【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第5夜【嫁!】 (587レス)
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(1): 2010/10/27(水)20:39 ID:j60ZHXJJ(1) AAS
「あなたの色に染めてください」という意味が秘められた
純白のドレス・・・そんな姿の花嫁さんたちにハァハァするスレです。
愛し合う2人の世界を描くもよし、
式場で花嫁を奪い去る黄金パターンを想像したり、
逆に花嫁を奪われるといった流行りの寝取られ展開を入れてもよし、
政略結婚で好きでもない男に嫁がされる薄幸の美少女に興奮するもよし、

とにかく花嫁が出ていれば何でもOKです!
もちろん2次元キャラ同士のカップリング&新婚生活なんかも大歓迎!!

前スレ
【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第4夜【嫁!】
省12
2: 2010/10/28(木)02:38 ID:CCD6sPPx(1) AAS
1乙&後半wktk
3: 2010/10/29(金)13:03 ID:MjG0ZZ0D(1) AAS
即死回避
4: 2010/10/29(金)15:01 ID:vNaINX14(1) AAS
>>1

大きい旦那と小さい奥さんのスピンオフ?
であったクール眼鏡な
奥さんと料理人の旦那の話がまた読みたいな
5: 十年目の秘密(後) 1/12 2010/10/30(土)15:07 ID:LZMts9cS(1/12) AAS
残り投下
スレ保守ありがとうございます

* * *

* * *

 せっかくだから少し休もうとベッドに並んで横になる。
「病院いつにする?俺も行こうか。最近はそういうの多いんだろ」
「えー……恥ずかしいなあ。仕事大丈夫?」
「うん、まあ無理はしないから。できればって事にしとくよ」
「本当ね?ちゃんと頑張って貰わなきゃ困るんだからね、これからも」
「わかってるよ」
省20
6: 十年目の秘密 2/12 2010/10/30(土)15:08 ID:LZMts9cS(2/12) AAS
 いわゆる月の予定日あたりから始まって、それが終わったであろう頃から香子に触れていなかった。
「……黙っててごめんなさい」
 遅れていたものに不安を感じ自分で調べ結果確信を得てからは、それが間違いないという報告をする前に、あれこれと
できる事を考えた。
 まず、動けなくなる前にできる事をやっておきたい。それから万が一の事を考え適当な言い訳を連ねたり、先に寝て
しまうなどしてイチとのそういう行為を避けた。
 下手に期待や心配をさせまいと頭を巡らせ過ぎて、却っていらぬ誤解を招いてしまったのは反省している。
「まあ、仕方ないよな。でも、まああの、うん、場所も場所だし……」
「ん……」
「……ちょっと勿体ないかな。はは」
省24
7: 十年目の秘密 3/12 2010/10/30(土)15:09 ID:LZMts9cS(3/12) AAS
 確かにそうだが、と思い悩んでいる隙に温かい唇と柔らかな舌の感触に包まれている下半身。そこだけを露出して
“ただ気持ちいいと思う行為”に耽っていく自分の姿が映る天井をぼんやり眺める。
 上下する度にさらさらと揺れて肌に触れ被さる髪がくすぐったくて、下半身を寝ながら見下ろすように目を細めると、
そっと頭を撫でてやる。
「ん……む……」
「無理しなくていいよ」
 イチの呼びかけに口からアレを抜くとはーっと息を吐き、腕を伸ばして体を起こす。
 その頬に触れつつ傍に来るように促すと、香子が脇へ寄り添ってきたと同時に下着だけをずり上げ、またさっさと彼女を
胸の中に納めた。
「まだ途中だよ?」
省21
8: 十年目の秘密 4/12 2010/10/30(土)15:10 ID:LZMts9cS(4/12) AAS
 香子は天井を見上げて寝転ぶと、同じ顔で見下ろす鏡の中の自分と目があって、慌てて顔を覆った。
「目、瞑ってていいよ」
 くすっと笑ってバスローブの紐を解いていくイチに小さく頷くと、きゅっと瞼を閉じて両手の力を抜いた。
 その様子に、初めて彼女をオンナにした日の事を思い出す。湧き上がる愛おしさに堪えきれず、少々焦って乱暴に剥いだ
着衣を放り投げ、躰の上に慎重に跨がる事は忘れず被さり口づけをする。
 唇に軽く触れると、頬、額、耳元に半開きの唇から零れる息を吹きかけつつ、また唇に戻し今度はそっと舌を差し込む。
 初めは戸惑ってただ必死についていくだけだった行為も、今はすんなりと受け入れられる。
 それを教えたのが自分であるという優越感と、そんな彼女を独占できる喜びに浸ると、思い切り抱き締めてしまいたい
気持ちに何とか歯止めをかけ、そっと触れては柔らかな温もりを大事に味わおうとする。
 大事な宝物を抱えた身体である。いわば彼にとっての宝箱そのものの彼女は、更に壊れやすいタマゴのように思えた。
省12
9: 十年目の秘密 5/12 2010/10/30(土)15:11 ID:LZMts9cS(5/12) AAS
「や……だめっ」
「えっ?」
 ぱっと指を離すと、香子もまたはっとした様子でイチを見上げた。
「どうした?」
「ん……なんでもない……ごめん」
「ならいいけど」
 ほんの少し困惑した様子に首を傾げつつ、イチは自分だけがまだがっちり服を着込んでいたことに気付き、さっさと下着
一枚残した格好になる。
 改めて肌と肌が触れ合うかたちになると、先ほど以上に近く感じる温もりにますます愛おしさがこみ上げてくるような
気がしていた。
省23
10: 十年目の秘密 6/12 2010/10/30(土)15:12 ID:LZMts9cS(6/12) AAS
「体質が変わったりしたのかな?妊娠するとあるらしいし」
「そ、そうなの?……よく知ってるね」
「ん、前に早川に聞いた」
「……そういう話するんだ」
「たまたまだよ、たまたま。いやあ、儲けた気分だわ。嫌がる嫁もいるらしいし。ま、でも安定期までは無理できないからな」
「まあ、いいけど……」
 さっさとブラのホックを外してしまうと取り去り、また覆い被さる。
「あの、だからできるだけ優しく……あっ」
「わかってるよ」
 話が終わらないうちに胸の先を指の腹で撫でる。尖った周りを丁寧に回しながら触るうちに、見た目にもつんと堅くなって
省18
11: 十年目の秘密 7/12 2010/10/30(土)15:13 ID:LZMts9cS(7/12) AAS
 いつもはからかい半分に撫でたりつまんだりするお腹を、今は何ともいえないむず痒い気持ちを抱えながら、むにむにと
掴むように触る。
「もう、やだっ」
「何でだ。俺これ好きなんだって」
 気にしている『幼児体型』を嬉しそうに眺めるイチを、複雑な気持ちで眺め返す。
「……そのうちそういう事言えなくなるよ。物凄い体型になるんだから」
「そんなの承知だよ」
「でも、ほんっとパンパンなんだよ。写真でしか見た事ないけど、腕とか脚とかも太くなるし、胸もおっきくなるみたいだけど……」
「得するじゃん。つうか詳しいな」
「ほ、本で見た」
省22
12: 十年目の秘密 8/12 2010/10/30(土)15:14 ID:LZMts9cS(8/12) AAS
 ショーツ一枚身に付けただけの香子の裸を存分に眺め、唇で胸の頂を弄びながら、触れられる限りの範囲を手のひらで覆う。
 空調の効いた部屋の中で、肌を露出したまま寝転がったところで何の不快さもないが、彼の躰が一部とはいえ自分の
どこかに触れていると感じるだけで、香子の芯から熱が溢れて溶けだしていく。
 もっと、もっと、もう少し。
 焦れったいくらいの優しさをもってした彼の弱々しい指先の熱に、徐々に拓かれてきたカラダは物足りなさを感じ始めて
内なる声に支配されかかっていた。
 下着の端に掛かった指が、それを脱がそうとせず、脇から後ろにかけての尻の膨らみにそってくすぐるように動く。
 じれじれとした愛撫に、香子の方が我慢が利かなくなってきたのか、強請るように腰を浮かしてにじり寄る。
「――っ!?」
「どうした?」
省22
13: 十年目の秘密 9/12 2010/10/30(土)15:15 ID:LZMts9cS(9/12) AAS
 全く何の引っ掛かりもなく滑らかに動く。そしてそれが一点をつつくと全身を甘い痺れが貫いていく。
「ほら、な」
 無意識のうちにシーツに掛かるその部分の負担が軽くなっていく。仰け反って浮いた背筋から尻の膨らみまでを片方の手を
滑り込ませ撫でた。
 小さな悲鳴とともにびくんと震える躰に唇を寄せ、とろとろに溢れる蜜を掬い取るように舐める。
 か細く耳に届いてくるいやいやと言う呟きは聞こえない振りをして、充血した蕾をくりくりと舌先で転がす。
「あ……っ……ん……ぁ……やぁ……く……ぅ……いく……ぅ」
 あまり負担をかけてはまずいらしい事を思い出し、少々不完全燃焼な気持ちのまま名残惜しくイチは躰を起こした。
「……ふ……」
「ごめんな。……そっとやるから挿れてみていい?」
省14
14: 十年目の秘密 10/12 2010/10/30(土)15:16 ID:LZMts9cS(10/12) AAS
 勢い良く引き抜かれたものから、白いものが飛び散り滴り落ちる。
「間に合わなかった、すまん」
 内腿にぴしゃりと飛び散ったそれを枕元のティッシュでぬぐい取る。
「気持ち悪いだろ?風呂行って洗おうな」
「ん……っ。ちょっと疲れたから休んでからでいい?」
「いいよ。これからも毎日洗ってやるから」
「毎日!?」
「そ。これからそういうのも大変らしいぞ。第一危ないじゃないか」
「……それもコージさんからなの?」
 一体あの強面と普段どんな会話をしているのだろうか。一見すると合わなそうな2人が仲の良い理由が解るような気がした。
省18
15: 十年目の秘密 11/12 2010/10/30(土)15:17 ID:LZMts9cS(11/12) AAS
 あほらしいと思いつつ、突っ込んでしまう。『こんな男がどうしてエリート社員としての地位を築いていけるのか』と
長年付き合い続けた早川だが、軽く彼の頭を叩きながら、自分もそんな男だからこうして気を許せるのだと心の奥底に想う。

 ――どんな小さな物だとしても、些細な幸せだと思えるのなら、それを大事に出来ないなら何を手に入れて同じだ――

 彼のその信念の種が今こうして実を結び、新たな種を産もうとしている。
 早川も自分も守りたいと思うものを手に入れて、他人からの評価はともあれ自身は以前よりも自分自身を、そして
それ以外の自分に繋がるものを大切に想うことを覚えた。
 それを教えてくれた八神伊知郎は、良くも悪くも感情に素直で、そして一途であるが故に不器用だ。
 そんな男を親友にもつ事を誇りに思っている。

 思っている、のだが。

「な、どうよ早川。可愛いだろ?うちの子」
省14
16: 十年目の秘密 12/12(終) 2010/10/30(土)15:19 ID:LZMts9cS(12/12) AAS
「あ、今お前想像しただろ。な、悲しいよな?どこの馬の骨とも知れない奴に大事な娘を……こんなだったら息子にしとこう
 かな、俺」
「まて。娘にしろ息子にしろそればっかりはどうにもならんだろうが。その前に馬の骨に美月はやらん。つうか俺を
 巻き込むな!」
「なんでよ、先輩じゃんか。あ、そうだ、息子だったら美月ちゃんがうちに嫁に来ればいいじゃん。解決解決♪年上でも
 気にしないから」
「誰もやるとは言ってないが……」
 この不毛な夫どもの言い合いを聞いたら、妻達はどう思うのだろうか。
「にしても早川。男親って……切ないのな」
「……」
省19
17: 2010/10/30(土)19:27 ID:vg3DF2GS(1) AAS
GJ! 安定期が待ち遠しいです(←偏った嗜好の持ち主)。
18: 2010/10/31(日)23:44 ID:lhzwTsW5(1) AAS
GJGJGJ〜
相変わらずなイチ君と香子が微笑ましかった
子供生まれたら可愛がりながらもヤキモチやきそうだ
19
(1): 2010/10/31(日)23:59 ID:qL4SpWC8(1) AAS
嫁に「ハロウィーン」って叫ばれながら
カボチャで殴られた。ハロウィンってそんな日
だったっけ?
20: 2010/11/01(月)00:15 ID:7IutSmD5(1) AAS
投下GJ!妊娠ネタは特に幸せな気分になれるから良いね
最後の方の男二人のやりとりに笑ったw

>>19
そんな日です
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