、こいつの身体を洗うのに費やしてやることにした。 ……別に人形相手にこんなに丁寧にしてやらなくてもいい気もするが、こうも人間そっくりだと、粗末に扱うのも気が引けるのだから仕方がない。精液まみれで哀れな姿を見ると猶の事だ。 髪を洗ってやると、流れる黄金のようなつやを取り戻した。乾いた精液がこびりついていた肌も、濯いで丁寧に洗ってやると、きめの細かい肌に戻る。 どうやらこの人形、肌の再生能力まであるようだ。俺はなんだか面白くなって、人形の身体の隅から隅まできれいにしてやることにした。 一通り全身を洗ってやった後は、身体の中にとりかかる。……さて、どうやって洗ったものか。さっき大量に吐き出したとはいえ、腹の中にはまだまだ精液が溜まっているようだし、体のつくりは人間そのもので、扱いが難しい。 「浄化魔法でも覚えておけばよかったかな……」 なんて呟きながら、口元になおも垂れる精液を拭いてやり、口の中まできれいに洗ってやった。すごいな、口の中まで人間そっくりに作られている。さすがに喉の奥までは洗ってやれないが……とりあえず、口の中はましにはなっただろう。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/880
881: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:51:21.26 ID:0TG0CQT4 さてと、あとは下半身か。ちょっと失礼して、手を触れさせてもらうことにしよう。 「やっぱり、人間ではないな……」 改めて身体を見回して、またおかしな点を見つけた。この人形、身体は成人の女騎士なのに、性器はふっくらとした、子供のような一本筋だった。普通の人間ならこんな性器のはずがない。人為的に作られたに決まっている。 「ちょっとごめんよ。痛かったら言えよな。……って、喋れないと思うけど」 なんて冗談を言いながら、皮の手袋をした指で膣内をまさぐってみた。 「うわっ、なんだこれ、きついな?」 かなりの締まりだ。なるほど、ダッチワイフとして、いくら使われてもガバガバにならずに回復するようになってるのか。それにしても、それ自体の狭さもすごい。まるで、子供のそれじゃないか? 膣内に指を入れて軽くかき回すと、案の定、精液がべったりだった。腹のふくらみを見るに、奥まで精液がたっぷり詰まっているだろう。これは簡単にはとれそうもないな。傷つけるのもよくないし、ほどほどにしておくか。 ……いけない、もうすぐ日が暮れる。今日は日が昇る前から戦いっぱなしですっかり疲れている。まぁ、この人形の手入れの続きは明日でいいか。俺は人形と共に、今夜の寝床に向かうことにした。 寝る場所なら、ちょうどおあつらえ向きに、城下町跡に残った宿屋跡地を見つけてある。既に廃墟となっていても、水は使えるし、二階の客室も片付ければ眠ることが出来る状態だった。 俺は二つあるベッドの片方に人形を寝かせてやり、砂漠地帯で着る用のローブを巻いてやった。……体の精液や水は拭ってあるが、なんとなく、素っ裸の女の人形が横で寝ているというのもなんだからな。 人形の始末をつけたあとは、俺は寝心地の良い服に着替え、護身用のダガーだけは手放さずに、そのままベッドに横になっていびきをかきはじめた。 ―――― 「ん?」 ぐっすり眠っていた俺は、妙な物音を聞いて急に目を覚ましてしまった。 時間は真夜中。壊れた窓の外から見える月の位置を見ると、草木も眠る深夜帯だった。 俺はすぐさまダガーを手にし、周囲に異常がないかを確認した。大丈夫だ、窃盗防止の罠魔法をかけてある荷物は盗られていない。ところが…… 「ん、あの人形、どこにいった!?」 あの人形が忽然と姿を消していた。 どうした、まさか盗まれたか? しまった、疲れてぐっすり眠っていたせいで気づかなかったのか! ……しかし、物音はまだ聞こえている。誰かが宿屋の一階にいるようだ。 なんの音だろう? なんだか嗚咽のような音だが。俺はダガーを手放さず、音がする宿屋の一階へと向かってみた。 宿屋の一階、音がする方に足音を立てないように近づいていく。階段を降り、ロビーから食堂に抜け……こっちは手洗い場のようだが。 間違いない、水の流れる音がする。俺から獲物を盗んでおいて、呑気に水なんて飲んでやがるのか。コソドロだかなんだか知らないが、ぶっ飛ばしてやる。 そっとドアを開き、隙間から手洗い場の中を覗いてみると…… 「!?」 目を疑った。そこにいたのは、さっきの人形。ローブで体をくるんだままの姿で、人形がひとりでに動いている。 こちらに背を向けているが、どうやら懸命に、腹の中の精液を押し出そうとしているらしい。 足を開いて立ち、自分の腹を押しこんでいる。酷い匂いの精液が、人形の股からぼたぼたと垂れ出ていた。長いこと溜まり続けていた分も入っていたんだろう、粘りのある白濁液に混じって、黄ばんだゼリー状の塊まであふれ出ているようだった。 さっきの音は、胃にたまった精液を吐き出している嗚咽の声だったのかもしれない。 「動くな!」 俺はドアを蹴り開け、人形にダガーを向けた。 人形に成りすましたり、あるいは人型のものに憑依するゴーストモンスターなど珍しくもない。一杯食わされたか! しかし、その人形は、こちらに気が付くと酷く慌てた様子で 「待て! お前に危害は加えない!」 武器を持たない両手を突き出し、敵意がないことを示してきた。 その顔をじっと見やると、間違いなくさっきの人形だ。 ……いや、やっぱり人形じゃない。その顔と表情は、間違いなく人間のそれだ。精巧な人形かと思っていたが、こいつはやっぱり、生きた人間だったんだ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/881
882: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:53:28.50 ID:0TG0CQT4 「俺もこの稼業を長くやってるけど、こんなおかしな奴に出会ったのは初めてだな」 「すまない、驚かせてしまったな。だが、分かってもらえてよかった」 俺たちは互いに敵意がないことを確認した後、二階の客室に戻り、ベッドに腰掛けて顔を突きつけ合っていた。 その人形……いや、その女、人形状態だった時には惨めさを感じさせる容姿だったが、今ではその顔は凛々しく、眼光には鋭さがある。性格も言葉遣いも、厳格で品があった。 「それで、アンタは何なんだ」 「申し遅れた。私はルイサ。グランロエ近衛騎士団の団長……いや、元団長だ」 「団長? なんの話をしているんだ。グランロエ近衛騎士団なら知ってるけど、こんなに若い女の騎士団長がいたなんて聞いたこともないぞ」 「当然だ。私が騎士団長を務めていたころから、800年ほど経っているからな」 「はぁ?」 なんの話だ、レイプされすぎて頭がおかしくなってるのか。その女、女騎士のルイサは、申し訳なさそうに言葉をつづけた。 「こんなことを急に言って、混乱するのも無理はない。……説明は苦手だ、単刀直入に言う。私は800年前、ネクロマンサーの呪いを受け、今日まで死ぬことを許されずに生かされてきたんだ」 「ルイサ……ネクロマンサー……そうか、思い出した!」 そういわれると、確かに、どこかの文献で読んだことがある。グランロエ近衛騎士団の歴史上でも数少ない女騎士団長……すっかり忘れていたが、確かに800年ほど前にいたはずだ。 名前はルイサ、女騎士としても最年少でありながら、その優れた剣術から、剣神の腕を持つと言われた近衛騎士だったとか。 彼女が騎士団長に就いていた頃にネクロマンサー率いるアンデッド軍団の王都襲撃があり、その際に城は陥落、王家は後に現在の王都になる僻地へと逃亡。その際に、ルイサも23歳という若さで命を落としたと綴られていたはずだが。 「王家ではそのように伝えられているのだな。私は、その時に死んではいない。アンデッド軍団との戦の際に、私は首領ネクロマンサーの妻である戦士を討った。そのことで奴の恨みを買い、落とされた城の地下に捕われ、奴の黒魔術の実験台にされていたんだ。 その延長で、様々な肉体改造を施され……終いには、私は死ぬことも老いることも許されず、さらには月光の下でなければ身動きさえとれない体にされて、月の光の当たらない地下に幽閉されてしまったのだ」 なるほど、さっきまで動けなかったのは、その身動きが取れない人形状態にされていたから。今自由に動けるのは、月が出ている時間帯だからか。それにしても…… 「黒魔術の実験台か、えぐいことしやがる。そんで、肉体改造ってのは……」 ルイサの身体を思わず見まわしてしまった。今はローブで覆っているが、さっき洗う時に見た、不自然にでかい胸、ガキのような小さな性器……と、俺の視線に気づいて、ルイサは頬を赤くして、身体を両手でかばう。 「……察する通り、奴の性癖任せの改造を施されてしまった」 あぁ、要するに変態の実験に付き合わされて身体を弄りまわされたってわけか。 「見た目だけではない。他にも複数種類の呪いがかけられている。中には、既に効力が切れたものもあるが……近寄っただけで、男や雄が発情する呪いもかかっているはずだ」 「そりゃまた酷い呪いだな」 「……そういえば、貴殿にも少なからず影響を及ぼしているかもしれないが……貴殿はずいぶん制欲に長けているのだな」 彼女は自分が襲われることを恐れているというよりは、俺がムラムラするのを我慢をしているのではないかと思い、申し訳なく思っているようだった。なんて献身的な奴だ。ますます哀れに思えてくる。 だが心配はない、俺は大丈夫だ。 「あぁ、俺はほら、これだから」 そういって、服を捲り上げて左胸をさらけ出してやった。 「こ、これは失礼した! まさか女人とは、気づかず……」 「ははは、どうだ、分からなかっただろ? この稼業、女だといろいろ不便だからな、男装してるんだ。アンタみたいな手練れにもバレないなんて嬉しいぜ……ニコラだ、改めてだけど、よろしくな」 そう、俺は女だ。男装しているからほとんどのやつには気づかれていないがな。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/882
883: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:54:29.04 ID:0TG0CQT4 「すまない、話がそれたな。ともかく私は、身体を改造され、あの地下室に幽閉されたまま身動き出来ずにいたんだ。ネクロマンサー亡き後も、ずっと外には出られなかった。月の光を浴びられずに動けないうえ、私を運び出してくる者もいなかったからな。 その間に、様々な賊があの城跡に棲みつくようになり、私の存在は賊の間でのみ言い伝えられ、奴らの所有物として扱われるようになった」 「800年、あの地下室から一度も出ていないのか?」 「あぁ……今日、月の光を浴びたのも800年ぶりだ」 「っていうことは、800年……」 「ずっと、賊どもの慰み物だ」 800年もの間!? 「どれだけ犯されても身動きはとれない。いかに乱暴に扱われようと、体が負傷することもなければ、死ぬこともない。心身ともに超的回復力が身に着いたせいで、気絶も、心が壊れることも許されなかった」 つまり彼女は、逃げることも死ぬことも気が触れることさえも許されず、800年もの間、ただひたすらに奴らに輪姦され続けていたのか。まさに生き地獄だ。 「800年なんて、とんでもない年月だな……。俺も、その……マワされたことくらいあるけど、5人も連続でされたらもうグロッキーだったけどな」 職業柄というわけじゃないが、まだ駆け出しだったころに柄の悪い連中に輪姦された経験は俺にもある。5人くらいされたころにはもうクタクタだったな。 「尤も、私はそのことで、個人的に賊共を恨む気はない。なにしろこんな身体だからな、発情を誘発する呪いもかけられているし、犯されても仕方がないだろう。 それに、連中が無辜の民を襲い犯すくらいならば、私を性欲のはけ口にしてくれたほうが、王家への償いにもなるというものだ」 だからって、大勢の賊どもの性欲を800年も受け止め続けて来たなんて。おまけに性器には退行の術と回復魔法を重ねがけされて、いくらヤられても慣れることもできなかっただろう。 こんなことを淡々と話せるなんて、やっぱりルイサ、肝の据わり方が普通ではない。そういえば、800年前といえば、10秒後には誰が死んでもおかしくないと言われた最悪の時代だったと聞いている。そんな時代の中で、騎士団長を務めていただけはあるんだな。 「で、アンタ、生きているなら生きているで、大丈夫なのか?」 「大丈夫、とは?」 「いや、だって、体の中にたまってんだろ?」 「あぁ、これか……」 ルイサの腹を不自然に膨らませているソレ、すなわち、男どもに流し込まれた大量の精液。 「心配いらない。これでも消化器は常に働いていてな。胃の中の分は、消化を待てば、大丈夫だ」 「それも大概だけど……いや、でも、『そっち』はどうなんだ」 「あぁ、こっちは……」 ルイサが腹をさする。さっきいくらか押し出しはしただろうが、それでも彼女の腹は、まだ膨らんでいた。 なにせ、性器のほうは精液の出口もなければ消化だってされない。まだ膣内は精液まみれ、子宮は精液でパンパンだろう。あんまり考えたくないが、出されて結構な時間が経った精液も入っているとなると…… 「不死の身体だ、私の身体が中毒や腐敗を起こすことはない。だが、あとで、もう少し排出しておきたい」 「妊娠とかってしないのか?」 「呪いで動けない間は身体のいくらかの機能が働いていなくてな。排卵が来なかったんだ。仮に受精しても、これほど手酷く扱われたあとでは、子宮が機能しないだろうな……」 それってつまり、妊娠はできないってことか…… コイツ、まだ話をして短いけど、根っから真面目で立派だし、良い奴だ。 そんな奴がこんな凄惨な目に遭わされるなんて、ちょっと釣り合わないんじゃないか? と、一人で勝手に思っていると、逆にルイサのほうに気を遣われた。 「そんなに気にするな。私という騎士は、ネクロマンサーに敗れた時に死んだのだ。これは、王城を守れなかった私への罰だ」 「罰だとしたら、重すぎると思うけどな……」 「ニコラ殿がそう言ってくれるだけで、十分だ」 ルイサ、これだけ酷い目に遭わされているのに、なんでそんな爽やかな笑顔ができるんだろう。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/883
884: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:55:25.20 ID:0TG0CQT4 「さて。改めて、私を助けてくれたこと、礼を言う。丁寧に扱ってくれたな。本当に助かった」 そうか、こいつは意識はあったわけだから、見つけてからの間のことを、知っているんだったな。やっぱり、粗末に扱ったりしなくて正解だった。 「それで、これからについてなのだが」 「あぁ、そういえば考えてなかったな、アンタのこと。どうしよう」 元々は、きれいに洗って王城と一緒に献上するつもりだったが。ルイサが人形でないとなると話が変わってくる。 なにしろ彼女は、昼間は動けず、夜間も月明かりの下にいなければ身動きが取れない。月光の下にいられなければ、なにもかも、されるがままの身だ。 「私の身の置き所については、このまま王城と共に国に引き渡され、現王国の法に従って決めてもらうのが筋であろうな。が、ニコラ殿、察するに国家直属でない傭兵だろう」 「あぁ。そうだ」 「私も傭兵の働き方については理解しているつもりだ。ニコラ殿が望むなら、私を獲物として入手してもかまわない。私のことを、どこかに売却すれば、報酬になるだろうしな」 「何言ってんだ。そんなことするわけないだろ」 「あぁ、いや、すまない。ニコラ殿がそのような非情な方でないことは承知している」 残酷なことを淡々と言いやがって。もし下手に売り飛ばされでもしたら、どうなるかくらい分かっているはずだ。 俺は傭兵。自分が稼げればそれで良い立場だ。だが、その前に俺は心を持った人間だ。これまで散々酷い目に遭ってきたルイサを平然と見捨てて報酬を貰うほど、面の皮は厚くない。 ならば、彼女の身柄を王国に引き渡すか? いや、それは避けるべきだ。 800年前の戦の結果や今の国の指針を考えると、敗北してなお戦死も自害もせずにいる彼女は王国の恥とみなされる可能性が高い。 抹殺か。いや、彼女は死なない体だった。ということは、一生どこかに閉じ込められるか、魔女として拷問を受けることになるか……どう転んでも、彼女にとって良い結果にはなりそうもない。 ならば、とるべき選択肢は決まっている。 「ルイサ、俺の仲間にならないか」 「なんだと?」 「群れるのは好きじゃないけど、アンタとはうまくやれそうな気がしてな。どうよ」 ルイサは、その言葉が全く予想外といった様子だった。 「ニコラ殿、分かっているのか? 私は行動時間が夜間に限られているし、夜間であっても、月の光が届かない場所に長時間いれば、次第に身体が動かなくなってしまう。そして、動けない間は無防備だ。 仲間になったとて、役に立てるとは限らない。それどころか、ニコラ殿にとっては足を引っ張る存在になるぞ」 「かまわないさ。アンタ腕は立ちそうだし、夜の護衛でもしてくれりゃ十分だ」 「……まさか、私の身を案じてか? 気持ちはありがたいが、やめておけ。私を仲間にしても、得をすることは何もない」 「そんな連れないこと言うなって。そんなに俺と一緒は嫌か?」 「ま、まさか! 願ってもいない提案だ。し、しかしな……」 ルイサはこれからもまた、どことも知れない場所で人形と化し、好き勝手されることを覚悟していたんだろう。実際、そうされるしかない身体ではある。俺と一緒にいたからって、その呪われた運命から解放されるわけもないだろう。 だが、もしかしたら、俺と一緒にいれば良い方向に転がるかもしれないじゃないか。俺と言えば絶対安全なんて言えないが、少なくとも、ルイサにもしものことがあったとき、また月光の下に逃がす協力くらいはできるかもしれない。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/884
885: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:55:53.53 ID:0TG0CQT4 「ま、800年生きたアンタに俺が説教するなんておこがましいだろうけど。わざわざ俺が来いって言ってるんだから、乗る気になったっていいんじゃないか?」 「…………」 「それとも、これからまた先、酷い目に遭わされながら生きることになってもいいのか?」 ルイサは酷く思い悩んだ顔をしていた。こいつはきっと根っから真面目な騎士だから、俺に迷惑をかけるくらいなら、永遠に陵辱される身でも良いと思っているんだろうな、きっと。 800年前の由緒ある騎士の気持ちなんて、俺みたいな小物がそう簡単に塗り替えられるもんじゃないんだろう。 「ルイサ、分かったよ。そこまで悩むなら、アンタを仲間に誘うのは、もう諦める」 「……すまない。無用な心配をかけ、不快な思いをさせたな」 ルイサは俯き、頷いた。俺のために、俺の好意を振り切り、再び闇に身を落とす、その覚悟を決めたようだ。 だが、生憎、そんなことはさせない。 「とはいえ、だ。ルイサ、お前は俺が手に入れた獲物だ。アンタをどうするかはあくまで俺の自由。違うか?」 「何? それはどういう……」 顔を上げたルイサににぃっと笑ってみせてやると、ルイサは目を丸くして、すっかり困惑している様子だった。 「ルイサ、お前は今から俺の物だ。よし、これから俺に仕える騎士になれ。俺の来る場所には必ずついてきて、動ける間は俺を守り、俺のために働くんだ」 「ニコラ殿……そ、そんな、なんという……」 「どうした、騎士が義理を通さない気か?」 「…………」 「おーおー、どうした、騎士たるものが泣くのか?」 ルイサは混乱し、顔を反らしていた。暗がりから無理矢理ひっぱりだされて、どうすればいいか分からないんだろう。 時代と地位に押し固められ、陵辱に打ちのめされた彼女の心を開くのは簡単じゃない。もしかしたら、それは俺の一生をかけたって無理なことかもしれない。 ならば、今は、これが一番いいだろう。ルイサが俺から離れたがろうが、ふん捕まえて俺のそばに置いてやる。俺の意図なんてルイサには見え見えだろうが、さて、ルイサはどう捉えるかな。 長い時間をかけたあと、ルイサは再び顔を上げた。騎士にふさわしい、凛としてひたむきな表情になって、ベッドから腰を上げると、俺の前に跪く。 「ニコラ殿……この命、貴方様にお預けいたします」 恭しく頭を下げ、彼女は、俺への忠誠を誓った。本音を言えば、彼女にはもっと気楽にやってほしいが、それもすぐには難しいだろう。 「ま、いろいろあるけどさ。時間をかけて、解決していこうぜ」 あんまりうまくは言えなかったが、従者となったルイサの肩に、そっと手を置いてやった。 そうだ。彼女について、解決しなきゃならない問題は山積みだろう。はっきりいって、ルイサがいることで俺が手を焼くこともあるかもしれない。……だが、それがどうした。面白いじゃないか。こいつにとことんつきあってやろう。きっと、明日から楽しくなる。 まずは服と鎧でも買ってやるかな。素っ裸なのも可哀そうだし、こいつの背丈と胸じゃぁ、俺の男装用の服は着られない。 それから武器だ。これから俺のためにバリバリ戦ってもらうんだから、いいものを手に入れてやらないと。……考えるほどに、コイツとやりたいことが浮かんでくる。 「ん、おい、どうした?」 ルイサは、跪いたまま動かなくなっていた。 しまった、思ったよりも時間が経っていた。もう月が山の向こうに沈んじまったようだ。呪いが発動し、彼女はまた物言わぬ人形のようにされてしまったんだ。 ……まぁ、先のことはこれから考えればいいか。そういえば、どたばたして満足に眠ることも出来ていない。 俺は、彼女の身体を抱き上げて隣のベッドに寝かせ、荷物と、それから彼女にも、しっかり防犯の魔法がかかっていることを確認してから……もうひと眠りすることにした。 「ルイサ、もうお前は男どもの人形じゃない。これから、俺とうまくやっていこうぜ」 動けなくなったルイサの頬には、さっきは決して見せなかった涙の筋が伝っていた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/885
886: 月華の女騎士 [sage] 2019/04/15(月) 00:56:20.82 ID:0TG0CQT4 お粗末様でした。いろいろご都合主義。 大事なのは理屈よりもエロです。って言いながら、生々しいHシーンとかはなかったですが! http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1302006983/886
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