[過去ログ] 東京マグニチュード8.0でエロパロ 震度2 (384レス)
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(1): 秘め事 2010/03/07(日)22:16 ID:el2jP09H(5/6) AAS
(……)
 未来はちらっとイツキに目をやった。彼女が見られていたのに気付いたとは知らないのか、イツキは
まだ盛んにちらちらとこちらを盗み見ていて、未来が目を向けるとさっと視線をそらし、そわそわと
身体を揺する。焦りうろたえるイツキの姿に、未来は怒りどころか可笑しささえ覚え、くすっと笑みを
こぼした。
 そんなに女のコの裸に…わたしの裸に興味があるんだろうか? 未来はバスタオルを巻いた自分の
身体を再び見下ろし、思った。クラスメイトと比べて胸は小さく茂みも薄い貧相な身体に、未来は
密かにコンプレックスを感じていたが、そんな自分の身体に男のコが興味を示しているのだと思うと、
なんだか嬉しくすらある。

(ふふ…)
 それからしばらく、未来はアイスを齧りながらゲームを眺めているフリをし、視界の端でイツキを
眺めていた。イツキは閉じてしまった脚の間がなんとか見えないかと、しきりに背中を曲げ伸ばしし、
首を伸ばしたり頭を上下させたりしている。そして時折、はっと我に返ったようにゲーム画面に顔を
戻すが、すぐに未来のほうへ視線を向けてくる。
 未来はやがてアイスを齧りつくしてしまうと、手持ち無沙汰にバーを咥えてぴょこぴょこと揺らして
いたが、ほどなくそれをぴたりと止めると、ニヤリとほくそ笑んだ。

(…!)
 そわそわと身体を揺らして未来の方をチラ見していたイツキは、彼女の脚がわずかに開くのを見て
ピタリと動きを止めた。そして彼はぐっと首を伸ばすと、脚の間を覗きこもうとしたが、脚はすぐに
閉じ合わされてしまい、あからさまにガッカリした表情になって頭を垂れた。
(おっもしろーい)
 イツキに気取られないよう、視界の端だけでその様子を伺っていた未来は、口許をほころばせた。
もう一度、ちょっとだけ脚を広げてみる。ガッカリしていたイツキがはっと顔をあげ、また股間を
覗こうと首を伸ばす。そこで未来がまた脚を閉じ…ると見せかけてまた広げると、イツキは残念そうな
顔になったりさっと頬を紅潮させたり、ころころと表情を変える。未来は吹き出しそうになるのを
必死で堪え、脚をもそもそと動かしていたが、最後に一度だけ、サービスのつもりで大きく脚を広げた。

 未来の性器が完全に露わになり、一瞬、イツキはぽかんとした表情を浮かべたが、すぐに身を乗り出し、
食い入るように彼女の股間を凝視した。最初に見えた時よりもずっと大きく広げられているおかげで、
ちらりとしか見えなかった内部の花びらのような襞肉も、今度ははっきりと見える。
 凄いや、女の人のアソコの中って、こんな綺麗な色をしてるんだ…。イツキが感動に浸っている間に、
未来の足はすぐに閉じられてしまったが、彼の目には彼女の秘密の部分がはっきりと焼き付いていた。
「ぷっ…」
(えっ?)
 だがその時、あまりにも感激している様子のイツキに、未来がとうとう堪え切れずに笑いを漏らし、
彼はぎょっとして彼女の顔を見つめた。あーあ、バレちゃったかと、未来はニヤリと笑みを浮かべると、
いかにも蔑んだような目つきでイツキを見つめ、咥えていたアイスの棒を引き抜いて、べーっと舌を
突き出した。
「エッチ」
「う…」
 からかわれていたのに気付いたイツキが、ほっぺを真っ赤に染めて顔を落とした。その横で、ゲームに
熱中していた悠貴が姉の声に振り向いたが、何があったのかまったくわからず、にやにやしている姉と、
真っ赤になって気まずそうにうなだれているイツキを、不思議そうに見比べるだけだった。

 ひとまずおしまい
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