サムスピ総合エロ萌えSS 4 (538レス)
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19: D.A. 2006/12/03(日)21:35 ID:RXCxuhX2(1/3) AAS
いろはと俺的趣味で美形の旦那様のSS、まだ途中なんだけど投下してみる。
 
 
「・・はあ・・・・」
その、娘の、可憐な声音と共に、漏れた、ため息が、悩ましく豊かな両の乳房の、谷間の辺りに、そよぐ。
絶世の美女、と形容しても追い付かない、この世のものとは思えない程の美貌でありながら、近寄り難さを感じさせないのは、
その、大きく円らな瞳が、どこか幼く感じられる程に、無垢で、澄んでいるせいだろうか。
だが、いつもは無邪気な微笑みに彩られている娘の面差しは、今は、どこか戸惑い、頬に紅が過ぎり、
先程から何度も、小さなため息が、可憐な唇から零れている。
娘の名は、いろは。
 
いろはが、「旦那様に幸せになって頂く願いを叶える為」、出場した、「駿府御前試合」は、いろはの優勝に終わった。
突如姿を現した、「魔界を制したる我旺」をも、その命を奪う事なくして倒し、
「自分は本来鶴だから旦那様を幸せに出来ない」、と、思い込み、自ら身を引こうとしたいろはを、
「御前試合」の主催者、徳川慶寅が諭して、いろはの「旦那様」である若者の元へ戻らせて、
無事、いろはと若者は、何の気兼ねも無く共に幸せに生きていける様になったのだった。
 
しかし、いろはには、ひとつ、悩みがあった。
 
(・・旦那様が、伽を求めて下さいません・・・・)
 
「旦那様」にだったら、抱かれたい。
いろはとて、一切無欲な聖女という訳では、ない。
男女の交わりにもそれなりに関心はある。無論、相手は「旦那様」に限っての事だが。
「旦那様」を誘惑してみたい気持ちも正直有り、大胆に肌を晒した衣装を身に纏ってみたりもし、
「旦那様」も、時々頬を染めて、いろはの白い柔肌に視線を投げ掛けてみたりもするのだが、すぐにその視線は他所へと去り、
二人の清い関係に未だ進展は、無い。
 
(・・・私、魅力無いんでしょうか・・・・?)傍の者が聞いたらあきれ果てそうな独白が、いろはの胸を、過ぎる。
無垢で清楚ないろはの面差しと、とてつもない色香が溢れて匂い立つ、優美な曲線を描いた、要所要所が形良く豊満な、いろはの肢体は、
あまりにも対照的で、この上なく魅力的である。
その辺りの自覚に今一つ欠けているのが、いろはらしくもあるが。
「旦那様」の、おとなしく、優しい、穏やかな、整った美貌が、いろはの意識を、過ぎる。
(・・・まさか旦那様、女より殿方の方が・・、何て事は・・・・?)
近所の村人が悪気の無い冗談で、「旦那様」の事を、「御稚児様顔だなあ」などと、笑って言っていたのを思い出し、
思わず妙な想像をし掛けて、泡を吹いてひっくり返りそうになり、
慌てて子供染みた仕草で勢い良く頭を左右に振り、その想像を打ち払ういろはであった。
(・・でも、だったらどうして・・・・?)
暫し、考え込み、
(・・よおし・・・!)何事か意を決して、いろはは、一人、頷いてみたりした。
 
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