[過去ログ] 母親が他人に犯される 漫画・小説 #13 (1001レス)
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(1): 2012/10/09(火)02:50 ID:Kk0keqU7(1/3) AAS
「女」
思わず声が出そうになった。しかし出なかった。それは恐れのせいだ。
湯浴む母に向かって、どこからか声がかけられた。
生身の声ではない。間違いなく妖かしの声。
藤次は慌てて湯壷を見る。母もまた、声がしたほうに首を曲げていた。
「女」
もう一度声が聞こえる。しかし姿は見えぬ。
同じほうから聞こえたので、母いさはずっとそちらを向いている。
聞いた話ではこのあと「違う」と物の怪は言うらしい。
そのようになった時何が起こるのか。自分は母を救うためどのようにしたらよいのか。
省20
40: 2012/10/09(火)02:52 ID:Kk0keqU7(2/3) AAS
「女」
「はい」
「お前が来るのをずっと待っていた」
「はあ」
「お前は、我が一族の女だ」
「それは前に聞きました」
「ではなぜ早く来なんだ」
「ここで知るまで知りませんでした」
「いくさで破れてからずっとだぞ」
「ですから、知らなかったと」
省9
41: 2012/10/09(火)02:54 ID:Kk0keqU7(3/3) AAS
「ああ、嫌」
「嫌か。この前もその前もしたのに」
「嫌です。ああ」
「したからこそ、お前と我らが一族であると分かったのであろう」
「そうです。ですが、ああ。あ、ああ」
母は手ぬぐいを動かすのを止めていた。両手を湯に沈め、それを突っ張っている。
薄く目を閉じ、体を強張らせて首筋をひどく伸ばしている。
どこかを触られているのか。どこかを撫でられているのか。
少しずつ、湯がちゃぷちゃぷと揺れ始める。湯の中の様子が見えなくなる。
母は、身悶えている。揺れる湯の中で、やはりどこか触られているのか。
省12
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