[過去ログ] 東京マグニチュード8.0でエロパロ 震度2 (384レス)
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(1): 秘め事 2010/03/07(日)22:15 ID:el2jP09H(4/6) AAS
「そこ、ジャンプするんだよ…○を押すの! あっ、そこ危ない!」
 初めてやるゲーム、しかも未来の事が気になってしかたがないイツキは、ロクにゲームに集中できず、
みるみるうちにプレイヤーキャラのライフが減っていく。彼のぎこちない操作を見かね、悠貴が横から
口を出すが、それもまともにイツキの耳には届かず、あっという間にライフは0になってしまった。
画面の中でプレイヤーのキャラがきりきり舞いして倒れ、天使の輪っかと羽を生やして昇天していく
アニメーションが表示される。
「あーあ、もうやられちゃった」悠貴が少し呆れたように言い、それからイツキに向けて手を出した。
「やられちゃったから交代だよ」
「ああ、うん…」
 イツキはぼんやりと応えておとなしく悠貴にコントローラーを渡した。そしてそのまましばらく、
気もそぞろに悠貴のプレイを見ていたが、やがて後ろの未来が気になって、そっと首を巡らせた。

(!?)
 途端に、イツキは目を丸くした。後ろのソファーで、未来は両脚をぞんざいに前に投げ出して、
気だるそうに腰を浅くソファーに腰かけていた。その脚は軽く広げられ、しかも無造作に座ったせいで、
短く巻いたバスタオルの裾は捲れていて、床に座っているイツキからは、未来の太股の奥が丸見えだった。
(うわぁ…)
 イツキはごくりと生唾を飲み込んだ。股の間に、黒い一本のスジが見える。その奥に、薄桃色の襞肉が
ちらりと見え隠れし、割れ目の上部にはうっすらと毛が生えているのもわかった。喉がからからになって
いき、心臓が早鐘のように打ち始める。イツキは息を飲んで、未来の秘密の部分を食い入るように
見つめた。

(ん…?)
 だが、そんなにじっと見入っていれば、未来も気付かないわけがない。熱心にこちらを見るイツキに、
ぼーっとゲーム画面を眺めていた未来は、訝しげに視線を彼に移した。「なに?」
 どこか不機嫌そうな顔で彼女が訊くと、イツキは慌てて視線を逸らし、恥ずかしげにうなだれる。
挙動不審なイツキに、未来はますます眉根を寄せた。(なんなのよ、いったい…)
 未来は、イツキが見ていた自分の身体へと視線を落とした。もしかして、バスタオル一枚なのを
気にしてるんだろうか? 子供のくせにませてるわね…(……ん?)
 そこで未来は、自分が股を広げていたことにはっと気がつき、慌てて脚を閉じると、背筋をしゃんと
伸ばして深く腰かけ直した。まさかアソコを見てた…!? 未来はきっと顔をあげて、恥ずかしげに
縮こまっているイツキの背中を睨みつけた。
「……!」
 未来はイツキを叱りつけようと口を開きかけたが、気を取り直すとぐっと言葉を飲み込み、そのまま
何も言わずに口を閉じた。落ち着け…と自分に言い聞かせる。相手はまだ悠貴と同じ三年だ。そんな
子供に見られたからって、騒いだりしたらみっともない。

 未来は頬を赤らめながら憮然とした表情を浮かべ、背もたれにどかっと背中を預けると、苛立ちを
ぶつけるようにアイスをがりがりと齧った。(まったく、ませてんだから…)未来は内心でイツキに
悪態をついていたが、冷たく甘いアイスのおかげか、すぐに怒りと気恥ずかしさは引いていく。

 そうよね、こんな子供に見られたからって別に平気だし…。
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