[過去ログ] 夏目友人帳でエロパロ (885レス)
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688: 2009/12/23(水)10:29 ID:kf9YihGI(7/10) AAS
―その七―
「んっ…な…なつめくんっ…」
快感と恥ずかしさが入り混じっているのだろう、タキの頬が紅潮していく。
夏目はタキの首と腰に腕をまわし布団に押し倒した。露な胸が月明かりに仄白く光る。
邪魔な帯をゆっくりと解き、浴衣を全て脱がせ、恥ずかしがるタキを見つめる。
「タキ、とても綺麗だよ」「夏目君…」
「貴志でいいよ、透」
「…たかっ…あっ」
みなまで言わせず、腰骨から内股に舌を這わせつつ下着を下ろして足を開かせる。夏目は自分の手際よさが信じられなかったが、
「(…これが百戦錬磨か)」心の中で苦笑する。
「やっ…」
タキの抵抗は微かだった。淡い陰影に縁取られた部分は、既にしっとりと濡れている。そっと指で開き、舌でなぞった。
「ああんっ」
ぞくぞくするような良い声だ。
そのまま優しく、時に転がすように、吸い付くようにとじっくりと舌で愛撫すると蜜が溢れだしてくる。
「んっ…やっ…」
「あっ…あん」
「はあっ…んっ」
タキはこらえることも忘れて声をあげ身を震わせる。その反応で夏目は自身がよりたかぶっていくのを感じていた。
「透…君が欲しいよ…いいかい?」
「うんっ…貴志君っ…」
こんな時でも夏目は優しい、快感にのまれながらもタキはそう思う。
ぐっと衝撃があった。
「…んんっ!」
思わぬ痛みに声をあげると「透、大丈夫?」
案じる瞳が見つめていた。月光を映して煌めく。
「(貴志君、綺麗…)…ゆっくりなら、大丈夫…」
微笑んで頷くと、夏目は静かに動き始める。
しばらくは痛みをこらえている様子だったタキも、中が馴染んできたのか、夏目の動きに合わせて息を弾ませ声をあげる。
「あんっ!あんっ!はっ!あんっ」
繋がった部分は溢れ出るものでたっぷりと濡れて、はしたない音をたてている。「貴志く…あっ…私っ…もうっ…はあんっ」
タキが夏目の背に腕を絡め抱きついきて耳元で喘ぐ。その息遣いと柔らかな胸が密着した感触で、夏目ももう限界だった。
「透っ」
「貴志君っ」
お互いに叫ぶと、果てた。
二人は月明かりの中抱き合うように寄り添っているが、気恥ずかしさで目は合わせられない。
「透…ありがとう。君が好きだよ、愛してる」
臆面もなく言うのが夏目らしいが、タキも負けてはいない。
「貴志君!文字!消えてるわ!良かった…」
こういう時でも女性の方が現実的だな、と夏目は息をはく。
これから二人で歩んで行くのだろうか―
おれは透の存在とこの想いを抱き締めて、優しい人達に伝えられるだろうか―
「大丈夫よ」
いつか―そう遠くない未来に。
きっと。
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