[過去ログ] 【ふたりはブラクラ】ブラックラグーン vol.2 (980レス)
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404: 2005/07/07(木)17:50 ID:Q36IiWWA(3/5) AAS
「…ったく本当に使えねぇなお前はよ!これしきの荷物で女みてぇにヒーヒー言いやがって!」」
「…。」
「手前それでもタマついてんのかオイ?どっかに落っことしてきたんじゃねぇか?」
「…。」
事務所。
床に突っ伏して肩で息をするロックを見下ろし、レヴィが罵詈雑言を投げつけていた。
それらの暴言を驚くべき忍耐力で受け流し、ロックは立ち上がるとふらふらとした足取りで冷蔵庫へと向かう。
「な、何か飲む物を…」
「おー、ちょうどいいや。あたしにもよこせ。ウィスキーだ。」
「はいはい…。」
自分と彼女の分のグラスを取り出し、氷をそれに入れた所で、ロックはふと胸ポケットの中の存在を思い出した。
取り出し、レヴィに背を向けて薬包紙の中身を確認する。
白い粉。
「…どこが怪しくないって?」
呟き、粉を指につけて舐めてみる。
「…麻薬や毒薬の類じゃないみたいだな。」
それでもこの得体の知れない粉末をグラスにあける気はしない。ロックは薬包紙を畳み始めた。
「おらロック!さっさと酒持って来い!」
そこにレヴィの投げつけた雑誌がロックの頭を直撃した。その衝撃で紙が開き、その上の粉のほとんどがグラスの一つに落ちる。
「あ。」
「酒もろくに入れらんねぇのか?貸せ!」
レヴィがずかずかと詰め寄り、グラスを手に取り、ウィスキーを注ぐ。よりにもよって粉の入った方のグラスに。
そしてロックが止める暇も無く、そのグラスを一気に呷った。
「あ…あぁああぁぁ…」
脂汗をだらだらと流し、顔面蒼白で呆然と自分の顔を凝視するロックをいぶかしげに観察するレヴィ。
「何間抜け面晒してやがんだ?ボーっとしてっとこの酒みんなあたしが飲んじまうぞ。」
酒のボトルとグラス、氷入れを持ってソファへ向かうレヴィを、ロックはただ目で追い続ける。
「…を?」
と。ソファに辿り着く直前、突如彼女の膝が落ち、床に倒れ込む。
「あぁぁあああぁぁあぁぁあ…」
「な…何だこれ…んっ!」
顔を紅くし、床で身体をくねらせる。同時にホットパンツの内側からは透明の液体が太腿を伝って流れ始めた。
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