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252: 2021/04/26(月)23:38 ID:0(249/827) AAS
2007年8月20日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州ジェデディア島の浜辺で、男物のジョギングシューズが片方だけ落ちているのを、12歳の少女が見つけた。靴の中には靴下が、そしてその中には、人間の足が入っていた。

 それから6日後、近くのガブリオラ島で海辺のハイキングを楽しんでいたカップルが、黒と白のスニーカーを発見した。その中にも、やはり腐敗した足が入っていた。ジェデディア島で発見された靴と同じサイズだったが、2つが同一人物のものでないことは明らかだった。発見された足は、どちらも右足だったのだ。

 通報を受けた警察は、あぜんとした。「ほぼ同時期に2人の人間の足が発見されるなんて、怪しすぎます。1個見つかるだけでも100万分の1の確率に等しいというのに」。王立カナダ騎馬警察のギャリー・コックス氏は、地元紙バンクーバー・サンに対しそう語った。
 その翌年、付近の浜でさらに5個の靴が発見された。なんとも不可解な一連の出来事に、カナダ中が震え上がり、足に何か恨みでも持つ連続殺人犯の仕業かなどと、メディアでは様々な憶測が飛んだ。

 その後も浜に流れ着く靴の数は増え、12年の間にバンクーバー島を取り巻くセイリッシュ海で計15個が、そこからすぐ南の国境を越えた米国のピュージェット湾でも6個が発見された。古い登山靴1個を除いて、他はすべてスニーカーだった。一連の発見は広く知れ渡り、ウィキペディアには専用のページまで作られた。だが、有名になれば便乗したいたずらも増える。ニワトリやイヌの骨を詰めた靴も、カナダ中の浜辺でたびたび発見されるようになった。

中略

アンダーソン氏は、さらに水深が深いところでもブタを沈めて実験を続けた。すると、なかには4日もたたないうちに骨だけにされてしまった死体もあった。

問題の足の部分だが、海の掃除屋である甲殻類などは、骨やその他の堅い部分は避けて、周りにある柔らかい組織だけを食べることがわかった。そして、股関節の堅い関節と違って、足首は靭帯など主に柔らかい結合組織でできている。つまり、靴を履いたままセイリッシュ海に沈んだ死体は、海の生物に食べられて足首の関節が外れ、体から離れてしまったと考えられる。

 実際に、セイリッシュ海で見つかった足はすべて、海洋生物に食べられたり分解されるなどした自然現象によって体から外れたように見えると、ヤゼジアン氏は言う。誰かに足を切られたわけではないので「『切断された』という言い方はしないでください」と同氏は指摘する。検視の結果、どの骨にも切断された跡は見られなかった。

全文はナショジオ
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
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