[過去ログ] 東京マグニチュード8.0でエロパロ 震度2 (384レス)
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289: 秘め事・改 2012/07/21(土)22:14 ID:BTcvvBQZ(3/8) AAS
「さ、ゲームしよ」
「う、うん…」
 二人がテレビの前のテーブルを横にどけて座り、ゲームの準備を始めると、未来はふぅっと
深い溜息を漏らし、悠貴の背中に声をかけた。
「ま、いいわ。お姉ちゃんこれからちょっとシャワー浴びるから、もしお客さんが来たり
電話が鳴ったらあんたが出てよ」
「はーい」
 テレビ画面を向いたままおざなりな返事をする悠貴に、本当に大丈夫かしらと未来は少し
心配そうな顔をしていたが、シャワーを浴びてる間だけだしと、諦めたようにもう一度溜息を
ついてソファーを降りると、彼女はリビングを後にした。

(……)
 その姿を黙って目で追っていたイツキは、彼女の背中が消えると、隣でゲームの用意を
していた悠貴へと顔を向けた。「なあ悠貴」
「なに?」
 イツキに話しかけられ、悠貴が手を休めて顔を上げると、イツキはニヤッと悪戯っぽい
笑みを浮かべて言った。「お風呂覗いちゃおうぜ」
「えっ!?」
 イツキの言葉に悠貴が目を白黒させる。「だ、ダメだよそんなこと」
「いいじゃんいいじゃん、ちょっとだけだって」
「だ、ダメだよ、バレたらきっとすごく怒るよ。お姉ちゃん怒りんぼ大将だから」
 悠貴の言葉にイツキは少し思案顔になった。彼は未来には今日初めて会ったばかりだが、
その短い時間でそれが本当だというのは彼にもよくわかったし、まだ幼い事もあって、
女の子の裸にそんなに興味があるわけでもない。
 が、そういう相手だからこそ、なおさら悪さをしてみたくなるというのが幼い子と
いうものだ。それにいきなり睨みつけられて脅かされた仕返しだってしてやりたい。
「バレないようにやれば大丈夫だって」
「でもぉ…」
「行こうぜ」
 覗き行為への――しかも実姉の――抵抗感とイツキへの友情との板挟みでまごまごしている
悠貴を尻目に、イツキはさっさと立ち上がると、風呂場の方へと歩いていってしまう。
「あ、待ってよ」
 それを追うように、悠貴も立ち上がるとイツキの後ろについて風呂場へと歩み始めた。
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