[過去ログ] 【火山性地震】/監視スレ\★86【富士山ほか】 (1002レス)
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32: (神奈川県) 2019/08/09(金)17:37 ID:XVDoawU/0(1/3) AAS
>>1
スレ立て乙です。
>>4に追加です。

産総研や気象庁の資料をはじめ最近はWikiなどでも噴火噴出量のDRE表記が増えているのでその説明です。

※「マグマ噴出量(DRE)」と「見かけの噴出量」。
DRE(Dense Rock Equivalent)とは溶岩(マグマ)密度換算値のことで、これで表される噴出量を「マグマ噴出量」とも言う。
単位は体積のkm3にDREを付けてDRE km3やkm3 DREと表記される。

噴火の大きさは、噴火の本質物質であるマグマの噴出量(体積)で測ることが多い。
しかし同じマグマ由来の噴出物でも、火山灰や軽石、スコリアなど火砕物はマグマから著しく発泡して空隙が多い。
そのため見かけの体積が増しているが、それをそのままに求めた噴出量を見かけの噴出量と言う。
対して元のマグマの量に換算して求めた噴出量をDRE換算体積(マグマ噴出量)と言う。
なお、溶岩流や溶岩ドームはマグマがほぼそのまま出てきたものなので、DREもほぼそのままの体積で良い。
外部リンク[html]:gbank.gsj.jp 噴出量の項参照。
外部リンク:ja.wikipedia.org マグマ噴出量の項参照。
参考までに火砕物主体の噴火の場合、DREは見かけの噴出量の1/3〜1/2強程度になる。

マグマ噴出量(DRE)と見かけの噴出量の関係を分かり易く例えると、降水量と降雪量の関係に似ている。
雪は雨粒より空隙が多いので1m(1000mm)の降雪量でも、溶かして降水量に直せばずっと減るという具合。
よって、降水量と降雪量を比較する場合は、降雪量を降水量に直してから比較する。
火山噴火の場合も防災目的ならともかく科学的に規模を比較する場合はマグマ噴出量(DRE)に統一した方が良い。
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