[過去ログ] とある魔術の禁書目録 3フラグ目 (1001レス)
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29: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/12(金)23:58 ID:MOtNICUX(1/3) AAS
2フラグ目の579っす。
気に入っちゃったのでここでも579で通して良いでしょうか?
ま、その辺は皆さんにご判断いただくとして。
俺も12巻読んで小ネタがあったんだよう(泣)。
先を越されて半泣きながら投下。
30: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/13(土)00:00 ID:MOtNICUX(2/3) AAS
『鋼鉄の女の電撃作戦 Blitzkrieg』おまけ
お昼になったので学校は終わった。
特に部活などに参加していない上条は、後は寮に帰るだけである。
彼は下駄箱で革靴を履いて、テクテクと学校の敷地の外へと歩きつつ、
「何が悪かったんだろうなぁ」
と呟いた。
脳裏にあるのは、もちろんマッサージ機と吹寄制理の頭突きの関連性についてだ。
こうすれば良かったのだろうか、などと様々な対処法を取り留めもなく考えていたのだ
が、その内容そのものが根本的にズレていることに上条自身は気が付いていない。
そのズレが修正されることのないまま整った街並みを進み、いつかの公園の角を曲がる。
省22
32: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/13(土)00:01 ID:MOtNICUX(3/3) AAS
そして、その状態から上目遣いになると、
「…だ、だから、と…時と場所を選びなさいって言ったのよ! き、貴様だったら…か、
構わないんだから…」
と呟いた。そして、上条の混乱が収まらないままに今度は顔を上げると、言葉を続ける。
「…き、貴様からあたしに…キ、キスしなさい。そしたら…今日のことは水に流してあげ
るからっ!」
一瞬は反論を試みようとした上条だったが、よほど勇気を振り絞った台詞だったのか、
吹寄の潤みかけた瞳に言葉が詰まる。
吹寄制理が頬を染めたまま瞳を閉じた。
覚悟を決めなければならないようだ。
省24
33(1): 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/13(土)00:06 ID:TFdJ/yl0(1/5) AAS
以上。
あと、連投になるけど『超電磁砲はお年頃』の続きがやっと書けたので。
推敲もちょっとすべきかなあとも思うのですが。
悩みすぎてダメになるより勢いで。
>>31
じゃあお言葉に甘えて579で行きます。
34: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/13(土)00:07 ID:TFdJ/yl0(2/5) AAS
(4)
寝不足はお肌の大敵――などとよく言うが、3日も続けてまともに眠れなければ肌がど
うとかこうとか騒いでいるような問題ではない。
ただでさえイライラしてくるのに、無意識が押し殺そうとしている感情と、あの夜のこ
とへの羞恥心、そして何より――向こうから話しかけてくれた上条当麻から逃げ出してし
まったという事実とが、御坂美琴のイライラに拍車を掛ける。それに、寝不足のそもそも
の原因が『それ』なのだから、まったくの悪循環だ。
(こんなんじゃ駄目っ……あたしはあいつ…っ、いや、じゃなくって、嫌よこんなの…)
教師の声もまったくの上の空。心のモヤモヤは晴れない。
(あいつに会わなきゃ……何でもないんだから、何でも…何にも変わってないことを見せ
省31
35: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/13(土)00:08 ID:TFdJ/yl0(3/5) AAS
走り続けて、息が切れて、そのまま呆然と歩き続けて。
いつの間にか、御坂美琴の足はとある病院へと向いていた。あの少年がしょっちゅう収
容されている、そして『妹達』の検体番号10032号が調整を受けている病院。
気が付くと、その検体番号10032号、上条言うところの御坂妹の病室の前に立って
いた。何故?と考えるその前に、部屋の中から声がする。
「お姉様?そんなところで立っていないでどうぞ入ってください、とミサカは告げます」
なんで自分だと判ったんだろう――そんなことを考えながら引き戸を開ける。そう言え
ば、『妹達』があの悲惨な『実験』から救い出されたのも『あいつ』が居たから…そこに
至って、美琴は自分の顔が紅潮してくるのを感じた。
省25
37: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/13(土)00:09 ID:TFdJ/yl0(4/5) AAS
「実はカマをかけたのですが、やっぱりそうなのですね、とミサカは納得します。なぜな
ら、ミサカは――ネットワークで繋がれた妹達も含めて――あの人のことをよく…いえ、
いつも考えているから、とミサカは答えます」
それを聞いて、混乱しつつも美琴は答える。
「……何であんたたちがあいつのこと…って、あいつのおかげで計画が中止になったんだ
もんね、当然か…。でも、あたしがあいつのこと考えてるって、そんなの…」
御坂妹が、その『姉』に握られていた右手にもう片方の手を添える。美琴自身はと言え
ば、手がいかにも緊張しています、と言う風に汗ばんできていて、手を離そうかと思った
のだが――出来なくなった。
省25
38(2): 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/13(土)00:10 ID:TFdJ/yl0(5/5) AAS
以上4回目。
今のプロットだとあと一回で終われると思うのです。
もう少しお付き合い下さい。
114: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/17(水)21:54 ID:YxvqGfym(1) AAS
分暦>田舎者には手に入らない罠。それだけのために妻子を放り出して街には行けませぬ。
よってバレンタインネタは現状封印。
初心い娘の方がSSのネタにはしやすいよ。ローラ難しそう。
で、12日に12巻のネタは拙かったのか?発売までは待ったと言うか。
正確には発売日以前には入手できず読めなかったんですが。BK1は早かったらしいねえ。
211(2): 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/21(日)22:39 ID:mupiI/mL(1/5) AAS
お久しぶりです。
書けたけどグダグダです。
おれが投下する前には神が来ます。
そのあとは過疎です。
寂しいです。
212: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/21(日)22:42 ID:mupiI/mL(2/5) AAS
『超電磁砲はお年頃』(5)
久々に熟睡した。目覚めはバッチリだ。歯を磨きながら、御坂美琴はもう放課後に思い
を馳せていた。
何日も無駄に過ごしたけれど。今日なら『あいつ』に会っても平気。何かが違うかもし
れないけれど、それも自分なのだから。そう思うと、すぐにでも『あいつ』に会いたくな
った。『あいつ』に会いに行くまでの待ち時間――今日の授業はとりわけ長く感じた。
授業が終わり、寮に鞄を放り込むと街に飛び出す。
なんで走ってしまうのか判らなかったが、走りながら『あいつ』、上条当麻を探した。
気持ちばかりが先走ってなかなか見つからないような気がしたが、実際はすぐ見つかった。
女の子と一緒だ。
省12
213: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/21(日)22:44 ID:mupiI/mL(3/5) AAS
そのうち、上条の真横を歩いていた真っ白な修道服の少女――大覇星祭で上条に抱きつ
かれていた例の少女が、少年の腕に両手を絡ませながら器用に一軒の店を指さした。
「あーっ、とうまとうま、あれが食べたいかもっ! すごく美味しそうなにおいがしてる
しっ!」
「何? 今川焼きかー。そうだなー、あれくらいならいいぞ」
きゃいきゃいと騒ぎながら二人で店へ近づく。二人、少なくとも上条当麻には全く自覚
がないのだが、傍目には完全にカップルの様相である。その様子に少しチクリと胸の痛み
を感じた御坂美琴であったが、この場はまだ耐えて――様子を伺う。
「へー、なんか色々あるな、何が良いインデックス?」
省26
214: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/21(日)22:44 ID:mupiI/mL(4/5) AAS
「へー。仲がよろしいことでお・ふ・た・り・さん、って、これって不純異性交遊なのか
なーっ? どうなの黒子? そうなら風紀委員に協力するけど?」
突然現れた御坂美琴の姿にか、あるいはさっきのインデックスの行動を見られていたこ
とにか、上条が硬直する。上条に話しかけてからすぐ振り向いたが、案の定、白井黒子の
姿も見つかった。後を追けられているのも織り込み済みだ。
自分が居ることがバレていたことに一瞬身体を硬直させた白井だが、美琴の様子が戻っ
ていることに安堵したのか、はっきりとした口調で答える。
「衆人環視の中で白昼堂々の大胆な行為、十分に風紀を乱して下さっていますわね♪」
その言葉を受けて、御坂美琴は上条の元へとさらに歩み寄る。上条は冷や汗を垂らしな
がら硬直するのみ。かろうじて、
省26
215: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/21(日)22:46 ID:mupiI/mL(5/5) AAS
悩むと良くありません。
書けたらすぐ投下しましょう。
と言うのが今回の教訓orz
221: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/22(月)12:09 ID:PCKR9Qoe(1/5) AAS
TSステイルだと!
けしからん!
そんな面白そうなのは俺が書く!
…って、ダメ?
232(1): 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/22(月)23:02 ID:PCKR9Qoe(2/5) AAS
炎の少女ステイル〜マールボロは危険な香り
「しくじった」
髪を真っ赤に染めて両耳には大量のピアス、右目の下にバーコードの刺青を入れた少女
は、三日前に呟いたのと寸分違わぬ苦々しげな口調で吐き捨てた。
少女の背後では、真っ黒な修道服に全身をぴっちりと包み、顔以外に肌が露出している
ところがないのにやたらとお色気を振りまいているほのぼのシスターさんが、洋服を取っ
替え引っ換えしながら少女を着せ替え人形にしている。
「シスター・オルソラ、そっちのほうが似合ってたのでは?」
「ルチアさん、あなた様もそう思います?」
サイズがちょうど同じくらいだったからと、最初は已む無く、しぶしぶながらといった
省21
233: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/22(月)23:03 ID:PCKR9Qoe(3/5) AAS
そう。
この少女こそ、『必要悪の教会』でも屈指の魔術師にして炎のルーン使い、ステイル・
マグヌスその人なのである。
何故にこんなことになってしまったのか――元凶は三日前に遡る。
「しくじった」
数年前にイギリス清教を裏切り、地下で魔術結社などという馬鹿馬鹿しいものに血眼に
なっていた元上司の始末を命令された。
その男は、例えば天草式のように流れながら活動をしていればもう少し手応えもあった
ろうに、同じ場所に拠点を構えると言う愚を犯していた。それなりに力のある魔術師であ
省25
234(1): 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/22(月)23:04 ID:PCKR9Qoe(4/5) AAS
その三日目の朝。
ステイル・マグヌスは最大主教のお間抜け書類に悩まされることもなく、さわやかな朝
を迎えていた。
毛布を払い、手を伸ばして伸びをする。
ベッドから上半身を起こし、再び手を伸ばす。袖が妙に余っている。おかしいな、と思
いつつも袖を上げようと片腕を寄せると、上腕がなにやら柔らかいものに当たった。驚い
て下を見る。するとそこには――
やたらブカブカになって、ちゃんとボタンを閉めてあるのに艶かしく開いてしまってい
るパジャマの胸元に、谷間が出来ていた。
省33
235(1): 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/22(月)23:07 ID:PCKR9Qoe(5/5) AAS
>>136氏、ネタパクっちゃったゴメンね;
しかも勢いで書いたから無茶苦茶だ。
続きも考え中だけどもし良かったら何人かでリレーするってのも面白いよね。
264: 579 ◆UHJMqshYx2 2007/01/25(木)19:16 ID:nMWTVxMJ(1/10) AAS
んー、いい気になって配慮が足りなかったですね…
禁書板に移るか、そもそもが人のネタのパクリだしここまでにするか、
どっちにしてもここで続き書くのは止めときます。
保管庫の管理人さんも申し訳ないですが>232->234は無かった方向で。
お願いします。
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