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いい加減暇だから、小説書いてみた。 (84レス)
いい加減暇だから、小説書いてみた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erocg/1288448155/
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7: ...φ(・ω・`c⌒っ [] 2010/10/30(土) 23:23:54 ID:A1GKdA8r 「しょぼい家ねえ、ワインの一本もないなんて。」 そう言いながら、鹿の燻製を大口で噛み千切り、麦を発酵させたアルコール濃度の低い酒を流し込む。 少年の家は裕福な家庭ではない。狩人である祖父と少年だけの家庭である。 冬用の備蓄もそろそろ底をつきかけている厳しい少年の家庭の台所事情等おかまいなしで、 少女は食料を胃にかきこむ。既に、この食事だけで3日分の食料はやられていた。 「不味い食べ物だけど、空腹は満たしたわ。今度はもっとまもとな物を用意しなさい。レント、命令よ?」 少女は腹をさすりながら、少年に言う。 「まだ、冬は終わっていない。まともな食料なんてあるわけないよ。サーシャ」 と、レントと言われた少年が口を開いた瞬間、レントにサーシャと言われた少女の肘鉄が飛ぶ。 「サーシャ様でしょ?あんた、自分の立場、分かってるの?奴隷よ、奴隷。」 肘鉄を受けたレントがサーシャを睨み、何か言いかけたところで、レントの祖父が口を挟んだ。 「孫があんたと約束してしまったからには、言うことは聞く。孫をみすみす地獄行きにするわけにもいかんでな。 しかし、あいにく、ウチの家は裕福ではない。 それが嫌なら、ワシとしては、出て行ってもらった方がありがたいんだが。」 サーシャは家の中を見渡す。 家は木と石をつなぎあわせ、それを土で塗り固めただけの簡素な掘っ立て小屋で、 かなりの老朽化が進んでいる。 つぎはぎだらけのボロ布のような衣服をまとった二人。 「まあ、私も、贅沢は言えない立場みたいね。奴隷は生かさず殺さずってのが 鉄則だし。しばらくは我慢しましょう。」 サーシャがレントに要求したものは、当面の食料と寝床だった。 羽は動くものの、まだ、本調子とは言えない。 傷が癒えた後、塔の上の大地に戻るのだという。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erocg/1288448155/7
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