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あずまんが大王のエロいのないんかねぇ-11- (825レス)
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813
: 2007/04/27(金)21:48
ID:ScT29253(7/9)
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813: [sage] 2007/04/27(金) 21:48:46 ID:ScT29253 「私が来たのは、ちょっと話を聞いてもらいたかったんだ。……恋愛相談ってやつだ」 その手の話題がどうにも苦手で、二人とも目を合わせようとしない。榊はマヤーを抱き ながら、親友の話に耳を傾けた。 「後輩の女の子に告白されたんだ。さっきは友達って言い方したけどさ。……体育会系 ではそういうことが結構あるらしいんだけどな。お前って結構女子にモテてたじゃんか」 「そういう人たちに言わせれば私はかっこいいらしいが……私にそんなつもりは全く なかったんだ。私にそういう面を求められても困る……」 君だけは違うけれど、と胸中で付け加える。 「そうなんだよ。その子も私のことをちゃんと見ているのかわからなくてさ。だから まともに返事もできやしねえんだ」 「つまりその後輩は君の男性的な面だけを見ているのではないかと……?」 榊にとっては身につまされる思いだった。他人が自分を正しく見ているのかと不安に なってしまう。榊は、そのせいで無意味に周囲に壁を作ってしまった時期があった。 「だけど榊のおかげでなんとかなりそうだよ。これからその子に会ってくる」 「……今すぐ、か?」 自分が神楽の力になれたことを嬉しく思う一方で、そんなデリケートな問題に自分が 関わっていいのかと不安になる。 「まず確かめなきゃどうにもならないからな」 「そうか……それなら、もう一度座ってほしい」 榊は櫛を手に取る。素直に座った神楽の後ろに立って丁寧に髪を梳いた。 「私の髪なんか……」 毎日プールに入り、ろくに手入れもしていない。榊のそれにかなうべくもなかった。 「少しでもいいから、髪は優しく扱うものだよ」 言葉通り、榊は優しかった。一房一房丹念に櫛を通すと、ぼさぼさだった髪が少しだけ 艶を帯びてきた。榊の指が髪をかきわける。全てを任せると決めた指が。榊がもたらして くれるその多幸感はどうにも手放し難く。 神楽の返事はすでに決まっていた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149219489/813
私が来たのはちょっと話を聞いてもらいたかったんだ恋愛相談ってやつだ その手の話題がどうにも苦手で二人とも目を合わせようとしない榊はマヤーを抱き ながら親友の話に耳を傾けた 後輩の女の子に告白されたんださっきは友達って言い方したけどさ体育会系 ではそういうことが結構あるらしいんだけどなお前って結構女子にモテてたじゃんか そういう人たちに言わせれば私はかっこいいらしいが私にそんなつもりは全く なかったんだ私にそういう面を求められても困る 君だけは違うけれどと胸中で付け加える そうなんだよその子も私のことをちゃんと見ているのかわからなくてさだから まともに返事もできやしねえんだ つまりその後輩は君の男性的な面だけを見ているのではないかと? 榊にとっては身につまされる思いだった他人が自分を正しく見ているのかと不安に なってしまう榊はそのせいで無意味に周囲に壁を作ってしまった時期があった だけど榊のおかげでなんとかなりそうだよこれからその子に会ってくる 今すぐか? 自分が神楽の力になれたことを嬉しく思う一方でそんなデリケートな問題に自分が 関わっていいのかと不安になる まず確かめなきゃどうにもならないからな そうかそれならもう一度座ってほしい 榊は櫛を手に取る素直に座った神楽の後ろに立って丁寧に髪をいた 私の髪なんか 毎日プールに入りろくに手入れもしていない榊のそれにかなうべくもなかった 少しでもいいから髪は優しく扱うものだよ 言葉通り榊は優しかった一房一房丹念に櫛を通すとぼさぼさだった髪が少しだけ 艶を帯びてきた榊の指が髪をかきわける全てを任せると決めた指が榊がもたらして くれるその多幸感はどうにも手放し難く 神楽の返事はすでに決まっていた
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