[過去ログ] ファルコムでエロ小説PartY (539レス)
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471: 2011/03/10(木)01:11 ID:HsYHkkhg(2/2) AAS
読者様カッコイイw
472: 2011/03/12(土)00:49 ID:+91iESow(1) AAS
>>470
おまえが勝手に決めるな。
待ってる人間はいるんだぞ、ここに。
473: 2011/03/18(金)22:07 ID:IvMZ6tTu(1) AAS
AA省
474(1): 2011/03/19(土)22:19 ID:VCGZ/BsX(1) AAS
>>469
いいから投下するんだよおう早くしろよ(切実)
475: 469 2011/03/19(土)22:47 ID:bneWAPWo(1/31) AAS
>>474
投下してもいいかな……と尋ねようとした矢先に
素敵な返答ありがとう
さっそく投下させて貰います
476: 『ただいま』【1】 2011/03/19(土)22:48 ID:bneWAPWo(2/31) AAS
「ただいまー!」
キーアの朗らかな声と共に、支援課ビルの中へ暖かな風が流れ込む。
一階の共有スペースの掃除をしていた四人も掃除用具を動かす手を止め、キーアを見ておかえりな
さいと返した。
「あれー、ロイド、なにやってるの?」
ソファーの傍に置かれた脚立に載っているロイドを見上げて、キーアが小首を傾げる。
「導力灯を交換するついでに、照明器具の掃除をと思ってね」
「そのついでに一階の掃除を皆でやろうという事になったんです」
「俺としちゃ、せっかくの休暇はカジノで潰したかったんだけどなー……」
省27
477: 『■■■■』【2】 2011/03/19(土)22:48 ID:bneWAPWo(3/31) AAS
瞼に微妙な揺れがきた後、瞳が開く。
「ロイド、起きたのね!」
ベッドに寝転がったまま白い天井を見つめるロイドに、横に座っていたエリィが気付いて表情を綻
ばした。
「良かった、検査では異常なしと聞いてたけどなかなか起きなかったから……」
「? ……??」
「ここはウルスラ大病院の個室。貴方、頭を打って半日も気絶していたのよ」
エリィを見て戸惑うロイドに、エリィが目尻に涙を浮かべて微笑む。
「頭を……?」
省20
478: 『■■■■』【3】 2011/03/19(土)22:49 ID:bneWAPWo(4/31) AAS
「じゃあ、丁度クロスベルに帰ってきた日からの記憶がすっぽり抜け落ちたって事かよ!」
騒ぐフランツにロイドは曖昧な笑顔を浮かべて頷く。
「支援課に配属されてからのすっげぇ活躍も覚えてねぇって事か……」
何てこったと嘆くフランツからロイドは無言で顔を逸らすと、目の前に停まっている導力車のナン
バーを書類に控えた。
「……一応、同僚の皆からも教えて貰ったし、クロスベルタイムズに載っている記事も読んだから、
知識としては知っているよ」
記入を終えた書類をフランツに手渡しながらロイドは答える。
「知識として……って事は、記事を見ても自分だって実感が湧かないのか」
省11
479: 『■■■■』【4】 2011/03/19(土)22:49 ID:bneWAPWo(5/31) AAS
「キーアのせいなの……ロイドが思い出を忘れちゃったのは」
暖かな日差しが降り注ぐ支援課ビルの裏口にて、暗い顔をしたキーアがツァイトの毛を指でいじく
る。
「あの時、キーアの鞄がロイドの脚立を倒しちゃって上にいたロイドが落っこちた……。でも本当は、
脚立はキーアの方に倒れてきそうだったの」
もしそのまま倒れていたら、病院に担ぎ込まれていたのはロイドではなくキーアの方だっただろう。
「だから、ロイド、脚立にわざと足を引っかけたまま、キーアの方に脚立が倒れないようにして倒れ
たの……」
見た事もないキーアの暗い表情に、傍で話を聞いていたリュウとアンリとモモの表情もひきずられ
省48
480: 『■■■■』【5】 2011/03/19(土)22:49 ID:bneWAPWo(6/31) AAS
「リベールの方では不良が遊撃士になった例があると聞く。お前らも少しは世の中の為になるような
事をしたらどうだ?」
ワジとヴァルドをちらと見やってから、ダドリーはロイドの方を向く。
「フン……記憶喪失というのは本当らしいな」
自分の警察徽章にくるロイドの視線に、ダドリーが少し不機嫌そうに息を吐いた。
「あ、あの……すいません……」
「謝るな。事実を確認しただけだ」
縮こまるロイドにダドリーが再度息をついた後、持ってた書類をロイドに手渡す。
「? これは……」
省28
481: 『■■■■』【6】 2011/03/19(土)22:50 ID:bneWAPWo(7/31) AAS
『――今の俺に出来る事。今の俺がやるべき事――』
「記憶といえば味! っつー訳で、ロイドがクロスベルに戻ってきてから試食してくれた俺の新作パ
ン全部用意したぜ!! 順番に食ってってくれ!」
「ありがとう、オスカー……でも流石に一人でこの量は無理だ……」
「日をまたいだとしても、ここ数日の気温では先にパンが傷むかと思います」
結局、皆で等分して日を分けて食べていった。が、しばらくパンを食べたくないと思っただけだっ
た。
『――無くした記憶を早く取り戻す事。自分のどこかに落ちたままの思い出を早く拾い上げて、心
配している人達にもう大丈夫だよと安心させる事――』
省36
482: 『■■■■』【7】 2011/03/19(土)22:50 ID:bneWAPWo(8/31) AAS
(……兄貴も悔しいのかな……辛いのかな……)
大切な人を置いてけぼりにしてしまったと、傷つけてしまったと、エイドスの元で歯噛みしている
のだろうか。
夕焼けが彩る兄の墓標の前にて、ロイドが立ち竦んだまま物思う。
(でも、俺はまだやり直せる……)
記憶は取り戻せる。命は取り戻せない。
(……ごめん、兄貴の事を責めるつもりじゃないんだ)
ロイドは慌てて心で詫びると、目を少しだけ伏せて俯く。
(ただ……正直、どうすればいいのか解らなくなってきて……)
省26
483: 『■■■■』【8】 2011/03/19(土)22:52 ID:bneWAPWo(9/31) AAS
「……どうして……」
だって、皆、あんなに俺の記憶が戻る事を望んで、期待しているのに。
だから、俺は何とか取り戻そうとしているのに。これ以上、兄貴のように大切な人を置いてけぼり
にして傷つけたくないのに。
「どうして、そんな事を言うんだ……?」
問い返すロイドの胸の中に戸惑いと冷や汗が噴き出てくる。
「……確かに記憶は大事よ。でも、それ以上に、貴方が貴方であるのが大事なの」
一つ一つの言葉を丁寧にすくい上げるようにエリィが述べる。
「俺が俺である事……?」
省32
484: 『■■■■』【9】 2011/03/19(土)22:54 ID:bneWAPWo(10/31) AAS
薪の切れた炎と苛立ちは似ている。どちらも時間がたてば消えていくから。後に残るものが炭か強
烈な自己嫌悪かの違いなだけで。
夕食に使った食器を洗いながらロイドはそんな事を考える。
(後で謝りに行かないと……)
ロイドから遅れて、夕食の直前に戻ってきた彼女。墓地での一件を全く触れず、ただ買い足したい
物があって寄り道して遅くなっちゃったと皆に言い訳して、いつものように接してきた。
でも、墓地の時よりも濃くなった化粧で覆った目元を――僅かに赤く腫れた目元を見れば、本当の
理由は嫌でも解った。
「――っ……!」
省46
485: 『■■■■』【10】 2011/03/19(土)22:56 ID:bneWAPWo(11/31) AAS
(俺と彼女が恋人同士だって……?)
確かに素敵な女性だなと思った。
真珠をそのまま梳いたようなパールグレーの髪に、磨きぬいた緑耀石のような瞳。整った顔が浮か
べる微笑みは花のように柔らかくて、気を抜くとつい見とれてしまう。外見だけでなく、物腰も言葉
遣いも気品があって、後でマグダエル前市長の孫娘だと聞いた時は、さもありなんと思った。
(そんな彼女と俺が恋人同士だなんて、釣り合わないだろ……)
第一、本当に恋人ならあんな事――記憶を取り戻さなくてもいいだなんて言うだろうか?
洗い物を終えて自室に戻ったロイドが、ベッドに寝転がりながら自問する。
(ランディが冗談で言ってるのか?)
省30
486: 『■■■■』【11】 2011/03/19(土)22:57 ID:bneWAPWo(12/31) AAS
「? ?! !!!?!」
「大丈夫? 頭が痛むの?!」
沸騰した顔のまま慌てふためくロイドの元へエリィが駆け寄り、まくしたてるように問うてくる。
見つめてくる瞳は、心の底から心配していた。
が。
その視線が机の上へ――散乱しているコンドームへ向かった途端、ぼんっ! という効果音が似合
いそうな勢いで彼女の顔が茹で上がる。
「ご、ごごごめん! 見覚えのない小箱があったからなんだろうと思って開けたら……! 別に見せ
るつもりはなかったんだ! ごめん!!」
省14
487: 2011/03/19(土)22:58 ID:RP/Itr38(1/10) AAS
レンたん可愛すぎるよ・・・
もうほんとに抱きしめてなでなでして髪の香りくんくんして死ぬまで愛でたい・・・
ああもうレンたんといちゃいちゃしたいよ!! レンたんが一回くちに入れたお菓子食べたい!!
チョコなんかいいね♪レンたんがちゅぱちゅぱ舐めて溶けかけたチョコを口移しでもらいたいな^^
一緒にひとつのチョコを交互に口移ししあって溶かしあおうよー><
いつも指しゃぶってるみたいにちゅぱちゅぱすればいいんだよ^^ちゅぱちゅぱ
指ちゅぱちゅぱしてるときのレンたんすっごくかわいいよ^^お兄さんも一緒にちゅぱちゅぱしていい?
レンたんの指ちゅぱちゅぱしたいよしかもレンたんがちゅぱちゅぱした後のレンたんの指なら更にちゅぱちゅぱしたいよ
じゃあお兄さんといっしょにちゅぱちゅぱしようか?ちゅぱちゅぱ♪
一緒にちゅぱちゅぱしようよ〜レンたん☆ちゅぱちゅぱ^^
省17
488: 『■■■■』【12】 2011/03/19(土)22:58 ID:bneWAPWo(13/31) AAS
「さっきランディから聞いたんだけど……俺と君が恋人同士というのは本当なのか?」
未だ信じ切れないロイドに対し、エリィがこくんと頷いてくる。ほんのり赤く染まった彼女の顔に
浮かぶ切実な表情。それを見て、ロイドは彼女と自分が恋人同士だったんだと確信し、同時に強い悲
しみが心を襲う。
「……なら何で、俺に記憶が戻らなくてもいいって言ってきたんだ……?」
恋人同士なら、尚の事、記憶を戻して欲しいと願うものじゃないのか?
なのに、言われたのは真逆の事。
ロイドの顔が悲しみに歪む。
「……貴方が苦しむのは見たくなかったの……」
省1
489: 2011/03/19(土)22:58 ID:RP/Itr38(2/10) AAS
真夜中にティータたんのお部屋にお邪魔したい。
ティータたんはおねむの時間が来ても頑張って設計図を描いてたんだけど、
だんだんトロ〜ンとしてきて寝ちゃいました。
だから、僕はそんなティータたんに毛布を掛けてあげたんだけど、
凍死しちゃう可能性も否定できないから、全裸になってティータたんのほっぺにチューしました。
それでも目を覚まさなかったので、仕方ないからティータたんの未成熟な肢体を弄る様に抱きしめながら、
ベッドに運んであげました。
ふと見ると、机の上の設計図はもう少しで完成です。
僕はティータたん専属の妖精さんなので、代わりに設計図を完成させる為に、
二人の愛の軌跡を書き込みました。最後にチン拓を貼って出来上がり!
省6
490: 『■■■■』【13】 2011/03/19(土)22:59 ID:bneWAPWo(14/31) AAS
「そう、か……」
ごめん、とロイドが掠れる声で口ずさむ。と同時に、何故、彼女に葬儀の時のセシルが重なって見
えたのかを理解した。
「ごめん……君自身が一番辛いのだろうに、俺が不甲斐ないせいで……」
葬儀の時のセシルのように、悲しみにひたる事も出来ず、逆に気遣わせてしまっている。
「俺が……俺が君との思い出を忘れてしまったから……」
彼女の事を考えたり見つめたりする度に起きて、今も止まらない鈍痛。それはきっと、彼女への想
いが記憶と一緒に心から抉れてしまったから、その傷痕が疼いていたんだとロイドは悟る。
「俺が忘れなければ……いやせめて、思い出していれば、ここまで君を傷つける事もなかったのに」
省41
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