[過去ﾛｸﾞ] フランス書院 美少女文庫 50冊目 (1002ﾚｽ)
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11: みっちり 2021/07/20(火)02:13 ID:B4Qgr04Z(3/6) AAS
感想
前作よりもいい意味でネジの外れてる一作。ピンヒロイン×ライトフェチという流れがとてもスムーズ。
挿絵は「ぐらんで」 タイツ漫画を連載していた過去があり、ヒロインと同レベルのタイツフェチという適材。
絵的には漫画調。「変態ヒロイン」というのを強調したいのか、にへらと崩れているものが多い。
そしてタイツのグラデーションにやたらこだわっている。方向性としては間違って無い…はず。
さて展開は、クラスメイトの男子の言い分に我慢ならず、自分の身体を差し出してまでタイツの魅力を語るヒロインとの交際。
文中で指摘されるまでもなく、頭がおかしい。（褒め言葉）
プレイ前にもタイツの構造や素材にまできっちり講義が行われ、「へぇ」と思う程度にはなっている。
ちなみにちらりと過去作のれいわ生徒会長の名前が出てくる。同じ学校だったんかい。
Ｈとしてはやはりタイツ魅力基本。本番回数が計二回と昨今の作品にしては極めて少ない。
だが足コキ、素股、膝枕手コキ、ローションプレイなどがあり、本番よりもそちらを重視する人にはプラス。
最終日にセックスするはずが、中盤に肉欲に負けて致してしまうなどペース配分にも配慮したような展開も。
また幕間にはヒロインの心理描写もあり、ややポンコツなテイストが好みならさらに加点。
さて難点。上記のような点をどう捉えるかで評価が大きく変わる。
タイツの魅力を長々語るヒロイン、処女にもかかわらず自分の身体を賭ける度胸、
タイツコキのみならず全身タイツまで持ち出すフェチぶり…これらに惹かれるか、否か。
あと本番回数の少なさと崩れ顔のある挿絵も一考。
総じると表紙表題通りのピンヒロイン×タイツもの。過去作にも似たようなのはあったけど。
結局はお互いの人柄に惹かれて妥協するなど、ラブコメとしてのバランスが良い。
主人公と同じくタイツにあまり興味が無く、なんとなく表紙買いしてタイツ洗脳されるのも一興。
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