[過去ログ] 処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第12話 (566レス)
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1: 2007/02/17(土)18:03 ID:10GX4S9K0(1/4) AAS
ここは「処女はお姉さまに恋してる」のSSスレです。
優雅に礼節をもって進行していきましょう。
sage進行で。

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省5
547: 2007/04/15(日)08:08 ID:f/5o8p2nQ(1) AAS
オマエラ、テンパり杉wwww
548: ◆KEl2kizUBk 2007/04/15(日)11:20 ID:NxoJCAZc0(1) AAS
>>522-524
ご指摘ありがとうございます。
文章で手一杯で、なかなか見栄えまで気にしていられなかったもので…

確かに改行がされてると印象が違いますね
しかし、そうすると1レス当たりの改行規制が悩ましいところです

もう少し精進してきます
549: 2007/04/19(木)15:49 ID:3tR6MhDe0(1) AAS
AA省
550: 2007/04/19(木)19:59 ID:72GVcCv70(1) AAS
AA省
551: 2007/04/20(金)22:48 ID:0zci8jrz0(1) AAS
うめね・・・

梅の花は、誰が似合うかな〜
552: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:12 ID:4Fs9qxGw0(1/8) AAS
東の扉です。

あるコミックから思いついたネタを投下させていただきます。
何があっても驚かないでください。
それでは、よろしくです。
553: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:17 ID:4Fs9qxGw0(2/8) AAS
〜闇に惑いしゆかりん〜

「由佳里ちゃん……あなただったのですね……今まで奏にいやがらせをしていたのは……」
 聖央女学院の女子寮の廊下、奏は怯えた表情で、由佳里に言う。
「ふん……今頃気づいたんだ……もう手遅れだけどね」
 そんな奏を、由佳里はあざけるように見ながら答えた。
「そ……そんな……どうしてなのですか? 奏は由佳里ちゃんのこと、大切な親友だと思っていましたのに……」
 由佳里の言葉に、奏は泣きそうな表情で抗議するが……。
「大切な親友? ふざけないでよね! 私も瑞穂お姉さまのこと好きなの知ってて、いっつも自分ばっかり瑞穂お姉さまにベタベタして! 
私は陰険で意地悪なまりやお姉さまのいやがらせに必死で耐えてるっていうのに!」
 由佳里は、そんな奏にそう激情をあらわにして言い放った。
省15
554: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:22 ID:4Fs9qxGw0(3/8) AAS
「ぷっ……あはははははは……」
 それを見ていた奏が、何を思ったか突然笑い出した。
「奏ちゃん……?」
 まりやと瑞穂の声がハモる。
「い、今のお姉さま方のお顔……とてもおかしかったのですよ……」
「奏ちゃん……どうしたの? 由佳里ちゃんに裏切られたショックで、おかしくなっちゃったの?」
「ち、違うのですよ……奏たちは、漫画ごっこをして遊んでいただけなのです……ですから、心配はご無用なのですよ」
 奏が、笑いながらそう言う。
「漫画ごっこ……?」
「お姉さま方、食堂においてある漫画をご覧になってください」
省20
555: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:27 ID:4Fs9qxGw0(4/8) AAS
「もう、2人とも、おどかさないでよ」
「ご、ごめんなさい」
「まさかお姉さま方が帰ってこられるとは思わなかったのですよ」
 瑞穂が安堵の顔でへなへなとなると、奏と由佳里はそう謝る。
「それにしても由佳里、あんたあたしが陰険で意地悪だって言ってたわよねえ?」
 まりやが思いっきり意地悪そうな顔で由佳里に言うと、由佳里の顔が蒼ざめた。
「ま、まりやお姉さま……?」
「あんたがあたしのことそんな目で見ていたとはにゃー?」
「あ、あの、まりやお姉さま、あれは、話を合わせるための言葉の綾ってヤツで……」
 後ずさる由佳里を、まりやは徐々に追い込んでいく。
省8
556: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:32 ID:4Fs9qxGw0(5/8) AAS
「いだだだだ、ひどいですよまりやお姉さま!」
 由佳里は頭を両手で押さえて涙を浮かべていた。
「うるさい! だいたい、人の悪口を平気で言う方が悪いの!」
「なんでそうなるんですか!? だから、あれは言葉の綾だって言ってるじゃないですか!」
「まりやお姉さま、あんまり由佳里ちゃんをいじめないでほしいのですよ。由佳里ちゃんがかわいそうなのですよ」
「いじめなんてしてないわよ、可愛いいたずらならいっぱいしてるけど?」
「あたた……そう思ってるのは、まりやお姉さまだけですよ」
 由佳里は、まだ頭を押さえている。
「そうよ。だいたいそんなことばっかりしてるから、意地悪で陰険なんて言われるのよ」
「うぐっ……」
省5
557: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:37 ID:4Fs9qxGw0(6/8) AAS
 そして、その翌日、演劇部でそれを見せてほしいと言ってきた部員がいっぱいいたので、奏は由佳里を呼んで演じることにした。
「……奏ちゃん、それで私を呼んだの?」
「は、はいなのです……どうしてもご覧になりたいという方が多いのですよ」
 決まり悪そうに言う奏。
「参加」
「ぶ、部長さん?」
 突然の圭の発言に、奏は驚く。
「それに参加」
「な、何の役で参加するのですか?」
「もち、主人公」
省11
558: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:42 ID:4Fs9qxGw0(7/8) AAS
 そして、終盤、主人公が裁きを加える場面……。
「『どう? 少しは謝る気になった?』」
「『誰が! 私の邪魔をするヤツは、みんな消えちゃえばいいんだよ!』」
 自分の悪行を自分の身に浴びせられた“由佳里”が、主人公に向かってそう言い返すと……。
「『闇に惑いし哀れな……』」
 主人公が悪にとどめを刺す場面に移り、圭がその決めゼリフを言いに入る。
「『いっぺん死んでみる?』」
「いっぺん死んで……奏、死んじゃうですか!?」
 ふと、そのセリフを聞いた奏が、涙を流し、震えながらそうつぶやいた。
「上岡さん! 何ボーッとしてるの! 断末魔の悲鳴をあげる!」
省3
559: 東の扉 ◆FVKSJZ0PUs 2007/04/21(土)07:51 ID:4Fs9qxGw0(8/8) AAS
以上です。

某コミックに(どのコミックなのかはわかる人にはわかると思います)
「かな」と「ゆかり」の2人がこういう設定だったのがあったので、(漢字は違いますし、苗字は不明ですが)
もしそれを2人が見たら、こういうふうに遊ぶだろうな、と思ってスレ埋めがてら、書いてみました。
それにしても、圭さんのE魔I、私が想像したらものすごくハマってました。

それでは、これで失礼いたします。
560: L鍋 ◆DYAKFqD80g 2007/04/21(土)09:31 ID:Z8VIUcI20(1/6) AAS
>>東の扉さん、エルダー所有権の話おもしろかったですよ!

さて、では私も埋めさせていただきます。
561: L鍋 ◆DYAKFqD80g 2007/04/21(土)09:32 ID:Z8VIUcI20(2/6) AAS
『最初の頃のはなし』
〜瑞穂と貴子6〜

設定は貴子エンド後

恵泉女学院を卒業して1年後。
大学生となり、一人暮らしを始めた瑞穂のマンション。
ここに先日、厳島家を飛び出してきた貴子が転がり込んで今は一緒に住んでいる。
ある日の昼過ぎ、午後からの科目が休講になった貴子は一人部屋に戻ってきていた。
突然の空き時間で、特に予定も無かったので部屋で来週提出のレポートを作成しようと思ったからだ。
ダイニングのテーブルに資料を広げ、いざ取り掛かろうとするが、どうしても気が散って集中できない。
理由はわかっている。
省17
562: L鍋 ◆DYAKFqD80g 2007/04/21(土)09:35 ID:Z8VIUcI20(3/6) AAS
しばらく考え込んでいた貴子は、冷蔵庫から取り出した牛乳とスープ皿を持って、電信柱の犬のところにやって来た。
犬はさっき見たときとまったく変わらない姿勢のまま、寝そべっている。
貴子は犬の顔の前に皿を置くと、そこに牛乳を注いだ。
「ほら、お飲みなさい」
犬は顔を上げると嬉しそうに尻尾を振りながら牛乳を飲み始めた。
「貴方も愛嬌があるではありませんか」
貴子は、なぜ、この犬はここにいるのだろうと思った。
近くで観察していて気が付いた。
この犬、左の耳に大きな傷がある。血は出ていないが、そんなに古い傷ではない。
省19
563: L鍋 ◆DYAKFqD80g 2007/04/21(土)09:40 ID:Z8VIUcI20(4/6) AAS
貴子はマンションに戻ってくると、今度こそレポートの作成に取り掛かった。
気が散漫になりかけるが、無理やりに集中させてPCのキーボードを叩き続ける。
二時間ほど経って、貴子は作業を中断した。
「瑞穂さん、遅いですわね」
いつもなら帰ってきている時間。立ち上がって窓に近寄り、薄暗くなった外の風景を眺めた。
……雨!
いつの間にか降り出していた雨の音に貴子は気がつかなかった。
あの犬はどうしているだろう。電信柱に縛られたままでは物陰に隠れることも出来ない。
傘を掴んで貴子は小走りにマンションを飛び出した。
省18
564: L鍋 ◆DYAKFqD80g 2007/04/21(土)09:44 ID:Z8VIUcI20(5/6) AAS
バスルームの扉を開けて、Tシャツを着た瑞穂が顔を出した。
バスルームの中には白くて大きな犬がいた。驚きで目を見開く貴子。
犬は貴子を見ると嬉しげに尻尾を振りながら、貴子の足元に擦り寄ってきた。
「こら、まだダメだよ」
瑞穂が犬をバスルームの中へ引っ張り戻す。
「…その犬は…どうして…」
そう問いかける貴子の声が微かに震える。
「帰り道で見つけたんです。捨て犬みたいでね。何だか凄く気に入っちゃって、連れてきてしまいました」
楽しげに犬をブラシでゴシゴシこすりながら答える瑞穂。
その光景がじわりと滲んで見える。
省19
565: L鍋 ◆DYAKFqD80g 2007/04/21(土)09:47 ID:Z8VIUcI20(6/6) AAS
以上です。
お粗末さまでした。
566: 2007/04/21(土)10:33 ID:SSjUVWDq0(1) AAS
AA省
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