[過去ログ] 【愛と正義の】等身大ヒロイン総合スレ【58人目】 [無断転載禁止]©bbspink.com (935レス)
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682: 2021/01/11(月)22:19 ID:uyIWEtHV(5/6) AAS
>>681
「でも、みくる先輩はオレの憧れの人だから、みくる先輩といっしょが良いんです!」

自分を助けてくれた時、ミルキィ☆ボンバーとしての先輩は凄くかっこいい人だと思った。
憧れで、追いつきたい人で、いつか隣に立ちたいと願っていた。
そして、目の前にいるみくるさんは、オレの憧れのお姉さんでもあった。
いくら子ども扱いされていても、大好きな事に変わりはなく、その気持ちもいつも変わらない。

「何度聞かれても同じことを答えます!オレはみくる先輩と一緒に戦う為にヒーローを目指しているんです!」
「だから、みくる先輩の…ミルキィ先輩の役に立ちたいんです!」

いつものようにハッキリと答える。
その自分の気持ちに正直なところは父親譲りなのかもしれない。
省5
683: 愛乃みくる ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/11(月)22:46 ID:wc+JQs+c(5/6) AAS
――どうしても気持ちは変わらないらしい。
眩しいくらいに真っすぐに、一点の曇りもなく彼はあたしへの憧れと……好意を口にする。
思春期特有の感情のゆらぎ……そう片付けてしまえばそれで済むのかもしれない。

けれど彼の気持ちをそんな風にあしらってしまおうという気にはどうしてもなれなかった。

「……うん、うんわかった。わかったからそんなに好きとかなんとかはっきり言わんでおくれ、おねーさん顔熱くて溶けそう」

何よりそんな少年の想いを聞く度に顔を真っ赤にして何も言えなくなってしまう、あたし自身がどうにもダメだ。
まったくどっちか子供だかわかりゃしないのだ。

大半まで食べたクレープを最後の一口で頬張り、お茶でグイッと流し込む。
省11
684: 2021/01/11(月)23:18 ID:uyIWEtHV(6/6) AAS
「あ…ごめんなさい。オレ、すぐ思ったこと言っちゃって…」

落ち着くように言われると、ハッとした様子で首を振り、申し訳なさそうに頭を下げた。
好きという感情は正直な気持ちであり、つい思っている事を言ってしまったと更に追い打ちをかけつつ。
思ったことをすぐ口にするのは良くないと、申し訳なさそうにして。

「でも、みくる先輩が戦って傷つくところも、オレは見たくないです…」
「出来る事なら、オレが守って……でもそんな力はないし……」
「早く成長したいのに、オレが子供じゃなきゃ、みくる先輩と一緒に戦えるのに…」

悔しそうに俯きながら、自分に力があればと悔やむ
本気でミルキィ☆ボンバーと共に戦いたいと思っており
その思いは誰にも負けないと自負しているのだが……。
省5
685: 愛乃みくる ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/11(月)23:49 ID:wc+JQs+c(6/6) AAS
「あたしの事はいいの。そーいうお仕事なんだから☆てゆーか、そんなに頼りなく見える?おねーさんショックぅ」
よよよ、と泣きマネなどしてみる。

「……でもま、そんな焦ってもしょーがないって♪今の達也クンに出来ることからやってけばいんじゃね?」
ポン、と彼の頭に手を乗せてみる。

「あたし以外にも誰かが困ってたり助けを求めてたりしたら、出来る範囲でいいから力になってあげるとか」
「それだけでもあたしは嬉しーし、矢面立って戦うだけが華ってわけぢゃないんだぞ☆」
「だからあぶねー事はとりあえずおねーさんに任しときな☆」

まだ何か思い悩んでる、可愛い少年に笑いかけてあげた。

――直後、ゾワゾワと体をつま先から頭まで駆け抜けるような嫌な悪寒が走った。
この嫌な感じは初めてのものではなく、今までも何度となく感じたものだ。
省9
686: 2021/01/12(火)00:12 ID:6o0/7iGT(1/4) AAS
「……わかりました。みくる先輩なら大丈夫だってオレは信じてます」
「でも無理はしないでくださいね?必ず戻ってきてください」

みくるの目をじっと見つめながら、力強く拳を握り締め
必ず帰ってきてほしいと自分の願いをみくるに託し

「住民の避難は任せてください!オレが責任もってやりとげます!!」

みくるが出ていくのを見送りながら、すぐに街へと走り出す
逃げ遅れた人が誰も居ない事を確認しつつ、避難所へと向かう道を走り抜ける……。

「ミルキィ☆ボンバーやばいんじゃないか?」
「かなり追い詰められてない…?」
省9
687: 魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/12(火)00:43 ID:ssu+W9H+(1/3) AAS
嫌な悪寒が強くなる方向へ――『悪』が蠢く現場へあたしは駆け出した。
同時に自分の中で眠る魔力全てを、来るべき戦いへ向けて呼び起こす。
目覚めた魔力が光の奔流となって走るあたしの体を包み、姿を変えていく。

鮮やかな色彩、傍目から見れば戦いにはまったくそぐわない意匠。
でもその衣服はあたしの身を護り、そして誰かを守るための力を与えてくれる。

そう、あたしは正義の魔法少女。無慈悲な悪の横暴から、無力な人たちを守る戦士。
アスファルトを踏みしめる脚が速度を上げる。
行く先に止めるべき敵が現れた。

「――はぁぁぁああああっ!!」

地を蹴って拳を振りかぶる。
省14
688
(1): ◆VLlM0dh9AQ 2021/01/12(火)01:12 ID:6o0/7iGT(2/4) AAS
「ミルキィ先輩……!!」

炎の中から現れたファイアー・ドレイクは怒りに燃えた瞳で敵を睨みつけ、雑魚を一瞬で焼き払う
敵の幹部は新たに現れたヒーローを前に不意を突かれた結果に、ヒーローの出現を知らせる為に撤退を選んだようだ
敵が闇の中に消えていくのを睨んだまま、一歩も動くことなくミルキィを自分の背に隠す
怒りに任せての変身であったせいか、敵幹部にはかなりの強敵に見えたことだろう

「先輩…間に合ってよかった」
「敵は逃げちゃいましたけど…街の人もみんな無事です。先輩のおかげです。」

倒れたミルキィをぎゅっと抱きしめ、そのままお姫様抱っこをするとその場から素早く移動を開始する
怪我をした先輩を連れて戻らなければと、急いでその場から離れ、拠点へ続く道を急ぐ

「…先輩に何もなくてよかったです」
省11
689: 魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/12(火)01:21 ID:ssu+W9H+(2/3) AAS
【わかりました、では一旦凍結ということで】
【つい描写に力入れてしまって時間掛かりすぎてしまってすみません;】
【土曜日ですね、お時間は何時からが良いでしょうか】
690: ◆VLlM0dh9AQ 2021/01/12(火)01:23 ID:6o0/7iGT(3/4) AAS
【こちらもどの程度の濃さでするかとても迷っていまして】
【もう少しスローテンポの方が良ければ、そうさせてもらいますので教えてください】
【土曜日は21時頃から始めることができると思います】
691: 魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/12(火)01:28 ID:ssu+W9H+(3/3) AAS
【いえいえ、これくらいのペースで大丈夫ですよ】
【では土曜21時から再開しますね】
【本日はお付き合いいただきありがとうございました!】
692: ◆VLlM0dh9AQ 2021/01/12(火)01:32 ID:6o0/7iGT(4/4) AAS
【こちらこそ、遅くまでありがとうございました】
【土曜日が楽しみです】
【おやすみなさい】
693: 蒼海剣姫 アラリア ◆oCtbapL5Z.85 2021/01/15(金)21:01 ID:GGrj5M/d(1/2) AAS
【待機します】
【プロフ投下は>>180です】
694: 蒼海剣姫 アラリア ◆oCtbapL5Z.85 2021/01/15(金)23:10 ID:GGrj5M/d(2/2) AAS
【待機解除します】
695
(1): 魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/16(土)21:03 ID:yCSHUd+I(1/4) AAS
>>688
ボロボロになったあたしを見て、彼はとても悲しそうな顔をした。
その表情から読み取れるのは後悔――あたしを一人で行かせた、自分への怒り。
そんな顔しないで。キミのせいなんかじゃない。そう言いたくても体が動かない。

そしてその怒りを彼は自分だけでなく目の前の敵にも向ける。
あたしたちを囲むようににじり寄ってきた格下の戦闘員たち。
新たに現れた彼を敵対勢力と認め一斉に飛び掛かってきたそいつらを、彼は怒りの焔で焼き尽くす。
まばゆい閃光にも似た灼熱の一撃は邪悪な雑兵たちを即座に無力化させてしまった。

「すげ……」

思わず呟いてしまったのは、彼の炎があまりにも熱く――そして綺麗だったから。
省28
696
(1): ◆VLlM0dh9AQ 2021/01/16(土)21:09 ID:wtK/gM5d(1/4) AAS
【お待たせして申し訳ありません】
【今日はよろしくお願いします。】
697: 魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/16(土)21:11 ID:yCSHUd+I(2/4) AAS
>>696
【こんばんは、本日もお願いします〜】
698: ◆VLlM0dh9AQ 2021/01/16(土)21:45 ID:wtK/gM5d(2/4) AAS
>>695
恥ずかしい、そう呟くミルキィにむっと頬を膨らませると
「恥ずかしくなんて、ないです。先輩は怪我をしてるんですから」
少しそっけなく言葉を返す様子は、ミルキィの言葉を聞き入れるつもりはないという様子だった。
それだけ、大切な人に怪我をさせてしまったという想いが強くもあり
もしも誰かに見つかってそれを揶揄われても、自分は気にしないとすら思っていた。
ミルキィ…いや、みくる先輩を好きな事は変わらないのだから…

ようやくビルの上に避難し、敵の気配が完全に消えたことが魔力でわかる。
そうするとようやく警戒を解き、ミルキィをぎゅっと抱きしめたまま
「次も絶対、助けにいきます…。頼ってください、オレのこと」
省22
699: 魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/16(土)22:10 ID:yCSHUd+I(3/4) AAS
「……っはぁ……」

長い長いキスが終わり唇が離れる。
目の前にあった彼の顔が少し離れると、ハッと我に返ったような表情になり。

「あーあー……イヤ、そんな謝んなくてもいいって。ちょーっちビックラこいたけど」
「いくらケガで動けないっつってもマジで嫌だったら全力で拒否ってるし?」

あわや土下座でもするんじゃないかという勢いで詫びる少年。
思春期特有の精神のゆらぎは変身体を通してかなり増幅されているらしい。
あたしは変身前とそう変わることはないのだが、やっぱり男のコはいろいろ出来が違うんだろーか。

「あーもーほら、子供がオトナにいちいち謝んな☆助けてもらったんだしこんぐらいのことで怒ったりしねーから☆」
相当気に病んでいるのか興奮してしまっているのか、何やら早口でまくし立ててる彼の頬を手でむにゅっと挟んでやる。
省6
700: ◆VLlM0dh9AQ 2021/01/16(土)22:53 ID:wtK/gM5d(3/4) AAS
キスまでなら許す、その言葉を聞くと同時に間髪入れずに唇を奪った。
感情が抑えられず、とにかく彼女を自分の物にしたくて仕方ない…。
先ほどの怒りの感情が欲望に入れ替わってしまったかのように……彼女の唇を奪った。

「ミルキィ先輩、オレ…オレ…先輩の事好きだ!!」

その言葉を吐き出すと同時に唇を奪ったまま、口内に舌を押し込む。
舌を口の中で舌を探すように暴れさせ、彼女の舌を見つけるとそれを撫で回し…強い力で吸い上げる
まるで魔力でも吸い上げようとするかのように、じゅるると音を立てて唾液まで啜り
まるで本物の竜になり宝物を欲するかのように、自分の欲望に忠実にもなっているようだ

「せんぱい…クレープの味する…」

何度も啄むようにキスをしながら、先ほど食べたクレープの味がするといって微笑み
省3
701: 魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. 2021/01/16(土)23:05 ID:yCSHUd+I(4/4) AAS
「んん……!」

再びの熱い接吻。
だけどさっきのと違い唇を重ねるだけにはとどまらず、口内へと舌が入り込んでくる。
強い、彼の情愛が籠ったキス。

「……ふ……ぁっ……!」

じゅる、と唾液を啜り舌を絡める。
まるで口内を隅まで蹂躙されるよう。
痺れて、頭がぼーっとして。息苦しさと相まって気が遠くなってくる。
身体の痛みすらも忘れる程の、熱い熱い口づけ。

「ん、ふぅぅ……っ」
省4
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