[過去ログ] スクールランブルIF16【脳内補完】 (756レス)
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400: 04/11/11 14:23 ID:kaJdGuV6(1/6) AAS
GJです。 先を越されてしまいましたね。 拙作も後で投下します。 個人的には、2番ですが。
401(2): バレンタイン 04/11/11 15:32 ID:kaJdGuV6(2/6) AAS
2月14日。バレンタインデー。
今までの俺には、関係ない日だった。
しかし、今年は違った。
絃子以外に、妹さんがチョコをくれた。
嬉しい反面、悲しくもあった。
天満ちゃんが、今日告白する事を知っていたから…
昼休み、屋上で告白の練習に付き合わされた。
「こ、これ、受け取って下さい! ずっと、ずっとあなたの事が好きでしたっ!」
必死な顔で、俺の目を見つめながら練習する天満ちゃん…
省21
402: バレンタイン 04/11/11 15:33 ID:kaJdGuV6(3/6) AAS
その日の午後は、何もする気がしなかった。
気が付くと、夕方で、雪が降っていた。
(天満ちゃん、今頃…)
そんな考えが頭をよぎる。頭をブンブンと振る自分がいた。
「帰るか…」
靴を履き替え、校門に向かって歩き出す。そして、中庭を通りかかった時だった。
天満ちゃんが、ヤツに告白していた。
反射的に俺は身を隠した。
遠くて聞こえないが、顔を真っ赤にして告白していた。
ヤツはチョコを受け取り、天満ちゃんに何か言った。
省7
403: バレンタイン 04/11/11 15:34 ID:kaJdGuV6(4/6) AAS
「…!!??? お嬢?」
クラスメイトの沢近愛理だった。
体をギュッと押し付けて、小さい声で言った。
「ヒゲ……ううん、播磨君……私じゃ…ダメ…かな…」
「お嬢……」
「ずっと…ずっと、播磨君が……あたし、播磨君のことが……」
悲壮な声に、俺はただ黙って聞いているしか出来なかった。
「こんな時にって、解かってる……でも…でも、あたし…」
服を掴む手にギュッっと力を込めて、俺を見つめた。
「あたし、播磨君の事が好きなの……」
省1
404: バレンタイン 04/11/11 15:34 ID:kaJdGuV6(5/6) AAS
生まれて初めて告白された。それも天敵と思っていた、お嬢に。
俺はお嬢に向き直った。何か言おうと思うけど、何も出てこなかった。
「あ、あー、お嬢」
ビクッとお嬢の体が震えた。
「上手く言えないんだけどよ、俺は、その…」
「言わないで!」
お嬢が俺の胸に飛び込んできた。
「言わないで…あたしの気持ちを知って欲しかっただけだから……播磨君が好きって気持ちを…」
そっと、抱きしめてみる。こんなに体を冷やしてまで俺の事を……
思えば、ずっと見ていてくれていた気がする。
省18
405(1): バレンタイン 04/11/11 15:36 ID:kaJdGuV6(6/6) AAS
>>399氏に続いて、試し描き氏の作品に触発されたSSです。
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