[過去ログ] 【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第5夜【嫁!】 (587レス)
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548: 434 2014/07/20(日)23:05 ID:H5UIrV1l(1/11) AAS
予定より遅くなってしまいましたが投下します

彪偲乃夫婦、エロまで遠い、微妙なSM表現と言っていいのか分からないくらい微妙なの、
本番なるのにエロくない!不思議!なので
必要に応じて「銭湯に行った夫婦」をNGでお願いします

あと、連投規制が怖いのでゆっくり目に投下します、すみません
549: 434 2014/07/20(日)23:09 ID:H5UIrV1l(2/11) AAS
土曜日の午後二時。

お昼時をどうにかさばききったことや、あと二時間もすればお店を閉められることもあって、私は自分でも気付かないうちに長いため息をついた。
18の頃から五年間、もうすぐ六年目になるのだから、ある程度は慣れたとはいえ、
いつもより早い時間からお父さんの助けもなく厨房に立つ土曜日は、普段よりも疲労感が増す。
最後のお客さんを彪とともに見送ると、否が応でも力が抜けた。
「偲乃、お疲れさま」
「あなたも、お疲れ様。ご飯作るから少し待ってて」
「たまには俺がやるよ?」
「いいから」
気持ちだけありがたく受け取って冷蔵庫を開ける。
省39
550: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:14 ID:H5UIrV1l(3/11) AAS
「日本人離れした美人…ってことは、外国の人?」
隣で首を傾げる茜さんに、私は肩をすくめてみせた。
「ハーフみたい。父親がドイツ人なんだって。
 でも、生まれも育ちも日本育ちで、性格も、夫の三歩後ろに控えてる古き良き日本女性、って感じだったわ」

色々と面倒になってやって来たスーパー銭湯で偶然出会った茜さんは、その説明を聞いて楽しそうに目を細めた。
私より二歳年上だけど、十年程付き合ってきた今でもそのことが信じられなくなる。それくらい、茜さんは可憐な人だった。
「じゃあ、偲乃の二人目のお姉さんだ」
「年下だけど」
「そうなの?」
「しかもまだ学生よ。将来有望な二十歳」
省34
551: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:20 ID:H5UIrV1l(4/11) AAS
言葉が見つからなくて大きなため息をついた私の頭を、茜さんが優しくなでた。
気恥ずかしいような嬉しいような気分で大人しくなった私に、柔らかい声がかけられる。
「そんなことがあったのなら、いつも以上に疲れたでしょ」
「そうなのよ。だから、もう、何もやる気が起きなくて」
素直に白状すると、茜さんは何故か笑みを深くする。
「偲乃がそんなこと言うなんて、珍しいね」
「……そう?」
「そうだよ。今までは、私や葵がどんなに言ったって、弱音もはかないし、頼ってくれないし、甘えてくれないし」
「……かなり、甘えたり頼ったりしてると思うんだけど」
認めるのは恥ずかしいが、そんな風に思われていたのかと少し慌てて言う。なのに、茜さんはいじけた様子で口を尖らせた。
省31
552: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:24 ID:H5UIrV1l(5/11) AAS
「何を企んでるの」
「やだなぁ、協力者の権力を使って偲乃と彪の話を聞き出そうだなんて、思ってないよ?」
「白々しいにも程がある」
「だって、気になるんだもん」
「あなたは、そんな、下世話な話に興味ないでしょ」
「偲乃は特別です」
「その特別扱い、全然嬉しくない」
「まあまあ。で、どう? 最近の彪とは」
「答えなきゃいけない義務はないはず」
「もちろん義務はないけど。いいの? 偲乃がこれまでしてくれた相談や、ノロケにしか聞こえない悩み事、全部彪に伝えるよ?」
省14
553: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:28 ID:H5UIrV1l(6/11) AAS
「ふー…今週もお疲れさま、偲乃」
「ん。あなたも」

結局、篠原夫妻と夕食を食べ、のんびり帰って来た私たちは、帰宅早々寝る支度を整えて布団の上に寝転んでいた。
一組の布団を二人で使うのは少し窮屈だけれども、不快な狭さではない。
のんびり笑う彪にくっついてみる。
しっかりした腕に頭を預け、引き締まった身体にすり寄ると、彪は顔を赤らめた。が、嬉しそうに微笑んで私を撫でる。
こそばゆい力加減で髪を梳かれ、体全体がじんわり暖まる。快楽と言うほど強くはないけれど心地よい。
多幸感にうっとりしながら彪を伺ってみると、柔和な表情の奥に仄かな熱量が見えた。それにつられて、私の奥もふるりと疼く。

我ながら、ずいぶんとまあ色好みになってしまったものだ、と内心苦笑する。
初めての時は、痛いし緊張するし疲れるしで、絶対好きになれないと思ったのに。
省10
554: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:32 ID:H5UIrV1l(7/11) AAS
身体を寄せあい、足を絡め、互いの呼気を交換するかのように口付けを交わす。
彪は、最初のうちこそ遠慮がちだったけれど、段々開き直ってきたからか、次第に積極的になってきた。
舌を押し付け合うだけではなく、下唇を優しく食み、上唇をちゅうっと吸う。
初めは私の方が押していたのに、彪に求められる内に、頭の中が朦朧としてきてなされるがままになってしまう。
優しい口付けが降ってくるたびに背筋が震え、筋張った手で撫でられるだけで肌が泡立つ。
彼の頭を撫でていた私の両手は、いつの間にか、縋るようにしがみついていた。
「…ふ…はぁ…」
「っ…偲乃、かわいい」
どこか堪えるように呟かれる。
恥ずかしさと反感が混じってつい睨んでしまうと、切羽詰まった、切実な目を返された。思わず言葉に詰まる。なんで、そんな顔をするの。
省38
555: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:40 ID:H5UIrV1l(8/11) AAS
否応にも力が抜けた。
ぼんやりとした視界に彪を映すと、彼は、普段は見せない満足げな目で私を見おろしている。
「人の好みって変わるじゃない。今の俺にとって、偲乃以上に魅力的な人はいません」
「……ロリコン」
ああ、また可愛くないことを言ってしまった。
「別にちっちゃい子には興奮しないからロリコンじゃないです。…それに」
私の答えに気を悪くした様子もなく、彪は片方の手を私の下着に潜り込ませた。
とっさに寄せた足を軽々と割り、既にびしょぬれになってしまっている秘所に触れる。
軽く動かしただけだろうに派手な水音が耳に届いて、一瞬で身体が熱くなった。
「…こんなにえっちなんだ。ちっちゃい子とは思えないよ」
省26
556: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:44 ID:H5UIrV1l(9/11) AAS
彪は何度もキスをくれた。
嬉しそうな目に物欲しげな私が映る。羞恥心で顔が熱くなるが、それよりも、とにかく彪のことが欲しかった。
「あきら…あきらぁ…」
「うん…ほしいの?」
「ほしぃ…ほしい、のぉ…おねが、いれて…?」
「そうだね。俺も入れたい」
はしたなくすり寄る私を撫でさすり、彪は器用に剛直を取り出す。雄々しく立ち上がるそれが愛おしくて、お腹の奥から雫がこぼれた。

彪の名前を呼びながら何度も口付ける。熱い身体をどうにかしたくて、早く私の中を埋めてほしくて、とにかく必死だった。
「あきら…あきら、お願い…ちょうだい、ね、これ、ほしぃ…!」
いつもの私であれば、恥ずかしすぎて言えるわけがないことも言えた。すると、彪はふと目を細めて、口元の端を持ち上げる。
省32
557: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:51 ID:H5UIrV1l(10/11) AAS
「…………あーもう」
彪は何やら瞑目する。何か、変なことを言ってしまったのだろうか、と不安になった私は、
「っや、ああっ!?」
けれど、その疑問を口にすることはできなかった。彪が私の腰をしっかりつかみ、より深くまで打ちつけたからだ。
ごりっと音がしたのではと錯覚するほど深く突き上げられ、目の奥で火花が散る。
待ち望んでいたところに強い刺激を与えられ、私は早々に高みへ押し上げられた。でも、彪は止まってくれない。
「ひっ、あああっ!? やっ、あきっ…あっ、まって、あきらぁっ!」
「っふ…偲乃、ごめんね、もうちょっと」
「い、ぁぁあああっ?!」
あっさりと二度目の絶頂を迎える。膣がびくびくと震え、彪の精を受け取ろうと何度も締めつける。けれど、
省15
558: 銭湯に行った夫婦 2014/07/20(日)23:55 ID:H5UIrV1l(11/11) AAS
ぼんやりと呆けつつ、びくびくと震えるそれの感触を楽しみつつ、今日は激しかった、と息をついていた私だったが、
「……ぇ? あ、れ?」
ゆっくりと押し倒され、阿呆みたいに目をしばたかせて彪を見た。
いつもなら、どんなに激しかろうとねちっこかろうと、彪が出してくれた時点で終わり、なのだけれど。
「え…と…彪?」
「ごめん。もうちょっと」
「え――」
直後、奥深くまで貫かれた。
達したばかりの敏感なところを強く突かれ、入口付近の敏感な場所をこすられ、息が詰まる。

「っあぁぁあああっ!?」
省33
559: 銭湯に行った夫婦 2014/07/21(月)00:00 ID:tqXncdh9(1/2) AAS
「だるい」
「…はい…」
「腰も痛い」
「……はい……」
「……動けないんだけど」
「誠に申し訳ございませんでしたっ……!」
翌日、朝…というよりはもう昼に近い時間なのに、私は布団に寝転んで彪に文句を言っていた。
昨夜の閨事のせいで、見事なまでに腰砕けになり、起き上がることすらできないのだ。
犯人である彪といえば、布団の脇で正座をして、ひたすらぺこぺこと頭を下げている。これが、昨晩私のことを無茶苦茶にした奴と同一人物だなんて。
「動けないから、ご飯、作れないんだけど」
省39
560: 434 2014/07/21(月)00:05 ID:tqXncdh9(2/2) AAS
ここまで!
題名ミスしてすみません!日にちまたいじゃってID変わってすみません!

あの、あれです、彪偲乃夫婦って、偲乃の心情が分かりづらい分色々唐突かと思って
彼女の心情を書きたかったんですが…どうしてこうなるのか…

あとそのですね、そろそろ自給自足には限界が…と言ってもいいだろうか…
とにかく、少しでも楽しんでいただければ何よりです!
お目汚し致しました!
561: 2014/07/31(木)22:10 ID:mby0WuwG(1) AAS
GJ!
夫婦、二人ともとても仲良くて惚れ惚れします
562: 434 2014/10/07(火)23:22 ID:i+CAH6gZ(1/3) AAS
保守代わりに小ネタ
前後の流れ不明且つ短い且つエロくないくせに中途半端にそういう描写あるので(15禁くらい?)
必要に応じて「ある日のお誘い」をNGでお願いします
563: ある日のお誘い 2014/10/07(火)23:23 ID:i+CAH6gZ(2/3) AAS
――いったい、なにがどうしてこうなったんだっけ?

心の中で悲鳴を上げた彪は、自分の上にまたがる偲乃を見上げた。

今まで、ぬるいお風呂にのんびり浸かるというリラックスタイムを過ごしていたはずなのに、
偲乃の声が聞こえたと思ったらすっぽんぽんの彼女が入って来て、こちらが呆然としている間に馬乗りである。

……どうしてこうなった!?

「……あの……偲乃、さん?」
「なに?」
おそるおそる尋ねてみると、偲乃は、怖いくらいにこやかに頬を緩ませる。
何故だろう、大切なお嫁さんの素敵な笑顔を見ているはずなのに、妙に嫌な予感がする。
「その……あの、どうして、何故、お風呂に? もう入ったよね?」
省30
564: 434 2014/10/07(火)23:26 ID:i+CAH6gZ(3/3) AAS
しまった1レスで終わってしまった。ここまでです。
これならわざわざ宣言しないほうがよかったですね。無駄なレス消費すみません。
本当は葵茜夫婦の方も書ければよかったのですが、まだレベルが足りませんでした
お目汚し失礼しました
565: 2014/10/16(木)16:53 ID:7NSsOJXs(1) AAS
GJ!
熱々でよいすなぁ!
566: 2015/05/22(金)22:10 ID:BoV4j8fI(1) AAS
保守
567: 2015/07/07(火)12:18 ID:60ToJZKU(1) AAS
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